「
ほんのりと 香り始めた 沈丁花 その花の色 白きに限る」、「川中の 重機隠れて 花と人 溢れて混じる 京嵐山」、「大雨の 季節見越して 川工事 予測のつかぬ 地震と違い」、「整った 川の眺めや 人を待つ 桜満開 もうしばらくぞ」

本カテゴリーは使用する写真を撮った日と投稿日との間に数日から2週間ほどのずれがあるが、
「その1」は去年1月20日に投稿した。去年3月29日投稿の
「その4」の写真からは工事が5月末までと計画されていたことがわかるが、4月2日投稿の
「その5」では蛇籠の改修工事が3月上旬に終わっていることがわかる。ところで、もう1週間ほどで税金の申告の期日だが、それは去年1月1日から12月31日までの収入と経費を計算するし、学校の新年度は4月から始まる。「その1」から「その5」は去年ではなく、一昨年度の工事であったから、今年1月4日に投稿し
「その6」は去年度の新たな工事として別の題名で「その1」とすべきであったが、同じ場所の同じ工事であるので通し番号がいいと考えた。となれば毎年この渡月橋のすぐ下流の堰の蛇籠の改修工事の様子を撮影して投稿するならば、やはり同じ題名で「その○○」の数字を増やして行くことになるだろう。それでは各年度の区切りがわかりにくいが、年末から3月までの投稿というひとまとまりになるから、各年度別の工事はそれら投稿月からわかる。昨日撮った今日の写真が示すように築かれていた土砂の山はすべて撤去され、中ノ島公園に重機が残されている。200メートルほど下流に動いている重機が見えるので、観光客の目に留まる渡月橋付近の工事のみ桜の開花に間に合わせた。前述のように5月末までとなれば新年度にわたっての工事で、つまり川の水が著しく増す梅雨まで浚渫を含んだ河道工事をする。そしてまた雨の少ない初冬になれば夏の間に荒れた河道を修復する工事が始まるはずだが、桂川から続く淀川でもたぶん同様の工事は行なわれているのだろう。伏見港から大阪天満までの三十石舟は淀川の底が堆積土砂で運行出来なくなっているということを数十年前に何かで読んだ。その後少しずつ浚渫は行なわれ、部分的には船底の浅い昔の木船の運行が可能と聞いたことがある。伏見港付近では観光目的の十石舟の運行はあるが、その舟が府を跨いで
枚方の鍵屋まで下って行く話は聞かない。わずかな数の観光客のために淀川を浚渫することは経済的に割に合わないが、浚渫は観光船のためではない。ある一定以上の土砂が堆積すればその付近では洪水の被害を受ける可能性が増すから、浚渫工事は決してなくならない。ましてや一級河川の桂川や淀川では当然だ。淀や八幡辺りはまだしも、嵐山となればなおさらで、流域には重要度の差があるのは致し方がない。川下りは保津川が有名で、亀岡から嵐山まで一度は経験するとよい。嵐山から三川合流地まで桂川を舟で下ることは江戸時代にもなかったのではないか。