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●渡月橋間近の下流堰工事、その10
臂した 慧可に応えぬ 達磨には 手足なくても 転んで起きて」、「寒中の 川に浸かりて 作業する 辛い覚悟は 平気の兵器」、「ロボットが いずれやるとも 今は人 重機の出来ぬ 手仕事はあり」、「造花でも ないよりましか 気遣いや 飾りの国の 女の文化」
●渡月橋間近の下流堰工事、その10_d0053294_01012221.jpg
今日の写真は先月19日のものだ。重機で川底の土砂を浚い、それをトラックで別の場所に運ぶには人の直接の手先を汚す必要はないが、今日の最初の写真の右端に積まれている金網に玉石を詰め込む作業は、重機ですべて間に合うことはない。スーパーに向かう際に見るだけで、河川改修工事の動きについてはつぶさに知る由はないが、気になる光景として数人の男性が胸まで水に浸かって作業している様子がある。いかにも現場監督といった雰囲気の人も混じっていて、重機のみではどうにもならない現場だ。金網の籠に石を詰めるのは石の大きさから手作業ではないと思うが、石の選定や微妙な詰め込み角度の調整は人手を要するだろう。そうして形を整える蛇籠の加工は川岸で出来るにしても、しかるべき場所に据えるには川の中で作業員が重機運転手に微調整を指示する必要はある。ザッパの曲の歌詞に寒空に立つ警察官を労うものがある。さまざまな仕事があって世の中は動いている。ロック・ミュージシャンはいなくてもいい職業と思っている人にザッパは暗に同意していたかもしれないが、道楽者でもそれなりの存在価値はある。そう思わねば筆者はほとんど誰も喜ばないこうしたブログを書き続ける気にはなれないが、実際のところは存在理由はないと思っている。それはともかく、一年で最も寒い時期に川中で作業する人の姿を見るのは感動的で、本人の気分を想像してみる。早く5時になって仕事を終え、温かい湯舟に浸かった後にビールを飲みたいと思っていると考えるのは凡人で、実際は任務に当たっていることに夢中で水の冷たさに囚われておらず、快感を覚えているのではないか。辛い仕事には違いないが、自分の役割と腹をくくれば積極的な意思が働く。そのように見えるから感動的であって、結局は自分の仕事となれば全力投入することが尊い。それは他の動物でも同じだ。しかし人間の細かいどのような手作業もロボットが代用出来る時代になれば、肉体労働は消えるのかという疑問がある。筆者は消えないと思う。たとえば人間が登山をする限り、極限状態での肉体の役務はなくならないはずで、死の危険性を伴なう場合ほどそうだろう。その代表はとび職だ。彼らの仕事は建築がある限り途絶えることはない。川の中での作業員もとび職も普段は目につかない。彼らがいて知らない間に社会がうまく機能している。机上の頭脳の仕事がまずあって彼らの仕事があると言えはするが、頭脳の仕事は命がかかっているかと言えば、道楽みたいなところがあって、世界は道楽者が動かしていると言ってよい。政治家がその代表で、最も気楽で無責任な職業ではないか。
●渡月橋間近の下流堰工事、その10_d0053294_00253434.jpg
 最初の写真は立ち入り禁止用の横棒の手前に立って遠近を考慮して撮った。この横棒は正式にはどう呼ぶのか、両端の支柱はキティちゃんの顔になっている。おまけに工事現場の無粋さを緩和するために造花を挿してある。日本中の工事現場に使われているとすれば、こういう造花を製造する工場は商売安泰だろう。横棒のすぐ向こうは鉄板を敷き詰めてある。これは重機を使う現場ではたいてい見かけるが、家の前の側溝に被せて駐車場にする場合にも使われる。1枚を移動させるのに男ふたりでは無理ではないか。2枚目の写真は同じく中ノ島公園内のより渡月橋に近い場所から同じく北を向いて撮った。蛇籠の設置工事に必要なのかどうか、川中に土砂を山のように積んだ箇所がある。これはすぐ近くの川底を浚ったものではない気がする。渡月橋の上流の浚渫から出たものとなれば、渡月橋下流まで運んでから搬出しているのだろうか。あるいは蛇籠を構築するのに川の流れを堰き止める必要から、黒い袋の土嚢を作る必要があり、その工事中の一時的なことのために浚渫土砂を転用しているのかもしれない。数日に一度、しかも買い物に行く途中のわずかな立ち止まりの観察では本当のことはわからない。3枚目の写真は別のカテゴリーに投稿すべきだが、同じ日に撮ったのでついでに紹介する。上の写真は右上に雄の鴨が写っている。撮る気になったのは鴨ではなく、左下の黄色い球だ。これは上流から流れて来たカリンだろう。撮影場所は「風風の湯」の露店風呂のすぐ北を流れる桂川の支流で、中ノ島橋の上から撮った。この橋は地元では太鼓橋と呼ばれ、橋の一番盛り上がったところから上流を背景に観光客のカップルが記念写真をよく撮っている。それほどに上流の景色は美しい。この支流は渡月橋のすぐ上流で分かれ、客を下した保津川下りの舟が「風風の湯」の上流100メートルほどの舟揚げ場まで人力で漕いで行く。太鼓橋からは最奥にその舟揚げ場が見える。この支流の底にも大量の土砂が堆積していると聞くが、それを浚うのに重機をどのように入れるか。写真ではカリンの実のある場所は、鴨が泳ぐ川面と、水深2,3センチの茶色のコンクリート堰の境で、その堰にカリンが引っかかって下流に流れない。堰の高さは2メートルはあると思うが、それでは重機が下流から登れず、強固な仮設の斜面を造る必要がある。それはたやすいはずで、近年中にこの支流の堰から上流の川底の土砂を浚う工事があるだろう。3枚目の下の写真は家内と嵯峨のスーパーを回っての帰り道で、カリンはついに太鼓橋の下流側に流されてそこで留まっていた。きわめて硬い実で、魚も鳥も見向きをしない。これがさらに流されてやがて海に行き着き、その頃にはかなりふやけてついばむ魚がいるかもしれない。筆者が知らない間に同じようにカリンの実は桂川を流れているのだろう。
●渡月橋間近の下流堰工事、その10_d0053294_01024614.jpg


by uuuzen | 2024-03-03 23:59 | ●駅前の変化
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