「
ありません まとせの間 温入れて 変わりますがな 有馬温泉」、「鵜屋消えて 敷地の跡に 砂利の円 ひとまず丸く 収まりました」、「加工せぬ 写真が示す あった過去 先は見えねど わかるは多し」、「桂川 オセロゲームの 鷺と鵜 盛んに魚 逆さに逃げて」

今日の写真は今日撮った。鵜屋取り壊しについての先月中旬のニュースを改めて読むと、鵜屋を建てたのは嵐山鵜飼観光文化振興協会で、その副理事が嵐山通船の前社長であった。鵜屋完成の2020年に解任されたのは、使えない鵜屋を建てたからだろう。京都府が建設許可をし、去年取り壊しの命令を出したが、場所が問題であったかどうかまでは記事は触れていない。通船の前社長はどこにどのような形の鵜屋を建てるかを府に申請したはずだが、中ノ島公園が駄目ならばそもそも工事が始まった段階で府は停止を命じたであろう。その辺りのことがニュースではわからないが、建設地に問題がないのであれば、1000万円かけて取り壊さず、そのお金で一部を改造すれば済んだのではないか。通船の前社長は鵜飼観光文化振興会を設立して鵜屋の建築に漕ぎつけ、なかなかのやり手であったと言えるが、鵜屋の壁面に抗議文が貼り詰められたことは、嘘か本当かわからないが、真珠の首飾りを宮家にも配るなど、やり方が強引で表沙汰になれば批判を免れ得ないものであった。鵜屋が取り壊されると建築許可もなかったことになるのかどうか、その点も筆者にはわからないが、1億円の建設費を投じて実用されず、1000万円の解体費を嵐山通船が支払うべきという府の考えは、裁判になればどこまで認められるだろう。つまり府に全く落ち度がなかったかどうかだ。また前社長が1億円をどう調達したかだが、銀行から一部借りたとすれば現社長はその支払いをせねばならず、一方で解体費の問題もあって、前社長と喧嘩状態になって当然か。ただし前社長の下で現社長がどのように働いていたか、あるいは全く前社長とは面識がないのかだが、この点もわからない。鵜屋がうまく機能していれば前社長はまだ社長であったと思うが、そうなれば鵜飼いとセットにして鵜屋を見せるなどの新たな商売の展開を考えていたのだろう。鵜飼いが行なわれる渡月橋上流近くにおいて鵜屋にふさわしい立地は中ノ島公園以外にない。またその中でも東端に近い今回建った場所しかあり得ない。宇治川に比べて嵐山の鵜飼いは知名度が低く、いずれその挽回を考えて宇治と同じタイプの鵜屋を建てる話がまた持ち上がるのではないか。中ノ島は洪水で浸水しやすいが、土台を高くすれば大丈夫だ。10数年前の台風による嵐山の被害は全国に放送され、中ノ島が水に浸かった映像も流れたが、中ノ島東端の「日中不再戦」の石碑はびくともしなかった。今回の鵜屋とその石碑の間に大きなトイレがあrう。それを壊せば敷地は確保出来るが、取り壊し許可が出たとして、誰がそれを支払うかの問題がある。「ありません まとせの間 温入れて 変わりますがな 有馬温泉」、「鵜屋消えて 敷地の跡に 砂利の円 ひとまず丸く 収まりました」、「加工せぬ 写真が示す あった過去 先は見えねど わかるは多し」、「桂川 オセロゲームの 鷺と鵜 盛んに魚 逆さに逃げて」鵜屋取り壊しについての先月中旬のニュースを改めて読むと、鵜屋を建てたのは嵐山鵜飼観光文化振興協会で、その副理事が嵐山通船の前社長であった。鵜屋完成の2020年に解任されたのは、使えない鵜屋を建てたからだろう。京都府が建設許可をし、去年取り壊しの命令を出したが、場所が問題であったかどうかまでは記事は触れていない。通船の前社長はどこにどのような形の鵜屋を建てるかを府に申請したはずだが、中ノ島公園が駄目ならばそもそも工事が始まった段階で府は停止を命じたであろう。その辺りのことがニュースではわからないが、建設地に問題がないのであれば、1000万円かけて取り壊さず、そのお金で一部を改造すれば済んだのではないか。通船の前社長は鵜飼観光文化振興会を設立して鵜屋の建築に漕ぎつけ、なかなかのやり手であったと言えるが、鵜屋の壁面に抗議文が貼り詰められたことは、嘘か本当かわからないが、真珠の首飾りを宮家にも配るなど、やり方が強引で表沙汰になれば批判を免れ得ないものであった。鵜屋が取り壊されると建築許可もなかったことになるのかどうか、その点も筆者にはわからないが、1億円の建設費を投じて実用されず、1000万円の解体費を嵐山通船が支払うべきという府の考えは、裁判になればどこまで認められるだろう。つまり府に全く落ち度がなかったかどうかだ。また前社長が1億円をどう調達したかだが、銀行から一部借りたとすれば現社長はその支払いをせねばならず、一方で解体費の問題もあって、前社長と喧嘩状態になって当然か。ただし前社長の下で現社長がどのように働いていたか、あるいは全く前社長とは面識がないのかだが、この点もわからない。鵜屋がうまく機能していれば前社長はまだ社長であったと思うが、そうなれば鵜飼いとセットにして鵜屋を見せるなどの新たな商売の展開を考えていたのだろう。鵜飼いが行なわれる渡月橋上流近くにおいて鵜屋にふさわしい立地は中ノ島公園以外にない。またその中でも東端に近い今回建った場所しかあり得ない。宇治川に比べて嵐山の鵜飼いは知名度が低く、いずれその挽回を考えて宇治と同じタイプの鵜屋を建てる話がまた持ち上がるのではないか。中ノ島は洪水で浸水しやすいが、土台を高くすれば大丈夫だ。10数年前の台風による嵐山の被害は全国に放送され、中ノ島が水に浸かった映像も流れたが、中ノ島東端の「日中不再戦」の石碑はびくともしなかった。今回の鵜屋とその石碑の間に大きなトイレがあrう。それを壊せば敷地は確保出来るが、取り壊し許可が出たとして、誰がそれを支払うかの問題がある。

