「
一日の 罪を重ねて 崩れるは 積み木遊びで 幼な子も知り」、「来年は 新しきこと ありそうな よきことのみを 想うが勝ちと」、「定点の 観測続け 変化知り 時代の読みの 一助となすや」、「上水と 下水を通し 準備終え 電気とガスは つなぎは不要」
今日の写真は2日前に撮った。2年半近くもフェンスで立ち入ることの出来なかった駅前の林についに変化があった。今月20日、上水と下水の管をつなぐ工事が1日で終わり、写真のような状態になった。オレンジ色のシートで覆われているのはフェンスの一部を撤去したためで、シートの右端の少し右手に下水管につながる下水の点検口の灰色の筒が立ち上がっているのが見える。そのすぐそばに水道の蛇口もあって、林の中の草地に飲食を提供する何かが出来ることは確実になった。トイレは嵐山公園にたくさんあるのでこの場所に必要はない。また車の出入りのために歩道と車道を区切る敷石の一部が低いものに取り換えらえた。下水と水道をつなぐために車道の舗装を一部掘った跡が見える。冬場であるので樹木が葉を落とし、芝生もほとんど枯れて殺風景となり、地面が大幅に露出した。来春はもう以前の緑豊かな芝生地は望めないだろう。こうなると何が建つのかが気になる。20日に地元の事情通のFさんと話す機会があって話題にしたが、Fさんは情報を持っていなかった。こうした駅前周辺の工事は通常は自治会住民にチラシが入るが、今回は住宅地からやや離れた林の中ということで報告の義務はないと考えられたのであろう。昔は京都は2月と8月が観光客がほとんど来ない暇な時期と言われていたが、コロナ以降はそれが関係なくなり、当然12月でも観光客は大勢やって来て、この林の前の歩道を往来する。彼らが休憩がてらの林の中に入らないようにとの意味もあってオレンジ色のシートでフェンスの途切れ箇所を覆っているが、芝生がない状態では誰も入ろうとは思わないだろう。それはともかく、新たな施設が出来るまで同じ撮影場所から定期的に撮影するつもりでいる。来春の花見客を目当てに建つであろうから、3月初旬には大きな動きがあると想像する。嵐山駅の売店はローソンが経営しているから、阪急がこの林の中に直営店を出すことはまずないはずで、どこかの業者が土地を借りて何かを販売するに違いない。渡月橋から少し上流の福田美術館のすぐ近くにテイクアウトのコーヒーを提供する店が大繁盛しているので、たぶんその二匹目のドジョウを狙った店と思うが、店内に椅子がある喫茶店になる可能性もある。そうなれば駅前の喫茶らんざんと競合することになる。それではやや面倒なことになりそうな気がするが、Fさんもそんなことを予想していると思う。合法に商売するのであれば競合店が出来ても古い店は文句を言えないが、「風風の湯」が建つ時はその内部で食事を提供するなという反対の声が地元の商家から上がった。