「
ひどい人 レッテル貼って 貶めて あんた個人の 考えなのに」、「ラベル見て 中身判断 ド素人 見える上辺の 虚飾の魅惑」、「蝋垂らし 印押し付けて 口封じ 飲みたいならば 金を払えや」、「切手舐め 貼ること知らぬ 新世代 LINEスタンプ ベロ出しの口」
今日の最初の写真は2週間ほど前に撮った。このシールで埋め尽くされた「照明分電盤」は嵐山の渡月小橋の南端西にあって、すぐ南が料理旅館「花筏」だ。また猿が群がる遊園地の山への登り口にほど近い。付近は桂川に向かっての眺めが写真撮影にはなかなかよく、渡月橋辺りは外国人観光客で日々あふれ返っている。この分電盤は何年も前から塗装が剥がれるなど、見栄えは悪かった。それを少しでも隠す意図からか、あるいは逆に手入れが行き届いていないのでなおさらいたずらしてやろうとの思いのほうが大きいだろうが、ある日誰かがシールを貼った。それが目につくとさらにまた誰かが貼る。群衆心理はそういうものだ。最近スーパーへの途上、自転車でしばしば通る線路沿いの道がある。そのとある空き地に「ゴミ捨て厳禁」の立て看板が目立ち、看板の周囲に瓶や缶などのゴミが目立つ。少し離れた看板のない場所はきれいなままだ。え、ゴミを捨てる人は看板に反抗的な気分になるのだろう。話を戻して、筆者が渡月小橋のこの分電盤のシール満載に気づくのは、以前はこういう状態でなかったからだ。塗装の剥げを放置していると、それが気になる人は少なくないはずで、そういう人の中にいたずら心が湧く場合があって、シールを持っているとそれを貼ろうとする。そうして目立つと誰もが同様のことをする。このシール満載状態はSNSで「バスる」ことと同じだ。筆者がこうして写真を紹介すると、そのバズり具合に拍車がかかるかもしれず、嵐山の新名所となるかもしれない。いつからこのような状態になったか。当然外国人観光客の急増以外にない。つまりこの2年ほどだ。夜間の照明に不具合が生じて分電盤の内部を調べる人が、いずれはついでにシールを全部剝がすが、頻繁にその作業をしない限り、また同じ状態になる。さて一昨日の「ザッパロウィン」でさあやさんがこれまでの「ザッパロウィン」用に作ったチラシのデザインをシールに印刷し直したものを配布した。今日の2枚目の写真がその6年分のデザインだ。シールは100枚で1万円だったそうで、「ザッパロウィン」は演奏者の出品が嵩む。筆者の
手製の「お土産」も毎回家内に呆れられているが、せっかくのお祭りで、尽力や出費は気にしない。シール6種を切り分ける作業を963さんがしたらしい。手違いでスケルトンとして印刷され、貼る箇所が白地以外では絵柄がうまく見えない。分電盤に貼っても目立たないので使用は控えておこう。この分電盤のグーグルのストリートヴューの最新画像は今年9月だ。2年後の次の撮影の直前頃に何か目立つシールを貼ればストリートヴューの記録に残る。