「
年玉に 菓子のボーナス おっとっと 正月気分 抜けた今食べ」、「恐竜の 骨を発掘 楽しみは ジグザグソーの パズル組み立て」、「おっとっと 割れた菓子あり 仕方なし そのまま口へ 投げ入れ消えて」、「割れおかき まとめて安価 よく売れり 金乏しきは 常に多かり」
「おっとっと」は赤色の箱とは別にたまに緑色のものが売られる。味が違うのだが、焼き方もそうだろう。「おっとっと」が値段の割においしいのかそうでないのかはわからないが、菓子の値段は三条大宮を少し西のタカギで見ると、少しずつ上がって来ている。家内はおかきやあられ、特にエビ満月が大好物だが、これは他の菓子よりグラム数ではかなり割高だ。肝心のエビの値段が上昇して来ているからだろう。家内は「おっとっと」の味の感想を言わないので、価格相応なのだろう。エビ満月味の「おっとっと」というのもあり得るから、パッケージのデザインはいわば無数の可能性があるが、商品の種類が多くなり過ぎると、日本の切手の種類が民営化以降に急増したことと似て、消費者は買い控えをするだろう。現在の箱入り「おっとっと」は年に4種から6種の販売と思うが、それで充分な気がする。そうでなければ筆者もブログに取り上げることが忙しい。さて、今日の写真の新パッケー時は先日見かけた。
去年11月中旬の赤箱と同様、恐竜発掘シリーズで、ティラノサウスルが4つのパーツで完成する。2枚目の写真からわかるように、他に菓子1個の単体恐竜が5種類含まれ、買った箱にはその5種は含まれていたが、肝心のティラノは肝心の頭がなかった。また箱の絵を見ないで組み立てたので、写真では胴体を逆さに置いている。「いつもの仲間」は13種で、うち3個が含まれていなかった。この「いつもの仲間」は不要なので、全部恐竜であっていいと思うが、そうなると発掘の楽しみが減る。めったにないものを探すのがよく、いくらでも同じものがあれば探す気が起こらない。この稀にあるものをそうでない多くのものに混ぜる商法は昔の駄菓子と同じで、100個のうちひとつ程度が当たりとして仕組まれる。これを射幸心を煽ってよくないと言われた時期があったと記憶する。「おっとっと」ではこっそりとその商法が恐竜シリーズに活かされ、それを恐竜の骨の「発掘」に引っ掛けているところがさすがだ。菓子が骨ではなく、恐竜の外形を象っているのは、骨から実際の姿を想像し、イラストや動画を作ることからして当然で、「発掘」は青銅器が地中から発見されることを思えばよい。となれば味の違いで新商品を作るのではなく、「発掘」をテーマに恐竜以外のものが取り上げられる可能性があって、「おっとっと」は知育玩具菓子として認知され、射幸心を煽るとは誰も言わないだろう。コンソメを愛する人は紺染めの藍もそうであるのか、今日の題名の歌は子どもに理解し難いか。「おっとっと」で大人が遊ぶならば、筆者の本投稿の短歌が一例になる。
●スマホやタブレットでは見えない各年度や各カテゴリーの投稿目次画面を表示→→