「下線引く ほどの大事な こと忘れ 意味のなきこと 頭に詰まり」、「ポケモンに 魚のキャラ いなければ コラボ不可思議 おっとっとでは」、「ピカチュウの 尻尾ギザギザ 稲妻か ピカっと光り チュウを飛ぶのか」、「ピカピカに 光る頭を ピタピタと 赤ちゃん叩き 爺はチューする」 箱に「ポケモンの形 全４９種 ゲットしよう！」とあって、『ポケット・モンスター』はキャラクターが多いことを知っていたが、それほどとは思わなかった。４９種に全部名前があり、そのシルエットで何のキャラかわかる子はたくさんいるのだろう。なぜ４９種作ったのかと言えば、数を打てば当たるで、商品の展開を狙ったのだろう。中でもピカチュウが特別人気が出て、今は誰でも知る。ピカチュウが何を象ったものか。筆者はその画像を見た時から尻尾が鋭角のジグザグで表現されていることに違和感を覚えている。ところがそれこそが作者の斬新な狙いであったのだろう。実在の動物でそのような鋭角の部位はあり得ない。しかし漫画やアニメはそのあり得ないことをむしろ前面に押し出す。ファンタジーの名のもと、何でもありだ。筆者は夢でもそのような突飛な空想の動物を見ないが、多くの人を印象づけるにはあり得ないことを堂々と主張することが効果的だ。ピカチュウは雷の妖精みたいなものと思うが、黄色であるのは稲妻の光をそのように思うからだろう。耳が長いのはウサギのようだが、尻尾も長いので狐かもしれない。こんなことを書けば何も知らないと笑われるか。筆者が唯一知ることは、ポケモンのアニメが放送された時、ピカチュウか別のキャラか、画面が数秒の間に何度も激しくピカピカと変化することに子どもが気分を悪くし、鑑賞する際に部屋の電灯の明かりがどうのといった注意喚起があったことだ。それはさておき、４９種のキャラを『おっとっと』が象ったことは森永のデザイナーの頑張りを思う。男子ならこれらのキャラを全部集めたがるであろうし、ポケットの怪物であれば幼児にぴったりだ。またキャラを象ったグッズは携帯しやすく、安価でもあるだろう。何度も書くように、筆者は自分のキャラ「マニマン（宝珠男）」を２０年前に作り、このブログのタイトル画面にも登場させている。頭部は同じものを使い回しし、体躯は３種作った。それらを元に漫画やアニメが作れないかと思い、前者はごくわずかに「おにおにっ記」で表現した。マニマンの頭部は全体で栗の形すなわち宝珠形で、もちろんそれは常に燃えているので、ライオンの頭髪を半ば意識して栗型頭全体が燃えて黄色い光を発しているようにと思って造形した。その１個の頭と３つの胴体を特別に箱を作って収め、筆者が死んだ後に誰かに保管してほしいともたまに考える。そう言えばそのようなものがたくさんあり、死後にゴミにならないように今のうちからどうでもいいものとは分けて保管しておくか。しかしピカチュウものなら誰でもほしがるが、筆者では…。

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