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●温泉の満印スタンプ・カード、その61
に出ぬ 日のなき理由 雀知り 早く米くれ 爺さん起きよ」、「好き嫌い 誰にもあるも 笑み作る 雇われ人の 表の顔は」、「おとうさん 呼ばれて気分 よくはなし われはあんたの父ではなしと」、「適当に さぼる術知る アルバイト 悪い評判 立てば職替え」
●温泉の満印スタンプ・カード、その61_b0419387_23535689.jpg
人の倍は働けというのが母のいつもの仕事に対する言い分であった。その考えが筆者に受け継がれていると思うことはある。頑張り屋はそうでない人から見れば馬鹿そのものだろう。だが人一倍頑張らねば関門を突破出来ないことは真実ではないか。精子でも最も勢いの強いものが卵子と結合する。筆者のように昭和半ば生まれは「ガリ勉」は侮蔑語であったが、好きなことにがむしゃらになることは美しく、それを冷笑するのは恰好悪いという気持ちは誰しもあるだろう。天才でさえある時期は猛烈にあることに時間を割かねば成果が得られるはずがない。練習や努力を怠っては凡才にもなれない。ザッパはある曲で「練習、練習」という言葉を繰り返した。何度も書くように練習の多さが成果の質を分ける。しかし給金を得る仕事で他者の倍の熱意で動いたところで、上層部はそのことを知る由はなく、仕事仲間からはいいように使われる。それでも母は人の倍働けることはありがたいこという信念を変えなかった。同じ給金でもそうしなければ申し訳ない。なぜかと問われれば母は困惑したろうが、とにかくやるべきことが目前に山積していれば猛烈果敢にそれに挑む。そうした生き方は損か。若者が言うコスパからすれば全くのアホだが、効率に固執する者ほどいずれ人生が無駄に思えることはあるだろう。しかしこうも考える。頑張り屋があることに対して大いに貢献するとして、それは本人の頑張りたいという欲求が満たされるだけのことで、他人の分の仕事を奪いかねず、傍迷惑なことも大いにあり得る。母がそうであったかどうか知らないが、自分がいなければならないと思っていた仕事は、結局母がいなくなってもうまく回る。つまり、頑張りたいのは本人の意欲に過ぎず、同じ給料で人の倍動いても自分以外は評価しない。それを母はよくわかっていたと思う。それでも人の倍は働く気分で仕事に携わる。ここでは詳しく書けないが、「風風の湯」のフロントにいる男女の従業員は常連の間で評価が下されている。それがなかなか面白い。人は見かけによると言えばいいか、かなり当たっていると思わせられる。嵯峨のFさんは時に彼らに辛辣に応対するが、筆者は笑顔を心がける。仕事を適当にこなしているかに見える人はいるが、人の倍働こうとする人がいれば、適当にさぼろうとする人がいて世の中は辻褄が合っている。人には能力の差、性格の違いがある。あまりひどいことがない限り、大目に見て楽しく時を過ごすのがよい。人一倍働くのは自己満足でいいではないか。蟻も懸命に働くのは2割ほどで、さぼっているのも同じ割合という。遊び人の筆者は当然後者だ。
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by uuuzen | 2023-11-15 23:59 | ●新・嵐山だより(シリーズ編)
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