「
煮えたぎる 思い冷まして 再考す よりよき手筈 得るに欠かせず」、「柴刈れと しばかれし彼 しらばくれ しばしばりばり 柴折り芝居」、「回覧が なくなり困る 高齢者 スマホで調べ 情報得よと」、「枝切りを せずに伸ばすや ロック爺 長髪自慢 世間挑発」
去年の春以降、家庭で出る枯れ木などの不用品回収に関する回覧板がなくなった。枯れ木の回収は5月と10月にあるはずで、去年10月は区役所がもう回収しなくなったのかと思いつつ、いつもどおり裏庭の合歓木を中心として2月以降に剪定をした。杉花粉の飛散頃で、また剪定は注意と労苦を要する作業で、その精神的肉体的疲れもあってか、両足を中心にひどい発疹が生じ、生活に支障を来した。アメリカ在住の大西さんが4月中旬に来日した際、筆者に届けてくれたヒマラヤの岩塩を熱湯に溶かし、「風風の湯」に行かない日は必ず膝から下の両足をその湯に30分浸すこと十数回、一昨日からは足湯を必要としないほどにバンドエイドは数枚になった。発疹跡は紫がかった赤で、それは完全に消えないかもしれない。それに発疹跡からまた血と膿がいつ噴き出すかわからないが、歩くのにほとんど支障は感じない。話を戻して、枯れ木の回収を区役所がやってくれなければゴミ袋に入れて回収日に出せばよいが、最大容量の袋を買っても尖った枝はあちこち破る。また家庭ゴミと同じ扱いにするには忍びない。それで特別に指定された回収日時に指定場所まで持って行きたい。先月知ったが、わが学区のPTAは回覧文書をすべてスマホで各家庭に送信する。コロナ禍がきっかけだろう。筆者はスマホを持たないがパソコンはほとんど終日使っている。早速区役所の年二回の枯れ木回収日を調べると、ちゃんと載っていた。もう紙の文章では各戸に回覧しないようだ。日時を忘れないように書き留め、その紙を冷蔵庫の扉に貼った。去年5月以降、枯れ木の束は八つになった。回収は一家庭二束までで、わが家は半分しか処分出来ない。筆者は隣家も所有するので、4束は捨ててよい。それでも以前不審がられたことがあったので、家内と筆者とで2束ずつ別の場所に持参することにした。その日が今日の午後2時から3時であった。家内は自転車の前後の籠に振り分けて公園に持って行ったが、誰も何も持って来ない。回覧文書がなくなったせいで区役所が不用品を回収しなくなったと思っているのだろう。筆者はキャスターに2束をくくりつけて自治会館前に持参すると、会合があったらしく、自治会館からぞろぞろ高齢者が出て来る。上品な女性が筆者の枯れ木を見て、「私も早く家に戻って近くの公園に出さなくては…」と言った。それで今日が回収日であることを確信したが、家内は「誰も出してないよー」と言いながら2束を自治会館前まで持って来た。しばし待ったが他の人は何も持って来ない。自治会館前に置かれた4束は回収されたのだろうか。それが心配になっている。
●スマホやタブレットでは見えない各年度や各カテゴリーの投稿目次画面を表示→→