「
填充の 胃袋足りず 小大腸に 麺を詰め込み 回虫圧死」、「麺好きの イケメン狂喜 わんこそば ワンコワンワン 少し頂戴」、「奈良にあり びゃんびゃん麺の 名物は 辛さ想いて 食べた気になり」、「雲を填め 顔を見せぬや 満月は かくれんぼして 鬼を困らせ」
昨夜の満月は雨で見えず、今日の写真は先ほど撮った。8日に日付が変わっているが、1日遅れとみなして今日の投稿に使う。冒頭の歌の最初の3首は昨日の天理スタミナラーメンつながりで思いついた。近鉄の学園前駅か、とあるビルの中の中華料理店が供するびゃんびゃん麺をTVで二度見たことがある。いつか食べたいと思いながら、学園前に行く機会がない。今調べると同駅が最寄りの大和文華館に最後に訪れたのは2017年だ。その時に見た柳沢淇園展についてブログに感想を書く用意をしていたのに機会を逸した。投稿すべき写真も用意しているので今から遡って書くことは出来るが、そのための時間がないと言うより、心の準備が億劫だ。同展を見た6年前の秋にはびゃんびゃん麺を知っていたが、店を探さなかったのはそこまで筆者が麺好きではないからだ。2年前かレザニモヲのさあやさんが冷凍で売られているびゃんびゃん麺を食べてとても辛かったとの感想をツイッターで投稿し、筆者は冷凍麺が売られる店に行くとそれを探しているが、まだ見つけられない。たぶん通販専用なのだろう。辛い麺であればほかにもある。それに自分で作るインスタントラーメンにキムチを山ほどぶち込めばよい。びゃんびゃん麺は汁がなく、辛みは麺に絡んだトンガラシやラー油その他で作っているようで、個人で似た味は作り得るだろう。問題は麺の幅だ。びゃんびゃん麺は3、4センチある。同様の麺は京都の北野天満宮近くの麺屋で昔食べたことがある。太いのが一二本入っていてその麺の特徴以外は記憶に残らなかった。そのような太幅麺は麺を手作りする店なら却って手間がかからないように思うが、学園前駅の店のびゃんびゃん麺が話題になっているのは、味も含めてそこでしか食べられない個性があるからだろう。筆者は和菓子などの甘いものを好む一方、辛いものもよく食べ、食べ物に対する好悪がほとんどないが、最近は辛いものをなるべく控えている。若い頃の体とは違って肛門に刺激が強過ぎ、すぐに出血するからで、同じ症状は強い酒を飲み過ぎてもなる。辛い食べ物も強い酒もだんだんとその刺激に慣れ、より強烈なものを求める。これは他のことにもたぶん言えるだろう。ウォッカの飲み過ぎで早死にするロシア人は刺激の頂点に慣れて不感症になって体を弱める。ウォッカはウィスキーのように味が強くなくて飲みやすく、中毒になりやすい。ついでにびゃんびゃん麺中毒になると「ぴんぴんころり」と死ねるはずだ。そう言えば筆者は昔権太呂で蕎麦を食べた後、バーでマティーニを飲んで一気に腹を壊したことがある。その夜は満月であった記憶がある。
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