「
畔路を 妻と前後に 歩きつつ 二河白道を 思い浮かべり」、「凍てついた 夜道の先の 温泉の 灯り目指して 妻と腕組み」、「財を成し 齢も重ね 笑みはなし 人に好かれず 好きにもならず」、「財を成し 齢も重ね 笑み絶えず 人に好かれて 話も好きで」
昨日は珍しく朝8時に起きた。段ボールや厚紙の回収車が8時半に来るからで、その所定場所に運ぶと積雪のために29日に延期という貼り紙があった。それで持ち帰り、今度は駐輪場の屋根や裏庭の屋根、玄関ポーチの上などを脚立に乗って雪かきをした。駐輪場の雪は厚さ20センチほどで、これはその片持ち屋根が倒壊する限界だ。裏庭の雀はいつものように葉を落とした樹木に群がっていたが、雪の上に古米をばら撒けば食べるのに苦労するから、フェンス下の隙間の雪を拭い落とし、そこに撒いた。もう一か所、別の平らなところにも撒いて数時間後に確認すると、雀たちはその初めての場所を見つけ、一粒もなかった。今日の昼間も雪は降り続いたが、積もるほどではない。それで冒頭の2番目の歌のように、夜に凍った道路で滑らないように家内と腕を組んで「風風の湯」に行った。寒さで縮み上がっているので、温泉で温もれるのはありがたい。今夜スタンプ・カードが満印になったが、ちょうど1か月ぶりで、いつもより2週間早い。その理由はここには書かない。今日の写真は同温泉の大湯舟に面する大ガラスに筆者がいつも右手で一気に描く円で、2年前の2月に撮って当時の投稿に使ったが、先日デジカメの記録媒体に残っていることに気づいた。その媒体は最大100枚ほどしか記録出来ず、筆者は撮った写真の99パーセントは消す。消さずに残しておいたのは気に入っているからだ。グーグルのマイドライブに移せばいいのに、それが面倒でそのままにしている。ともかく今日はいつものスタンプ・カードの写真ではなく、
2年前の湯気で曇った大ガラス上の手書き円を再使用する。ところで、コロナ禍がいよいよさほど重視されなくなり、嵐山はアジア人観光客が目立つ。それで同温泉を訪れる若者もめっきり増えた。たいていは20歳ほどの韓国の若者で、マナーを知らないのか、筆者は訪れるたびに洗い場のシャワーの出しっ放しに遭遇し、栓を閉める。なぜ気づくかと言えば、BGMに混じって誰もいないはずの場所からシャワーの音が聞こえるからだ。韓国青年の行儀の悪さを嵯峨のFさんはしばしば吐き捨てるように言うが、日本人も同じだ。大騒ぎをし、高齢者の邪魔になるように脱衣場にたむろすることはいつものことで、時によほど注意してやろうと思うが、6,7人固まって騒いでいればその気は失せる。中国語の会話も飛び交っていて、おそらく台湾や香港からの観光客も混じっている。客の95パーセントは一見客で、彼らはだいたい夜8時にはほとんどいなくなるので、85Mさんはいつもその時刻以後に来る。もう一段落書くつもりでいたが、次の機会にする。
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