「
涎垂れ 世誰も常に 見られしや 生徒居眠り 机濡らせし」、「世に垂れる 莫なる不安 獏が食べ せめてよき夢 眠りて見たし」、「熟れ過ぎた いちじく売れず 半額に 物好きが買い 味も半分」、「二度罹り 三度四度も あるコロナ ワクチン打てば らくちんのはず」
家内の75歳の兄が先日コロナに感染し、自宅療養を済ませた。検査で陰性とわかった数日後、体の調子がおかしくなり、家で動けなくなった。10年ほど前に弱めた足に異常な痛みを覚え、救急車で病院に運ばれると、ふくらはぎに膿がたまっていて、切り開いて除去すると200CCもあったという。それだけならまだしも、またコロナに感染していることが判明した。ワクチンは4回接種していたのに、今月中に二度も感染するとはちょっと信じられない。それでこんな会話を思う。「どないなってまのン・レスコー?」、「そんなん、知らの・ド・ベルジュラック!」それはさておき、家内は病院から三度目のワクチンを打ったほうがいいと言われているが、去年秋に二度打った3か月後に両手が使えないほどに痛み始めた。種々の薬を飲んだ挙句、今年春から1本5万円の注射を2週間ごとに打ち始め、4、5本打った頃にようやく痛みが引いたが、医者は注射を止めてよいとは言わない。家内は筆者の言うことに絶対服従なのだが、家内がまたワクチンを打つと、両手の痛みがどう変化するのかという不安もあって、今のところ三度のワクチンに積極的になれない。それに家内は高額注射以外に高熱になってもそれが自覚出来ない薬を初めとして、多くの薬を服用中で、それらとコロナ・ワクチンの相性がどうなのかという疑問もある。医者の言うことは信じて間違いないのだろうが、医者も間違いや知識不足はあり、筆者は全面的に信用していない。薬は飲まないで済むならば飲まないのがいいに決まっている。筆者はその主義で今まで生きて来てすこぶる健康で風邪もめったにひかない。85Mさんは3人の娘がいて、医者と弁護士だけには絶対にさせないと考えて子育てしたそうだが、その気持ちに筆者は同意する。また加えるならば政治家とタレントはなおさらで、その点でも85Mさんと話は合う。以下は今日の写真ネタ。昨日スーパーでいちじくに半額シールが貼ってあったので買った。先週も半額で買い、家内は食べないので今年筆者は10個食べた。筆者はいちじくが割合好物だが、それを言えば桃も葡萄も好きだが、とても買う気になれないほど高額だ。それで半額なら買う。ところが半額のいちじくは値にふさわしく、底の小さな穴の周囲に青かびが生えていたが、取り除けばよい。内部は熟れ過ぎて、ふたつに割ってかぶりつき、すすり食べると、口の周囲と手がべとべとになる。その様子を家内が見て、目を背けながら、「おいしい?」と訊く。「おいちいでちゅ。マダム郁ちゃんさん殿!」と返事すると、呆れ顔で「さっさとお手とお口をお洗い!」と言われる。
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