「
溌剌と 遊ぶ童の 声響き ビールの泡の こぼれる夏日」、「終点が 起点となるを 知る旅路 ここまで遂げて ここから目指す」、「しげしげと 見歩き刺激 茂りけり シナプス撓り 体はしゃなり」、「気がかりが 芽生えて摘むは 生の庭 日々整えて 花も咲くなり」

7月21日の西国街道歩きは今日の投稿が最後だ。雨は強くなり、空腹でもあるので早く神戸に行こうと家内は言う。香櫨園の次の駅を目指しながら、今日の最初の写真のように傘を差す人が見える信号に至った。筆者は不思議と西国街道が青信号をわたってさらに西に続いているとは思わなかった。つまり信号のある道の右手に延びるアーケードのある商店街の先に阪神電車の駅があり、そこに向かう道が西国街道であると直感したのだが、それは正解であった。帰宅して調べると、商店街の駅に近い部分が西国街道で、線路を北に越えてすぐ、線路沿いの西に延びる道がその続きであることを知った。つまり、いつかは阪神打出駅からその道をたどって西進し、芦屋市内に入った後、次の神戸市内を歩くことになる。2枚目の写真の撮影中に家内は商店街の中に消え、また筆者がカメラをかまえたことに気づいて女性のひとりは左端の幟旗の陰に姿を隠し、右端の信号待ちの女学生は顔を下に向けた。傘を持たない彼女は雨宿りした後、海辺に近いマンションにでも帰るのだろう。ところで、大谷記念美術館で図録を買った際、女性係員に「香櫨園の西の次の駅名は何と言いますか」と訊こうと思ったが、家内がそれを聞くと歩かされると思うに違いなく、筆者は口をつぐんだ。それに駅名を知ってもどうせ歩くことには変わりがない。駅名を知らぬまま歩き、商店街のアーケード出入口の「打出」の表示を見て、「ああ、そうだった」と納得した。商店街は50メートルほどの上り坂で、店の数は少ないが、落ち着いた品のよさがあった。途中の東側にレストランがあり、出入口前のメニューを見るとランチが1500円ほどで、そこで食べていいと思ったのに、家内はさっさと前進し、駅の改札口前に着いていた。駅のすぐそばに「打出天神社」の幟旗があって、駅の北に見えるこんもりとした樹木がそこかと思ったが、グーグルのストリート・ヴューによってそれは違うことを知る。筆者は同神社を訪れたかったが、雨であり、また坂を上るのはあまり気が進まなかった。「打出」は「打出の小槌」を意味するのか、あるいはかつて浜辺の波打ち際であった場所ゆえの名称なのか。今調べると駅の北側に「打出小槌」の町名がある。打出の小槌は大黒天の持ち物だが、駅北の神社は天神を祀る。さて当日はその後、神戸市内の元町商店街の半ばまで歩いた。同商店街はおそらく西国街道では最も繁華な道のりであろう。同商店街の西端まで歩いたのは一度だけで、またいくつか気になっていることがあるが、神戸に出るたびに同商店街を歩くので、写真を撮っての投稿は後回しでよいと思っている。

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