「
婚礼の 夜に雷雨の ドラマかな 起伏大きく 思い出多し」、「一瞥で 決別するや マッチング 無数を前に 無限に見えず」、「ピンと来て これがピンだと 思い切り キリまで見ずに ピンボケ選び」、「民主主義 凡な文化の 花盛り 建てては壊し 出てはすぐ消え」

今日からしばらくは先月21日に家内と神戸方面に出かけたことについて投稿する。5月19日以来の神戸で、やはり展覧会巡りだ。1300円の阪急阪神一日乗り放題チケットを買い、今回は阪急梅田駅に出て阪神を利用した。近鉄が値上げするニュースがあった後、京阪や阪急も10円ほど値上げするとのことで、阪急阪神一日乗車券も100円ほど値上げされるだろう。あるいは販売中止になるかもしれない。そうなれば神戸方面の展覧会の梯子が出来にくくなる。それはそうと、近鉄で天理大学の図書館に調べものに行く必要が2年前からあるのに、コロナで自粛している。現在は感染者急増にもかかわらず、政府は放置状態で、感染して死んでも素知らぬ顔だ。それに死者はかなりの高齢者が中心で、仕方がないと見られがちだ。筆者は持病がないが、家内は肺がよくなく、感染すると危険な状態になるだろう。なるべく電車やバスに乗っての遠出はしたくないが、2か月に一度ほどの気晴らしは必要だ。ただし、人があまりいない平日の時間帯を見計らう。さて、今日の写真は阪神の尼崎駅から南に見える尼崎城に家内が気づき、そのことを筆者に伝えた10数秒後に撮った。電車が出た直後で、0.5秒遅ければ映らなかった。この城は尼崎出身の家電販売店の会長が10億円を提供して復元された。建って以降何度も尼崎駅を通過しているはずなのに、今回初めて目撃した。尼崎市総合文化センターで展覧会があればついでに訪れたいが、目ぼしい展覧会は8年前の成瀬国晴展以降はないように思う。宣伝が京都に届かないだけとしても、コロナのここ3年は企画展はないのではないか。駅前の商店街をぶらぶら歩くのもそれなりに楽しいが、筆者は野球ファンではなく、しいて歩こうという気分になりにくい。復元された尼崎城の人気度は気になるところだ。商店街のある駅北ではなく、南東であるので足は向きにくい。城郭ファンは大勢いるので、ネットには訪れた感想は多くあるだろう。越前大野城は近年人気があるとのことだが、筆者が訪れた半世紀少し前の頃は、城の内部に大野市出身で東京で財を成した人が故郷に錦を飾るため、確か1億円を寄贈して建立に至ったとの説明書きがあった。城の大きさの差があるので、単純に比較は出来ないが、その後の物価の変化からして尼崎城建設費の寄付の10億円は妥当だろう。名前が残るのであれば安いものだ。大金持ちは市民が楽しめることにどんどん寄付すればよい。だが、尼崎に城はふたつは不要で、使い道を考えるのも難しい。施設を建てても運営維持費が高くつき、尼崎城も入場料のみではそれを賄えないだろう。
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