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●健気に咲き続ける白薔薇VIRGO、その28
外に 生き甲斐ありと 息巻きて いい気な気概 粋に遺棄する」、「どれも似て 同じものなし 薔薇の花 人も同じと 思うは同じ」、「同じ服 着ても同じに 見えざりき 体違えば 心も違い」、「似たもので 我慢するのは 人の性 本物よきと 限らざりけり」



●健気に咲き続ける白薔薇VIRGO、その28_d0053294_01223529.jpg 今日の写真は一昨日の4枚目の花の2日後で、今朝撮った。2日前とは同じ花とは思えない。ほとんどの場合は一日で萎れるのに、これは開花し始めて3日は元気だ。「栴檀は双葉より芳し」のたとえを筆者は割合信じているが、人間が成長して芳しい活躍をしても晩節を汚す例は少なくない。そういう残念な人物もやはり「栴檀は双葉より芳し」から説明出来るかもしれない。幼ない頃は目立たず、青年期に頑張っていい大学に入り、その勢いに乗って社会に出ても活躍する人は無数にいるが、晩節を汚すのは無理して、あるいは不満足を抱えて生きて来たからだろう。それに自惚れが強く、他者に認めてもらいたい気持ちが人一倍大きい。それで晩年に油断し、幼ない頃の本来の姿を晒す。つまり決して芳しくはなかったことを証明する。自己顕示欲があるのは誰しもで、それは悪いことはないが、策略を弄して他人を蹴落とし、自分を大きく見せ続けると、嘘が見え透く。その例は政治家や芸能人に多いだろう。学者や芸術家もそうかもしれない。嫌な人物の嫌な話はやめておこう。今日の写真はこれまでわが家で咲いたVIRGOの数のカウント上、本当は載せたくないが、面白い形に開花し切ったので例外的に二度撮った。ところで、親はわが子が数歳になれば将来大物になるかどうかはわかる。大物と言わないまでも、そこそこ知的な仕事に就くかどうかでいいのだが、たいていの親は虚心に見て落胆する。期待されていないと子どもが気づけば、気楽に生きられてよい。賢くなる子は放っておいてもそうなる。ほとんどの人間が大学に行くことは壮大な無駄だが、人間の存在が元よりそうだ。ただし傍迷惑は困りもので、それは親や学校の教育でどうにかせねばならないと筆者は思うが、筆者が思ったところで世界は変わらない。さて、一昨日はキャプテン・ビーフハートについてあれこれ書いた。アルバム『トラウト・マスク・レプリカ』に収録される詩の朗読「ORANGE CLAW HAMMER」(オレンジ色のハンマー)は長年気になっていた。今日はその歌詞を訳してみた。意味をわかりやくするために意訳箇所もある。この曲は6年後の75年にザッパがギター伴奏するヴァージョンがラジオで放送され、その音源が99年のビーフハートの5枚組CD『GROW FINS』で発表された。ビーフハートのブルースの精神の咀嚼が見られ、アニメーションにすれば最適な詩だ。「女神」は帆船の舳先に取りつける木造彫刻のことだ。野鳥が夕方に飛び、そのオレンジ色の尻尾の羽がハンマーを振り下ろすように鋭い弧を描く様子に着目するのは、ビーフハートの自然愛が鮮やかだ。
Uh thick cloud caught uh piper cub’s tail1 飛び去る軽飛行機の尻尾に太い雲
The match struck blue on uh railroad rail 線路でマッチを擦れば青い炎

The old puff horse was just pullin’ thru 老いた飼い馬は引かれ続け
‘n uh man wore uh peg leg forever 男はこれからも義足を履いたまま

I’m on the bum where the hoboes run オレは日雇い労務者の仲間
The air breaks with filthy chatter 空気は汚れたお喋りで破れる

Oh I don’t care there’s no place there 居場所がなくても気にしない
I don’t think it matters 何も問題はない

My skin’s blazin’ thru オレの肌は輝いている
‘n my clothes in tatters 着るものはボロボロ
‘n the railroad looked 線路に見える
Like uh “Y” up the hill of ladders 丘を上るY字の梯子のよう

One shoe fell on the gravel 片方の靴は砂利の上
One stick poked down もう片方を突っ込み
Gray of age fell down on uh pair of ears 年相応の灰色が両耳に被さり
An eagle shined thru my hole watch pocket 時計の鷲はポケットの穴の中で輝いていた

Uh gingham girl baby girl ギンガムチェックの少女が
Passed me by in tears オレのそばを泣きながら通り過ぎた

Uh jack rabbit raised his folded ears 野ウサギが耳を立てた
Uh beautiful sagebrush jack rabbit 美しいヨモギの野ウサギだ

‘n an oriole sang like an orange コウライウグイスはオレンジのように鳴く
His breast full uh worms 胸は食べた虫でいっぱい
‘n his tail clawed the evenin’ like uh hammer 尻尾はハンマーのように夕暮れを引っかく

His wings took t’ air like uh bomber 翼は爆弾のように飛び上がり
‘n my rain can caught me uh cup uh water 雨溜め缶の水はコップほどになる

When I got into town オレが町に行った時は
Odd jobs mam ah yer horse I’ll fodder 男や馬に給仕する半端仕事

I’m the round house man 雑役の何でも屋だ
I once was yer father 一度は父親だった

Uh little up the road uh wooden 道を少し上がったところに木製の

Candy stripe barber pole ねじり飴模様の床屋の柱
‘n above it read uh sign “Painless Parker” その上には「流しの歯科医」の看板

Lic-licorice twisted around under uh fly 下には甘草が巻きつき
‘n uh youngster cocked ‘er eye 若者は目くばせした
God before me if I’m not crazy オレが狂っていなければオレ以前の神は
Is my daughter オレの娘だ

Come little one with yer little dimpled fingers 小さなえくぼのある指を見せにお出で
Gimme one ‘n I’ll buy you uh cherry phosphate サクランボ味のソーダを買ってあげる

Take you down t’ the foamin’ brine ‘n water お前を泡立つ海の水に下ろして
‘n show you the wooden tits 木製の乳首を見せてあげよう
On the Goddess with the pole out s’full sail 満帆の柱の先の女神だ
That tempted away yer peg legged father それがお前の義足の父を誘拐したのだ

I was shanghaied by uh high hat beaver moustache man オレはシルクハットの髭男に騙された
‘n his pirate friend それに奴の海賊仲間だ
I woke up in vomit ‘n beer in uh banana bin吐いて 目覚めればバナナ置き場にビール樽
‘n uh soft lass with brown skin 褐色の肌の優しい若い女がいた
Bore me seven babies with snappin’ black eyes つぶらな黒目の7人の子を産み
‘n beautiful ebony skin 美しい真っ黒な肌で
‘n here it is I’m with you my daughter 今ここにオレは娘といる

Thirty years away can make uh seaman’s eyes 30年経てば船乗りの目を作り上げる
Uh round house man’s eyes flow out water 雑役夫の目は水を流す
Salt water 塩の水を


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by uuuzen | 2022-08-08 23:59 | ●新・嵐山だより(シリーズ編)
●「透明の ウォッカに垂らす ... >> << ●「城建てて 国の主の 名を遺...

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