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●飛び出しボーヤ、その82
蚕(クスサン)の 羽の目玉の 役割は 物真似好きの 神の遊びや」、「飛び出せば 目玉飛び出る 事故に遭う 黒き躾は 子ども笑わせ」、「赤き目は そこに止まれの 鬼印 青い目よきは 偏見なりや」、「的を射る 矢のごとき目の 坊やなら たまにはぼやっと すべきこと知る」



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昨日の続き。名神の高架下トンネルを出る直前、道路の中央に冊子状の包みが落ちていることに気づいた。一昨日載せた地図のE地点だ。そのトンネルに入ろうとする頃、前方から自動車と自転車がやって来て去った。自動車に乗っている人が落としたものとは考えにくく、たぶん自転車で、その前籠に入れておいたものが落ちたのだろう。だがそのことに気づかずに走り去るほど慌てていたようには見えなかった。ともかく見わたす限り、誰もいないトンネルの中で筆者はそれを拾い上げ、振った音でDVDが入っていることに気づいた。宛名書きには「茨木市耳原1丁目5の〇」とあり、アパートかマンションの部屋番号と男性の名前が記してあった。開封されておらず、届けられたものを本人がどこかへ運ぶ途中で落としたか、あるいは配達人がへまをしたかもしれない。ともかく住所氏名があるからには筆者が届けるしかない。交番があればそこに預けてもいいが、面倒なことになるかもしれず、また交番を探すより宛先を突き止めるほうが早い。筆者は昨日持参した地図を持ってはいたが、そこには耳原の1丁目がどこにあるかは記されない。ともかく茨木川左岸を北上しながら、数軒のポストの住所を見ると、上野町とある。耳原がその東に相当することはわかるが、1丁目はどこか。そうして昨日わたった上野橋の東詰めに着き、そこから東に延びる狭い道に踏み込んだ。すぐに三叉路があり、南に入る道の角に「飛び出しボーヤ」を見つけた。そうして撮ったのが今日の最初の写真だ。その南方の道を進み始めたが、その前方は先ほど通った名神のトンネル近くのはずで、耳原には近づけないはずだ。それですぐに引き返すと、三叉路の交点北側に朱塗りの鳥居があって少し驚いた。社の存在はその地域が新興ではないことを意味するだろう。道幅の狭さと曲がり具合もそれを示している。ともかく最初の写真の「飛び出しボーヤ」とその神社を一緒に収めて写真を撮り、細い道をさらに東に進んだ。その先が耳原であるのは間違いがない。午後6時過ぎでもあるのか、人影は全くなく、初めて歩く狭い道はあまり気分のいいものではない。上野橋から200メートルほどか、細い道が少し広がる三叉路でまた「飛び出しボーヤ」があった。それが今日の3枚目の写真だ。ゴミ回収日用の青いネットが自治会の看板裾にくくりつけられ、生活感があるのは好ましい。右上に円形の反射鏡があって、そこに筆者の姿が写り込む角度を狙って撮影した。前日の派手な身なりと違って長袖のピンク色のTシャツに白のジーンズ、紺色の帽子だ。
●飛び出しボーヤ、その82_d0053294_15392873.jpg
 さて見つけた落とし物を届けるのにどれほど時間が取られるか。その思いが心を占めた。後の予定は富士正晴が住んだ安威に行き、そこから真っすぐ阪急茨木市駅に行くだけだが、耳原1丁目5番地のとあるアパートを探し、そのしかるべき人物のポストにDVDを投函するのに要する時間は30分で済むかどうか。その場所を探すには人に訊ねる必要があるのに、人影がない。それでは30分では済まない。厄介なことに遭遇したなと思いながらさらに東に歩を進めると、相変わらず上野町だ。スマホがあれば即座に場所はわかるのに、交番もおそらく近くにはない。そう思っていると前方に宅配便の軽トラックが走り去った。すかさずそれを追った。幸いなことに50メートルほどでそれは停まったが、筆者が追い着く直前にまた走り去り、さらに筆者は走る羽目になった。ありがたいことに車はすぐ近くの新しい建物が並ぶ袋小路に入って停まった。ようやく追い着いて運転席を覗くと中年女性だ。その配達物はその会社が配るものではないかもしれないが、近くのトンネル内で見つけた事情を話し、再配達を依頼した。「頼みましたよ」 筆者は手わたす時に念を押した。彼女は不思議がるような優しい笑みを目元に浮かべ、「はい」とうなずきながらその包みを受け取った。若い頃はやんちゃをして来た感じを漂わせていたので、その表情は意外な気がした。ともかく筆者の役割は終わった。荷物を拾った時、宛名書きを撮影しておこうと一瞬思いながら下品な行為と思ってやめた。そのため名前は憶えていない。いや、覚えないようにした。DVD1枚程度の落とし物であれば、そのままにしておくか、ネコババする人もいるだろう。先を急いでいる夕方であればなおさらだ。だがその宛名の人物が筆者であれば、やはり注文したDVDが一刻も速く手元に届くことを心待ちしている。そのあたりまえのことがわからない人がいる。相手のミスを自分の当然の手柄にする、あるいは相手の優しさに詐欺を働くといった連中が起こす大それた事件が毎日報じられ、日本は全くの野獣が大手を振る国になった。自民党の議員を辞めた古老が先日TVで語っていた。「日本の神道と仏教、それに儒教の三本柱を大事にすべきであるのに、それを何とも思わない新しい自由主義の保守が生まれている…」アメリカ文化を何もかも模倣して至った状況が現在で、驚くに当たらない。国会で嘘を平気で並べた人物が国葬される。その古老議員はその点についてどう思っているだろう。「美しき日本」の実現は政治家が率先して「嘘をつかない」ことが前提ではないか。一昨日の地図の赤い線の道筋は宅配の車を追った分はほとんど省いている。どこをどう歩いたのか正確に覚えていないからだ。荷物を手わたした後、自分がどこにいるのかわからなかったが、方角はわかる。それで北に向かった。
●飛び出しボーヤ、その82_d0053294_15394842.jpg

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by uuuzen | 2022-07-21 23:59 | ●新・嵐山だより(シリーズ編)
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