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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱5月11日(土)、京都河原町三条下るLive House『DEWEY』にて👻『ザッパニモヲ 💐母の日LIVE』午後5時開場、6時開演。3500円👽筆者の語りあり。
●今回は初めての別会場での、そしてザッパ/マザーズの結成日である1964年の「母の日」から60年という節目における、ザッパニモヲの演奏です。チラシ画像はここ。恒例の手製のお土産をくじ引きで配布します。

●「辻の角 牡丹の園の 盛り過ぎ 車も人も 忙しく去り」
璃鍋で ハリハリ鍋の 水菜張り 安き鯨は 今は隠れて」、「牡丹色 黄味を除いた 紅色は 桃や桜の 色とも違い」、「ピオニーの レッドの深き 色似合う ドレッド髪の ギャルの口紅」、「牡丹の実 甘く大きく ならぬ訳 目立ちたき親 子に興味なし」



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西院の交差点東北角に花を育てる空き地がある。そこで薔薇や菊が咲いているのを見たことがある。19日はとてもいい天気で、三条大宮辺りに用事があったので自転車で三条通りを東に走った。帰りは四条通りを西に進むと、西院の交差点で今日の写真の牡丹を見かけた。立ち止まって眺める人はおらず、また牡丹は満開から数日経ったようでほとんどうなだれ、すっかり花弁を散らせた株もあった。小さな立て看板に「みんなの手で京〇〇〇 京都西ロータリークラブ〇〇〇」とあって、経済的にゆとりのある人たちが資金を出して花を定期的に植え替えていることがわかる。昨日書いたようにわが家の牡丹は16年目で、鉢植えで数年育てて地面に植えた。この交差点角の空き地では鉢植えを持って来て地植えし、開花の後は根こそぎにして次の花を植える準備をするだろう。季節ごとに目立つ花を見せるためにはそうするしかない。植え替えは専門業者に任せていると思うが、牡丹を植え替えて開花させ、その後撤去した株はどうするのだろう。牡丹は花が散った後、夏場に充分葉を光に当てながら黒く枯らすことが大切だ。そうすれば翌年も同じように開花する。この交差点角の牡丹に白の品種はないと思うが、全部で5,6株のうち、今日の最初の写真のようにわが家のものより花数の多い株もあって、鉢植えから移植したとは思えない。それはいいとして、花の時期はせいぜい1週間から10日で、花が散った後は撤去するだろうが、一年草ではなく、株が大きくなるのに10年は要するから、その歳月を一瞬で消すようにばっさりと処分することはもったいない。たぶん業者に牡丹を移植させ、開花後はていねいに撤去して別の場所に植え替えるのだろう。そうであれば処分するよりは業者に支払う費用は少なくて済むはずだ。ただしそのように牡丹の一年ごとの移植開花を引き受ける業者があるのかどうか。そのことを思いながら写真を撮ったが、このような場所に牡丹はふさわしくないと感じたからでもある。確かに牡丹の花を見るのは贅沢な気分で、関係者の思いに感謝したいが、薔薇やもっと卑近なヴィオラ程度で充分ではないか。後者であれば手間はほとんど要さず、花の期間は長い。もっと安上がりで長持ちする春の小花はいくらでもある。ただしそれでは目立たず、この花園に注目する人がいないとの考えかもしれない。そこは誰が金を出すかの問題だが、ロータリークラブとしては牡丹の花を植える程度の出費は心配に及ばずということなのだろう。またそうであれば今年咲いた牡丹はそのままゴミ焼却場行きか。何でも買えば済み、用が済めば断固捨てて視界から離れさせる。
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 昨日書いたように16年前に島根で紅白の牡丹の苗を買い、赤の品種は2,3年で枯れたと思う。その写真を撮ったかどうか記憶にないが、今日の最初の写真のような濃い牡丹色ではなかった。筆者は濃厚な赤が好きだ。薔薇でもそういう赤を見ると立ち止まってしばし見つめる。鶏頭でもそのような黒々とした赤の品種があって、いつか育てたいと思っている。牡丹では濃い赤もさまざまで、今日の最初の写真の牡丹は濃い部類の浅いほうではないか。だがこれでも充分で、この程度の濃度が筆者の思う赤い牡丹だ。絵具に「ピオニー・レッド」があり、「牡丹赤」と訳される。その赤はマゼンタを濃縮した色相で、朱色は混じっていない。紅白の紅は日本の国旗の日の丸のように朱色を中心とした赤を思い浮かべるが、深い牡丹色は黄味を含まず、その意味で東洋よりも西洋を連想させる。三原色は赤黄青であるから、その赤は黄味を含まず、マゼンタの青味を帯びた臙脂色だが、自然界にそのような色合いはあまりない。茜も蘇芳も朱色に近い赤だ。コチニールというメキシコ辺りのサボテンに付着する貝殻虫を乾燥させた染料はマゼンタそのもので、今なお食品の色づけにも使用される。虫を嫌がる人が知ると悲鳴を上げそうだが、コチニール染料として使われるその乾燥した貝殻虫を水に戻すと、ちょうどダンゴムシほどの大きさの、形もそれとそっくりな虫がゴロゴロと姿を現わす。その虫が体全体から出す色が濃いマゼンタだ。それは見方によれば虫の血液そのものだが、その虫でしか出せない派手な臙脂色で、江戸時代からその染液を綿に染み込ませた形で日本に入って来て、若冲もそれを使って大作を描いた。今日の最初の写真の牡丹はコチニールを使えば同じ色合いが出せるだろう。深い赤に話を戻す。血液の色は黄味を帯びている朱系の赤だが、それが凝固して濃い色になると臙脂色に近く見える。空気に触れて酸化することで色相が変わるのだろう。また血の色はさらに時間が経つと量の多さにもよるが褐色や焦げ茶色になる。これは花が枯れた色と同じだ。その枯れる前の深い赤色を保つ薔薇や牡丹の花を筆者は好む。紅梅でもそうだ。ところがわが家の紅梅は実際はピンク色の花だ。これは苗木を購入した時にそれしかなかったからだ。北野天満宮にはさまざまな紅梅がある。もちろんきわめて深い赤、すなわち濃い臙脂色も咲く。筆者は本当はそれを植えたかった。牡丹もその色の品種がほしかったのに、大根島では当時売られていなかった。濃い赤が好きなのは、浅い赤よりたくましく感じるからだ。染色でもそういう濃度の高い赤を染めることは難しく、植物染料では多くの材料を必要とし、手間もかかるが、その分退色しにくい。思い出したので書いておく。2月下旬に大阪中之島美術館で見た杮落とし展で最も長い時間を費やして見た作品はジャン・フォートリエともう1点、インド更紗の大きな布であった。
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 それは有名な作品で、以前は鐘紡が所蔵していたと思う。その布には濃い赤で染められた花が中央上部に大きくあって、その赤は現実の花にはないほどの美しさだ。同展に出品された作品のうち、どれか1点を手元に置いていいと言われれば、筆者はその壁掛けを選び、自分の部屋に飾っておく。同じように染めればいいようなものだが、植物染料を使って昔に染められたもので、現代のどのような技術を使っても再現は無理だろう。経年変化が却っていい色合いにした可能性もあるが、染め上がった当初はもっと深い赤であったはずで、そのように染めたかった職人の美意識は聖なる美しさを持っていたと言うべきだ。それに引き換え、現代の名を挙げようとする画家たちの酷い作品は色の美しさということを知らない。現在の絵具やインクなどは、前述のインド更紗の色合いを出せるはずがない。どのような色でも手軽に駆使出来ると誰もが思い込んでいるが、それは無知ゆえの錯覚に過ぎない。ネット画面で誰もが似たもの、紛いものに満足している。そういう暮らしに慣れてしまえば、天然の染料で染められた先の古いインド更紗の赤の美しさに気づかない。気づいても同じ色は簡単に絵具か画面上の指の操作ひとつで出せると傲慢にも考える。蛇足ながら書いておく。染色はもちろん最初は白い布だ。そこに濃い色を部分的に染めるには高度な技術を要する。染色後に必要な水洗いする際、濃い色が幾分流れて布の白い部分、つまり染まってほしくない部分を汚すからだ。先のインド更紗で言えば、赤い花の周囲は白地のままだ。その紅白の鮮やかな対比が鑑賞のしどころで、同じ味わいは絵画では無理だ。染色には染色でしか表現出来ない色の美がある。描くことと染めることは似た部分もあるが、ほとんど別の作業で、後者は後者なりの高度な技術を要する。西院の牡丹に話を戻す。花は盛りを過ぎたこともあって、憐れを感じさせる。それは西院の交差点という場違いな場所で見るからでもある。多くの人に見られて楽しんでもらうことは意味があるが、人も車も信号の変わりを待つ忙しさで、この花壇をじっくりと鑑賞する人はあまりいないだろう。それでは植えた人たちは甲斐がない。わが家の白牡丹はほとんど筆者ひとりが見るもので、その分と言えばいいか、秘めやかさがある。谷崎潤一郎は何重もの扉や襖を隔てた家の奧に女性がいることを書いた。「深窓の令嬢」も主婦もそれがあたりまえで、一家の男は家族の女性を簡単に人前に晒さなかった。逆に言えば、人前で目立ちたい女は下品ということで、その最たる存在が芸能人だ。多くの人を喜ばせるほうが有益という意見はあろう。だが花は実際どう思っているのかはわからない。ほとんどの花は人に気づかれずに咲く。人が見ていようが見ていまいが、同じように咲く。筆者がほとんど植物園で写生しないのは、見世物の花として何かが違うと感じるからでもある。
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by uuuzen | 2022-04-25 23:59 | ●新・嵐山だより
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