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●『FILLMORE EAST-JUNE 1971 50TH ANNIVERSARY EDITION』
かなる 舌で曝すや 日和者 言葉ぺらぺら 意思薄っぺら」、「命より 大事なものを 問うなかれ 誰しも生きて 死す時は死す」、「何事も 壊れやすしと 言い交し 油断をせずに 安全祈り」、「顔見れば 本性わかる 道理あり テレビをつけず 気分落ち着き」



●『FILLMORE EAST-JUNE 1971 50TH ANNIVERSARY EDITION』_d0053294_03082762.jpg2月2日にアマゾンで注文していたザッパの3枚組LPが今日届いた。2種発売され、筆者はニューヨークでのフィルモア・イーストでのライヴ盤しか予約しなかった。6639円であった。ロンドンのレインボー・シアターでのライヴの3枚組LPも同じ価格であったと思うが、慌てて買わなくてもよいと考えた。1,2年後には入手困難になるかもしれないし、逆にもっと値下がりすることもあり得るが、製造枚数と評判次第だ。だが10年単位で見れば必ず値上がりするはずで、特にアナログ盤はその傾向が強い。先月2日に同時注文した8枚組CDは月末までには届くだろう。予約価格は10960円で、2,3週間後に確認すると1万4000円ほどに値上がりしていた。発売後に価格は下がるはずで、たぶん10000円ほどに落ち着くのではないか。2種のアナログ盤のうち、フィルモア・イーストを買ったのは、ジャケット・デザインを確認したかったからだ。そのことをまず書くと、ジャケの紙質はオリジナルのLPと同様、汚れやすい無光沢のものが選ばれた。オリジナル盤は音質を少々変えてザッパ自身が通販のボックス・セット『オールド・マスターズ』の第2巻に収めたが、その時は光沢のある紙が使われた。またジャケ裏面の手書き文字は随所に追記があって、それはそれで楽しいものとなった。そのことで言えば、オリジナル盤の日本盤を筆者は所有し、ジャケ裏面下は価格表示なども含めて日本語の手書きとなっていて、今ではこれは貴重ではないだろうか。今回の50周年記念盤は3枚組で、各LPを1枚ずつ封入するために3面仕立てになっている。まず表ジャケットを左に開くと今日の2枚目の写真の上の状態になる。左はフィルモア劇場の玄関のイラストで、カル・シェンケルの手になるものではない。あまり上手とは思えないが、あえてラフな写生風にしたのだろう。おそらく元になった写真があるはずで、それを使ってもいいのにイラストにしたのは、ザッパやマザーズのメンバーが写っていればいいが、そうではないのであまり面白くもないからだろう。右側上部にザッパを中心としたマザーズのメンバー写真がある。これは初めて公開されるものと思う。白黒であるのはカラー写真がないからではなく、オリジナル・ジャケットの白黒を基準にしたためであろう。メンバーの顔ぶれにドン・プレストンがおらず、ということはフィルモア劇場で演奏した日の撮影ではないのだろう。またゲスト出演したジョンとヨーコの写真もない。楽屋でザッパらと一緒に撮影されていればその写真がとっくに世に出ていていいのに、そうでないのは誰も撮影しなかったからだろう。
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 ジョンとヨーコがザッパ/マザーズと演奏した際に客席から撮られた写真(映像から写真にしたものだろう)は、ジョンとヨーコの2枚組アルバム『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』のジャケット見開き内部に白黒で収められた。今回それを使い回ししてもよかったのに、たぶん許可が得られなかった。客席から撮られたその映像はヨーコが買い取ったと聞くが、なぜ正式にDVD発売されないのか。どうもジョン・レノン側はザッパ/マザーズとの共演をあまり話題にしたくない雰囲気があるように感じられる。同アルバムも発売50周年記念盤が出るという噂があるが、ジョンの未発表録音はもう全部世に出たのではないか。同作の2枚目B面つまりザッパとの共演の20分がどう新たに編集されるかを大いに期待したいが、まあ無理だ。そこにはジョンの名声や格がザッパの何倍も大きいという自尊心があるのではないか。そうであるとして、現在ヨーコがその点をどう思っているか。ジョンのファンが同アルバムをどのように評価しているかということも絡む問題だが、たいていのジョンのファンは同作のザッパとの共演にあまり関心はないだろう。ではザッパ側でジョンとヨーコとの共演の未編集音源を世に出せばいいという話だ。今回ジョー・トラヴァースが書くには、ザッパのテープ収蔵庫からは未編集のテープはジョンに譲渡されたとの断り書きがあるのみで、当時ザッパがその未編集音源から編集した2チャンネルのテープしか見つからなかったと言う。そのテープは最晩年のザッパが2枚組CD『プレイグラウンド・サイコティクス』に収録し、今回のLP2枚目A面にその音源がそのまま収められた。つまり同CDを所有する人は肩透かしを食らった形だが、初めてのアナログ盤という価値はある。ザッパは未編集のライヴ音源を複写し、つまり2セット用意し、その1本をジョンに与えたとこれまで伝えられて来た。それが正しいとすればザッパが手元に置いたそのマスター・テープは誰かが盗んだことになる。それはあり得ないことではないだろう。そうであってもいつか出て来るはずで、さらにはジョン側にあることが確かなので、いずれ全貌はわかると期待したいが、前述のようにジョン側は未編集音源をそのまま世に出すことに乗り気ではないだろう。ジョンのこれまでにない部分が垣間見える優れた即興演奏ではあるのに、たいていのビートルズ・ファン、ジョン・レノン・ファンは期待しない。はっきり言えばよさがわかる耳を持っていない。話をジャケットに戻すと、マザーズのメンバー写真のある側を右手に開くと今日の2枚目の写真の下の様子になる。左は中央でそこにジョーの文章があり、右は昔から紹介されているカル・シェンケルのイラストだ。ジャケット裏面は最初の写真の下に提示したが、筆者が期待した曲目表示は手書きが採用されなかった。これは今回カルにデザインを依頼しなかったからだ。
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 カルはアレックス・ウィンターとは親しいようだが、ザッパ・ファミリーの社長アーメットとはそうでもないのだろう。あるいはLP3枚の曲目表示をすべて手書きにするのは読みにくいという配慮もあったか。それにオリジナル盤すなわち今回1枚目にそっくり復元された曲目のみオリジナル・ジャケの文字を転用し、残りの曲は新たに書くというのでは、カルも50年経ているので同じ書体にはなりにくい。とはいえ、せっかくの50周年記念盤で、カルに全体を再デザインさせてもよかった。以上のようにジャケットに関しては期待どおりではなく、その点ではレインボー劇場の3枚組の全く新たなジャケットのほうが楽しいかもしれない。肝腎の収録曲だが、今日3枚を順に通して一度だけ聴いた。1枚目をオリジナル盤と比較すると、収録曲は秒数までぴたり同じで、音質の差もわからない。盤の厚みは今回かなりあって、オリジナル盤の倍ほどの重量を感じる。だが16トラック音源を新たにミキシングせず、それほどオリジナル盤は完成度が高いとみなされた。2枚目のB面は「キング・コングのソロ」で、イアン・アンダーウッドのクラリネットから始まる。本来は主題が奏でられたはずで、それを省いたのはLPの片面に収まり切らなかったからか。次はエインズリー・ダンバーのドラム・ソロで、かなり長い。たぶん5分はある。また彼の優れた才能がよくわかる。それでザッパは72年に彼を引き続き雇い、ジャズ・アルバムを作った。ドラム・ソロからザッパのギター・ソロにつながり、その後半はほとんどオリジナル盤のB面最初の「ウィリー・ザ・ピンプ」を彷彿とさせる。逆に言えば同曲が本当に「ウィリー・ザ・ピンプ」のソロかと疑問に思わせるが、そのことは8枚組CDで判明するだろう。ザッパのソロの後に「キング・コング」の主題が奏でられ、そこにはフロ・アンド・エディのヴォーカルも被さる。演奏後はザッパが観客に挨拶の言葉を投げるので、ショーの最後の演奏であったことがわかり、同曲の演奏後にアンコールとしてジョンとヨーコが出演したのだろう。3枚目は初紹介となる音源の「ビリー・ザ・マウンテン」で、片面に収まらず、B面前半も占める。B面最初は同曲の「スチュードベイカー・ホーク」のヴォーカルから始まるのは当然で、ザッパのギター・ソロも含むが、筆者はカーネギー・ホールの演奏のほうが圧巻と感じる。B面残り3曲はオリジナル盤のラジオCMで、素早い宣伝文句の背後で終始「エディ・アー・ユー・キディング」がゆっくりと歌われ、まともな1曲として鑑賞に堪える。次にオリジナル盤の「ティアーズ・ビギャン・トゥ・フォール」の短縮ヴァージョン、3曲目は同曲のB面としてシングル発売されたザッパのギター・ソロ曲で、いかにも71年を感じさせる。それを言えばアルバム全体がそうで、50年の歳月を今さらに思う。
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by uuuzen | 2022-03-19 23:59 | ●ザッパ新譜紹介など
●ムーンゴッタ・2022年3月 >> << ●『FILLMORE EAST...

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