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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱5月11日(土)、京都河原町三条下るLive House『DEWEY』にて👻『ザッパニモヲ 💐母の日LIVE』午後5時開場、6時開演。3500円👽筆者の語りあり。
●今回は初めての別会場での、そしてザッパ/マザーズの結成日である1964年の「母の日」から60年という節目における、ザッパニモヲの演奏です。チラシ画像はここ。恒例の手製のお土産をくじ引きで配布します。

●大阪中之島美術館、その1
重な 気分の色は 黒か白 アート謎めき ブラックボックス」、「大阪の 北に新たな 美術館 飾り皆無の 真っ黒き箱」、「威信かけ ようやく建てた 黒き蔵 モダンアートを 参拝あれと」、「アートには 興味持たざる 政治家は 玄人に投げ 茶々を入れるな」



●大阪中之島美術館、その1_d0053294_00360307.jpg
今日からたぶん4回に分けて書くつもりでいる。去年の7月中旬に開館前の大阪中之島美術館の外観を見に出かけ、そのことをブログに写真とともに書いた。その時も含めて相変らずのコロナ禍だが、今月2日に正式にオープンした。どうせ行くなら満月の17日と決め、ネットで午後2時から3時の入場を予約した。この1時間の間に展示を見終える必要があるのではなく、入館すればいつまでいてもよい。40年前から新美術館の必要が言われながら、ようやく建ったからにはその開館記念展を見るのは義務だ。大阪市は展示すべき新しい美術館を建設する予算は捻出出来なかったが、買える時に買っておこうと積極的に作品を購入し続け、それが現在7000点以上だ。最新の購入作品が何かは知らないが、今回の展覧会には作品の説明書きに購入年度が記され、91,2年が最後辺りであった気がする。これはバブル崩壊直後辺りで、バブルのどさくさに紛れて大盤振る舞いをしたと言っていいかもしれない。当時作品の購入に携わった人たちが造った道筋をより完成させるために後の購入があって、どういう作品を集めるかは識者たちが議論したはずだが、予算のつごう以外に美術市場に出て来る必要があり、運が大きく作用した。これは賭けと言ってよく、購入に携わった人たちは責任重大を感じつつも大いに楽しんだであろう。またそのことは今後も続けて行くべきことだが、美術品購入に割ける税金は現在の日本はどの都市でも乏しいはずで、寄贈に頼ることにもなるだろう。ただしそれは美術館の他の収蔵品と釣り合うかどうかの問題がある。さて以前の大阪市は財政が厳しく、橋下市長が無駄を省こうとあちこちの予算を大きく削った。そのことによって保健所が1か所しかない状態になり、目下のオミクロン株の大流行によって日本で突出した死者数を記録している。文楽も予算が削減され、自助努力を促された結果、近年は毎年京都の会館で公演を行ない、それはそれで文楽ファンを増やすことになっているだろう。大改革による苦労があっても、長い目で見ればよき効果も出ると考えるべきで、伝統芸術は自分で宣伝する方策を積極的に採るのがよい。財政が苦しいのであれば、市民の多くにさほど関係のない部分から切って行かざるを得ない。それに為政者はだいたい芸術に無関心だ。それどころかろくでもない連中が携わるものと考えているだろう。それゆえに橋下人気の増大もあった気がする。芸術よりももっと大事なものは芸能で、大阪ではよしもと芸人だ。彼らは政治と結びついてTVを牛耳っているが、大方は大歓迎し、お笑い芸人が大金持ちになることは理にかなっている。
●大阪中之島美術館、その1_d0053294_00362358.jpg
 橋下と美術や音楽、文学は結びつかず、その意味で筆者は知性があるとは思わないが、声が大きいほど大衆の人気を得る。大阪の維新人気はそこから理解出来る。みんな考えることが嫌いで、TVを見て笑っていれば幸福なのだ。その到底笑えない状況を苦々しく思う人は絵画や音楽を鑑賞し、大声を上げない。とはいえ大阪にも知識人はいる。市長といえども彼らを全く無視することは出来ない。バブルが終わった頃か、新聞に大阪市立近代美術館について識者が書いていた。バブル時に大阪は美術館の5つか6つくらい建てられる潤沢なお金があったのに、ひとつも建てなかったという恨み節だ。高尚な文化は後回しにし、より儲けることを考えていたのだろう。そしてバブルが崩壊、大阪の財政もますます悪化し、やがて大鉈を振るう橋下が登場する。大阪市立近代美術館の仮称は何度か名称を変え、確か公募によって大阪中之島美術館というわかりやすい名前に決まった。ここに「市立」がないのは意図してのことか。ではどこが土地を購入し、館を建てたのか。もちろん大阪市だが、学芸員や館長などを市が税金で雇わず、独立採算制だろう。国立博物館が何年も前にそうなったと聞いたので意外ではない。大阪の文楽と同じで、自分たちで宣伝して自分たちで運営しろということで、それほどに市の財政が苦しいということだろう。ただしそれが本当かどうかは知らない。京都も事情は似たもので、削るべき箇所は他にたくさんあるのではないかと批判が起こる。それはともかく、バブル期に建たなかった新美術館がよくぞ大阪市内に出来た。これは驚嘆すべきことだ。大阪市は儲けるために万博を開催し、カジノを誘致する。税金が財政である自治体が金儲けのためなら何でもするという考えはわからないでもないが、やはり知性を無視してはならない。パリに多くの外国人が行くのはルーヴルがあるからだ。美術はインバウンド誘致の大きな武器になる。たぶんそのように大阪市長は識者たちから説得され、しぶしぶ予算を計上し、まず土地を確保、そして建物を造った。これはネットで読んだが、新美術館建設にゴー・サインを出したのは平松市長であった。橋下時代になってそれを具体化するための委員会が開催され、紆余曲折があった。天王寺に大阪市立美術館があり、中之島に東洋陶磁美術館もある。なぜもうひとつ必要なのか。市長はそう考えた。それで天王寺の美術館を閉鎖し、その収蔵品を新たに造る中之島美術館に統合し、建物は11階にすると意見した。ところが天王寺の美術館は石仏などの古美術が多く、収蔵品の種類が中之島美術館とはかなり異なる。もともと近代美術館用として収集して来たのであるから、個別の新美術館を建ててそこに収蔵し、展示もすべきという専門家の意見が通った。維新は聞く耳を持った。コロナの死者数で評判を落としているが、維新の治世下で新美術館が開館したことは評価出来る。
●大阪中之島美術館、その1_d0053294_00364106.jpg パリやニューヨークと同じく、大阪にも大きな美術館がいくつかあれば国際都市としての面目を果たすと識者から言われたのだ。美術館を建てると、お笑い芸人には満足しない別の種類の人々が集まり、経済効果があるという算段だ。ただし何年も運営しなければ収支がどうなるかはわからない。中之島美術館はTVで何度も紹介されているが、7000点の収蔵品が今回の杮落し展ですべて見られるとアナウンサーは言い続け、ネットにも同じ情報が目立つ。全収蔵品を展示するとなれば50階建てのタワーマンション1棟が必要だ。中之島美術館は5階建てで、企画展は4階、常設展は5階を使い、これらふたつの階に展示出来るのは600点ほどだ。それでもじっくり鑑賞すると3時間は要する。600点鑑賞出来て入場料1500円は安い。とはいえ美術に無関心な人は無料でも訪れないし、そういう人のほうが圧倒的に多い。たぶん1000人のうち999人はそうだ。ところが17日に訪れて驚いた。筆者からすればとんでもない大入りで、コロナ感染の心配が大いにあった。午後1時から2時までといった1時間区切りの入場は客数を制限してのことだが、入場時に人は列を成し、しかも展示室は超満員で、新美術館の開館がいかに待たれていたかがわかる。あるいはコロナのために引きこもりになっていた人たちがお祭り気分でぞろぞろと出て来たのかもしれない。筆者が17日に見ようとしたのは、会期終了間近になると混むことがわかっているからだ。3月に入って寒さが減じるともっと人が溢れるはずで、新美術館はひとまず話題作りには成功した。問題は今後の企画展だ。次はモジリアニ、岡本太郎の展覧会が控えているが、どちらも美術さほど詳しくない若い人が歓迎するだろう。しち難しい内容は隣りにある国立国際美術館に任せておけばよい。運営者はそう思っているはずだが、赤字になっても税金の投入が出来ないと市長に突きつけられているのであれば、何が何でもより多くの人に馴染む展示内容にするしかない。そのことで今後この美術館がどういう企画展をするのかを注目する必要がある。毎回いわば誰でも知る巨匠展を開催することは非現実的だ。そのことはこの美術館の「モダン」な収蔵品を見ても明らかだ。啓蒙の観点に立っての収蔵品で、大多数の政治家が見て、「こんなわけのわからない絵画のどこがよくて大金を叩いて購入したのか」と首をかしげる作が多いはずだ。そのことが面白い。わかる人にはわかる。そういうわかる人が知性の代表として文化度を高める。お笑い芸人だけが大きな顔をしてTVに出まくる状態こそが異様の極みであって、戦後の大阪は程度のきわめて低い文化しか生んで来なかった。水の泡の人気者が大きな顔をする文化だ。美術館に入る作品の命はもっと長い。そこは聖なる空間だ。大阪に念願の新美術館が建ち、これまで小出しに展覧されて来た美術品が安住の地を見つけた。
●大阪中之島美術館、その1_d0053294_00371062.jpg

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by uuuzen | 2022-02-23 23:59 | ●展覧会SOON評SO ON
●「紅白の 梅の実採りて 酒に... >> << ●大阪中之島美術館、その2

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