「
像がみな 小さき台に 横並び 射的に素敵 銃を自由に」、「価値なきを 魅せる工夫で 芸術に あーと驚き 引っ越す心」、「風雪に いずれ耐えぬや 物と人 消えても代わり いくらでもあり」、「目の前に あること嬉し 大苺 一期一会の 一語呟き」
今日の写真も18日の撮影。オミクロン株蔓延以前は嵐山の観光客はそれなりに多くて地元の商店街は潤ったのに、今は2月末頃まで閉店中の店が目立つ。もっともコロナ禍でなくても2月と8月は観光客が激減するので、打撃を受けることは確かでも仕方がないと諦めもつくだろう。嵐山に来る人が減少すれば駐車場も暇になり、京都市営の嵐山観光駐車場の利用はほぼ皆無の状態になっている。となればその入口脇にある係員詰め所の空調機器の室外機上の小さな人形の数の増加も望めない。とはいえ筆者は毎日確認せず、また変化に気づいた時にカメラを持っていないことがあるので、室外機上の変化のすべてを報告するこは出来ない。数日前は1歳児用の茶色の靴の片方が台の左端に置かれていた。駐車場内に落ちていたのだろう。その2,3日後にはなかったので、持ち主の手に戻ったのであればいいが、観光客が落とした片方の靴のためにまた嵐山に来ることはない。通りすがりの誰かが持ち去るのもおかしなことで、台から消えた理由はわからない。それはともかく、今日の最初の写真の上は去年の大晦日に息子にスマホで撮影してもらったもので、台の中央に赤く点灯する小さなライトつきの白い棒が挿してあった。下の写真は昨日の投稿と同じく18日の撮影で、白い棒以外は仮面ライダーの位置が少し変わっただけで人形の増減はない。増やすにしても前列はもう桟の空きがない満車状態だ。2枚目の写真は舞台裏を明かす思いだが、室外機の覆いの下部を撮影した。前述の白い棒と、その右手に以前から花の白い薔薇の花が2本挿してある。詰め所にいる係員は興味をほとんど失っているかに見える。終日陽射しが当たるので、プラスティックの劣化は激しいはずで、たぶん4,5年で脆くなって台風があれば飛んで行くと思うが、さりとて木製のもっと頑丈な、看板にもなり得るような小さな人形を置くとあまり面白くない。詰め所の係員が仕事の合間のごくささやかな気晴らし、そしてかわいらしさを楽しんでいる様子がよく、わざわざ金をかけることはない。今グーグルのストリート・ヴューを確認すると
去年3月の撮影が最新で、仮面ライダーや風車、ツリーが増えた程度で現在とあまり差がない。また室外機の木製の覆いは2018年4月にはなく、19年6月には存在しているが、その時点はまだ小物人形は全くない。並べ始められたのは同年11月頃からだ。そのことは
「その13」に書いた。スーパーに行くのに必ずこの台を確認するので、小さな人形たちは見棄てられた気分にはなっていないだろう。室外機の交換の際は全部捨てられる可能性がなきしもあらずだが、ずっとあってほしい。
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