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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱5月11日(土)、京都河原町三条下るLive House『DEWEY』にて👻『ザッパニモヲ 💐母の日LIVE』午後5時開場、6時開演。3500円👽筆者の語りあり。
●今回は初めての別会場での、そしてザッパ/マザーズの結成日である1964年の「母の日」から60年という節目における、ザッパニモヲの演奏です。チラシ画像はここ。恒例の手製のお土産をくじ引きで配布します。

●「雑踏を 知り尽くしなお 踏み込むは 新たな相の 孤独見たさに」
を跨ぐ 渡月橋から 見る月は 花なき雪の 比叡の上に」、「二年を コロナで翳る 嵐山 陽射しのコロナ 花咲かせども」、「転ぶなよ コロンビーナに 言いし後 ころりと滑り 笑い転げり」、「雪の日が もう一二回 あるかもと 風呂で語れば 粉雪の風」



●「雑踏を 知り尽くしなお 踏み込むは 新たな相の 孤独見たさに」_d0053294_16253111.jpg
連日嫌なニュースがある。マスコミがない時代ではよほどの大事件でない限り、知ることがなかったはずで、人々はその分精神衛生上はよかったであろう。とはいえ種々の欲に絡んだ嫌な出来事はごく狭い地域でも誰でも遭遇するはずで、詐欺にしても浮気が絡んだ事件にしても大昔も今も本質は変わらない。そこで上田秋成が現代に生きていてもさほど驚かないと想像するが、軽度の知的障碍があると発表されたパパ活女が82歳の男性を殺傷した事件は『雨月物語』のどの篇に近いかと考えるに、該当するものが見当たらない。殺された男性や殺した女を操っていた他人の若い兄弟の事情がわかると、一昨日引用した植田一夫の言葉を思い出す。「……支配されている人間には目的概念が存在しない。むしろ、その行動が無化すると言うべきであろう。このような人間には自由はないが義務もない。……実存の肯定は尊重されるべきものである。しかし、それが放恣となり、そのために悲劇が累積されることには問題が存する。異形の存在となることで、既成の秩序に異議を唱えたとしても、個人の行動を普遍化し、統一する原則は必要である。」パパ活女やそれを買う男、陰で操る男はみな犯罪者で異形の存在だが、売買春行為から殺人に発展することは「放恣による悲劇」で、法律の処罰を受けねばならない。ところが問題はパパ活女が売春を罪悪と認識していたかどうかだ。彼女は成熟した体を持てあまし、また孤独を癒すために、無料で性交してもいいと思っていたかもしれず、無料であれば犯罪ではない。話は変わる。筆者の従姉の60ほどで亡くなった夫は知的障碍者収容施設で死ぬまで働いていた。いろんな興味深い話をしてもらったが、その中に20代前半か、女性が毎晩施設を抜け出し、お金を手にして帰って来ることがあった。職員が調査すると、彼女は施設を出てすぐにタクシーに乗り、「わたしを買ってくれませんか」と言い、そのままホテルへ行って売春していたそうだ。そのことで京都のタクシー運転手の間では有名であったというが、職員がたしなめると、「わたしの体をどう使おうが勝手」と言って、聴き入れなかったそうだ。若い女をわずかな金で買えるとあれば、多くのタクシー運転手が彼女の提言に同意したであろう。妊娠しなかったのか、あるいはしても生まれた子は児童養護施設送りになったはずで、「放恣による悲劇」が陰で繰り返されている現実を想像して暗澹たる気持ちになるが、「放恣」の言葉の意味を知らず、「奉仕」と勘違いして命令されるままに売春する軽度の知的障碍者をどう処遇すればいいのだろう。施設に入れても勝手に抜け出すからには妙案はない。
 孤独を抱えて人はさすらう。先日NHKの72時間取材ドキュメンタリーで伊東市の昭和レトロな品物やオブジェを広大な敷地に展示するテーマ・パークの存在を知った。番組の最後のほうに中年男性が登場し、ファンであるヌード・ダンサーの踊りに感激し、泣きながら鑑賞すると語っていた。そのためかどうか奥さんとは別れたそうだ。2年ほど前か、同じシリーズ番組で東京の老舗キャバレーの閉店を取材していた。舞台装置製造会社の社長がそのキャバレーの女性歌手を贔屓にし、キャバレー通いをして使った金が家2軒分と言っていた。彼はその彼女の最後の歌のステージを見ながら泣いていた。非日常の夢空間における華やかな女性に魅せられる気持ちはわからないではないが、独占欲から相手を殺すに至る例として、去年大阪天六のカラオケ喫茶の若き女性が殺された。女性が性的魅力を振り撒く接客業は「異形」の一種で、本人が「行動の普遍化、統一する原則」を持っていても、危険や悲劇を回避し得ないことがあることを覚悟する必要がある。ところで『雨月物語』の「蛇性の婬」は、新宮辺りの漁業を営む庄屋の次男の豊雄が長男とは全く違って読書を好み、優しい性格で、両親から自活不能の厄介者とされているが、彼が雨の日に地元のとある家で雨宿りした時に出会った都の女性らしき真女児(まなこ)と出会い、夫婦の契りを結んだことから生じる出来事を描く。この物語を現実に即して考えることが出来るかどうかだが、細部は無視して秋成が言いたかった大筋の話を推察すると、田舎育ちの豊雄が都の美女を妄想し、理想の女性に祀り上げたはいいが、その艶めかしい美女への想念が、両親が用意した富子との結婚生活に至っても断ち切れず、真女児の怨霊を振り切ろうとした結果、富子を殺めてしまい、ようやく現実に目覚めると読み取りたい。つまり豊かな家であることをいいことに、仕事せずに読書三昧で過ごす中で、結婚相手の理想が高くなり、それなりに美しくて賢い富子を得ても、作り上げた真女児のイメージを拭い去れなかった。これは前述のヌード・ダンサーの踊る姿に感激して離婚した男性を思えばよい。豊雄は親の言うことを聞いて真女児の怨霊をついに永遠に退治してもらえたが、富子も失い、またかつての読書好きのロマンティストでもなくなった。物語では豊雄は長生きしたとされる。それは豊雄にとって意味や価値のある人生だろうか。親の言うことにしたがってロマンも現実の妻も失った男の物語で、読書好きはいいが、豊雄はただそれだけの無能であった。秋成の時代、俳諧が大流行し、家族を捨ててその道に進んだ愚か者がたくさんいた。彼らの作は何も残らない。豊雄もその類で、ロマンを享受するのみで作り上げる才能は妄想しかなかった。それに引き換え、「蛇性の婬」の真女児の描写は素晴らしい。それがあって豊雄の彼女への狂いが手に取るようによくわかる。
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by uuuzen | 2022-01-25 23:59 | ●新・嵐山だより
●「AIが 似た顔示す 福笑い... >> << ●「雨降って 地固まらずに 崖...

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