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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱5月11日(土)、京都河原町三条下るLive House『DEWEY』にて👻『ザッパニモヲ 💐母の日LIVE』午後5時開場、6時開演。3500円👽筆者の語りあり。
●今回は初めての別会場での、そしてザッパ/マザーズの結成日である1964年の「母の日」から60年という節目における、ザッパニモヲの演奏です。チラシ画像はここ。恒例の手製のお土産をくじ引きで配布します。

●「大自信 揺れてシンパが 同調し 縁なき者に 気概を与う」
めさは 心参ると 気づき後 神社に参り 人参供え」、「道連れに したき人なし ひとり死す それを無視する 虫以下死なず」、「東大は 灯台なりや 下暗し 遠目に目立ち すぐそば知らず」、「幸せは すぐそばにあり 馬鹿も知る 寸暇も学び 能無しになり」



●「大自信 揺れてシンパが 同調し 縁なき者に 気概を与う」_d0053294_16423323.jpg
昨日の深夜、パソコンを切ろうとすると津波警報の赤い文字が大きく表示され、慌ててTVをつけた。トンガの海底火山が噴火し、その津波がやって来るという。阪神淡路大震災もちょうど今頃の季節で、南海トラフ大地震の影響は大阪よりはましかもしれない京都市内でも、毎年1月中旬になると地震があるのではないかと不安な気持ちになる。それでここ数日の夢見がよくないのかもしれない。国内ではオミクロンの拡大も不安材料だが、もっと心が重いのは刃物で刺す事件が多いことで、今日は高校2年の17歳の男子が東大受験生ら3人を刺した。成績が落ちたことで東大への入学が無理という悲観が原因で、なぜ他者に危害を加える考えになるのか筆者にはさっぱり理解出来ない。長い人生で挫折感を味わうのは誰しもだ。その耐性を少しずつ身につけて行くことで一人前の大人になるが、経済的に恵まれた子どもは人一倍優越感はあっても挫折に耐えられないのではないか。筆者はよく我慢強いと言われる。それは極貧で育ち、最初から何も与えられておらず、したがって大それた夢は持たないという人生訓を数歳のうちで確信したからだと思う。つまり幸福を感じるレヴェルが常人よりはるかに低く、些細なことで気分は満ち足りる。それはさておき、今日の題名は大地震に大自信に引っかけた。「シンパ」は「津波」、「気概」は「危害」でもある。成績優秀という大自信が揺らぎ、それの由来で同じ気分を持つ者が同じような事件を起こす。先月の大阪の精神科クリニックでの放火犯が類似犯を生んでいるとの見方は正しいかもしれないが、17歳が刃物で刺す事件を起す動機は表向きは全然違う。前者は経済的に恵まれず、失うものが何もない状態でのやけくそが理由だ。それと同じ思いを17歳が持っていたとすれば何ともやるせない。前者と違って人生これからで経済的にも恵まれているではないか。ところが共通性はある。前者は世間からのはみ出し者を自覚したゆえの恨みによる犯行で、後者は東大生になる夢が破れたとの思い込みによる「はみ出し者」の自覚で、絶望と怨念に囚われた。前者は結婚して妻子を持ち、仕事でもそれなりに優秀と見られていた点では人生をほぼ消耗しているが、後者は人生経験がまだまだ浅い未成年だ。事件の責任の一部は監督義務のある父母にあり、早速父は謝罪文を出したが、子どもは両親の価値観の犠牲になった、つまり「親ガチャ」の部分がある。とはいえ17歳の成績優秀の男子で、親にすれば「子ガチャ」だろう。親が困ることを想像出来れば反抗しても犯行は出来ず、親に迷惑をかけることが犯行の目的であったと思える。
 また筆者の話になるが、幼ない頃から社会の周辺に生きる自覚を持った。筆者も成績は優秀で、同じ成績の同窓生は医者になって大阪の大きな病院で院長をしているが、彼とは全然異なる経済事情から、またひとりで手作業することを好んだことから、日本有数の大きな設計コンサルタント会社に入ったものの3年で見切りをつけた。どう頑張っても部長になれるかもわからず、ならば好きなことをしよう、20代は方向転換が出来ると思ったのだ。そのことを母は否定せず、また筆者は収入がいくら減ろうが好きな仕事での満足感があることを知っていた。先日東大に入るには文化資本は不要という意見について書いた。今回事件を起こした17歳はその点がどうであったのか。美術や音楽に現を抜かす時間があれば入試問題集を繙けと親が意見したとすれば、底が浅い家庭で、文化資本のなさがそういう子が育つ原因になった。こう書きながら筆者は昭和時代にゴッホ研究で有名であった式場隆三郎を思い出す。彼は医者で芸術に造詣が深く、ゴッホの紹介に大いに尽力した。医者としての業績よりもそのことで今後も記憶されて行くだろう。また式場は医者ゆえの社会の中心的人物であるのに対し、ゴッホは無名の貧しい画家で社会的にはなくてもいい存在の異端者だ。そのゴッホが没後に聖なる存在に祀り上げられ、美術の神のごときに評される。そしてゴッホの名声は式場の何万倍も大きく、式場は忘れられてもゴッホはますます輝いている。社会のさまざまな仕事はどれも聖なるものとなる可能性を持っている。にもかかわらず、一部の経済的に裕福な家庭は医者のみが聖なる職業で、子息を医者にしたがる。その挙句、息子が他者に危害を加えるという異端者になる。同じ異端でもゴッホとは大違いだ。ミュージシャンや芸能人を目指す連中はみな世間のはみ出し者としての異端をそれなりに自認しているが、その中に法を犯す悪や中心になり得るはずのない才能のなさによって異端とも呼べない者が数多く混じる。それは世間も承知で、どうせ彼らはそういう人種と見る。したがって異端が聖なる存在になることは稀と言ってよいが、中心を希求する者がろくでなしになる例は異端の中の悪と同じほど多いだろう。政治家や官僚、あるいは性的不祥事を起こす義務教育の先生を見ればそれは誰しも頷けるだろう。社会の中心である人たちの乱れがマスコミを通じて瞬時に伝わるがゆえに、前述のクリニック放火犯や今回の東大受験生を刺すといった社会に反逆する事件が起こると見ることは出来るかもしれない。また上田秋成の話になるが、異端を自認していた秋成は人間をあらゆる面から洞察し、文学作品に仕立てたことで今では聖なる存在と目されている。『雨月物語』の「仏法僧」は意図がわかりにくい作品だが、植田一夫は「白峯」の崇徳院こと新院と比べることで興味深いことを書く。次に引く。
 「新院には周辺へと疎外され、狂気となって復讐することに肯定される一面がある。また、新院には闘争における、将来への勝利への確信があった。中心から疎外され自由を奪われることで、中心に対して反逆していく。これは狂気による中心、秩序に対する問題提起である。……秀次には新院のような展望もないし肯定性もない。……現世に対して復讐の不可能な秀次は、自己の怨念とは無関係な夢然を連れ去ろうとする。これは無意味な殺戮を目的とする行為である。この行為は彼の解放の不可能を示している。……単なる悪行としての意味しか持たない。」クリニック放火犯や今回の事件の17歳は亡霊の秀次とは違って、現世に対して復讐を実行した。また引用する。「『雨月物語』の異端者は、秩序に対する問題提起としての意義を持っている。人間が存在する空間における自明の認識に反省を求める意義を持っている。それは彼らが異端でありながらも、何らかの正当性を持つものとして、肯定される側面が存しているからである。しかし、秀次には正当性が欠如しており、……秩序によって彼の無力、異端としての性格が逆に明確化されている。……高野山という空間自体、排除の原理で成立している。……したがって、秀次が大師の霊力の及ばない存在であることは、その力にあずからない閉ざされた空間に監禁されているとも言える。……一定の社会や時代に限定したならば、異端であり俗に過ぎない存在が、本来的な人間のあり方からは中心となり、聖としての性格さえも持つのである。……それが異端であるものが周縁の存在として、俗として固定されているのが、「仏法僧」の世界である。」俳諧を趣味とし、芭蕉のように各地を旅する夢然にとって高野山は自分を庇護してくれる聖なる空間だ。そこに秀次の怨霊が現われ、殺されそうになり、そのことで夢然は新たな秩序の確立を求め、そこに組み込まれることになる。一方、安全安心と思っていた日本の現代社会は大地震や殺傷事件によってそうではないと自覚すべき時期が到来しているようだ。そのことは秋成が「仏法僧」で書いたことであって、聖なる空間の高野山から排除されつつそこをさまよう亡霊の秀次のような人物が、日本中から湧いて来ることでもある。17歳は試験の成績によって東大からの排除を感得した。東大のみが聖なる空間ではないはずが、俗な親の監督によって17歳は異端かつ俗な者として社会から排除されることになった。これは「親ガチャ」であり「子ガチャ」が原因で、なるようにしてなったことではないか。秋成は一時期医者で生計を立てたが、誤診で子どもを死なせたことで医者をやめた。成績優秀が自慢で医者になる者は、誤診で何人も殺しても、『今後の経験に活かすためにそれは必要なことであった』と言い訳してさして心が痛まない者がいるだろう。聖なる中心が腐ることはままある。みんな知っていることだ。
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by uuuzen | 2022-01-16 23:59 | ●新・嵐山だより
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