人気ブログランキング | 話題のタグを見る

●ムーンゴッタ(1日遅れ)・2021年8月
つかみ 吾は笑われ 溺れしが 浮いて生きるも いずれは沈み」、「目の回る 酒呑みも 経済回し 文句あるかと 文句呟き」、「益あれば 疫もよかれは 不易かな 死ぬ人あれば 儲かるもあり」、「ワクチンを 不惑で打ちて 床に伏し 高熱下がり 酒にワクワク」



●ムーンゴッタ(1日遅れ)・2021年8月_d0053294_21175228.jpgゴッホについてブログで新カテゴリーを設ける気があると以前書いた。脇道に逸れながらゴッホについて目下いろいろと読んでいて、気になることが増える一方だ。ゴッホが手紙を交わした画家の中にスーラ以降の新印象主義を担ったシニャックがいる。彼は1889年3月下旬にアルルの病院のゴッホに会いに行き、別れ際にゴッホは油絵具を溶くテレピン油を飲もうとした。精神を病んでいたので、そういうこともあろうが、痛々しいエピソードだ。以前書いたようにゴッホはアブサンの酒瓶とそれを注いだコップを描いている。それは液体の入ったガラス器を油彩で描くことの練習を意図してのこととも言えるが、ゴッホが酒を好んでいたことは間違いなさそうだ。パイプをくわえた自画像もあるので、たばこ好きでもあったのだろう。また面白いことにゴッホはドーミエの作品を1点模写している。ドーミエの白黒の石版画を元にした油彩で、テーブルに就いて飲む3人の男を描く。ドーミエは油彩でも飲んだくれを描いている。その観察眼が見事だ。ドーミエはアル中ではなかったが、大金が入れば酒屋1軒の酒を丸ごと買ってみんなに振る舞う気前のよさであったらしく、常に金欠であった。それで酒に溺れている暇がないほどに馬車馬のごとく描きに描いたが、それはゴッホも同じで、酒で破滅する人格ではなく、社会の底辺でもがく人物に対する目は優しく、アル中を非難しなかった。精神を病んだのは遺伝的な要素が大きいだろう。話を戻して、ゴッホを見舞ったシニャックは翌月ゴッホに手紙を送り、ゴッホは制作中の絵のスケッチを添えた手紙を返した。余白に読書のことを縦書きするほどの長文で、その後シニャックは文通を欲したが、ゴッホは二度と書かなかった。ゴッホが死ぬのはその1年3か月後だ。ゴッホは他の画家との共同生活を最期まで諦めていなかったようで、人恋しさもあったろうが、同じ道を歩む者同士で切磋琢磨したかったのだろう。シニャックとは珍しくも論争せず、ゴッホが知り会った印象派の画家の中では最も敬愛し、論争もなかったが、ゴッホが文通を続けなかったのは、シニャックの初期の印象派の画業を後の新印象主義の作品よりも評価したことに一因はあるだろうか。今日も曇天で月は見られないと思っていたところ、深夜0時直前に裏庭の空を見上げると、雲の厚みが減ったようで、ぼんやりと照っていた。消耗した電池4本をカメラから外してしばし擦ると、どうにか3枚写せた。今日はそのうちの1枚を使う。満月から1日経ったので気の抜けたビールのようで酔えないが、性能の悪いカメラでは、また手許がわずかにぶれた撮影では満月に見える。
スマホやタブレットでは見えない各年度や各カテゴリーの投稿目次画面を表示する

by uuuzen | 2021-08-23 23:59 | ●新・嵐山だより(シリーズ編)
●「あるはずの 満月待ちて 灯... >> << ●撮り鉄の轍踏み蘇鉄読み耽り、...

 最 新 の 投 稿
 本ブログを検索する
 旧きについ言ったー
 時々ドキドキよき予告

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
以前の記事/カテゴリー/リンク
記事ランキング
画像一覧
ブログジャンル
ブログパーツ
最新のコメント
言ったでしょう?母親の面..
by インカの道 at 16:43
最新のトラックバック
ファン
ブログトップ
 
  UUUZEN ― FLOGGING BLOGGING GO-GOING  ? Copyright 2024 Kohjitsu Ohyama. All Rights Reserved.
  👽💬💌?🏼🌞💞🌜ーーーーー💩😍😡🤣🤪😱🤮 💔??🌋🏳🆘😈 👻🕷👴?💉🛌💐 🕵🔪🔫🔥📿🙏?