「
妊娠に 見える脂肪の 太腹が さらに膨らむ コロナ禍続き」、「どこへ行く コロナ蔓延 見えぬ先 転ばぬ先に 杖で素振りを」、「杖つきつ よろめき避けて 買い物へ コロナコロナで 転びそうやが」、「夜蛾の舞う 窓にラヴェルの シルエット」

昨夜「風風の湯」からの帰り、雲は皆無で満月がくっきりと見えた。実際は今夜が満月で、曇天であれば見えないかもしれず、保険のつもりで帰宅後に月を撮影しておこうかと思ったが、雲が皆無では面白い写真にならず、月以外の何かがあるのがよい。それに家内に天気を訊くと雨は降らないと言う。その言葉を信用して撮影しなかった。そして今夜7時半頃に撮ったのが最初の写真で、雲に半ば隠れている。それにいつもよりやや黄色っぽい。地平線に近いので、1,2時間後に出直そうと思ってYouTubeで音楽を聴いていると、珍しいことにやがて家内が月を見て来ると言う。建築中の住宅が夜も手伝って異様な圧迫感があり、またその建物に遮られて見えにくいと伝えたが、すでに月はその家の屋根の上に昇っていて、雲もないとのこと。すぐに交代して出かけて撮ったのが2枚目の写真だ。朧に近く、明日は雨かもしれない。長靴履きで買い物に行けばいいが、片手は傘で塞がるのでいつもほどには買えない。話題を変えて、ここ1か月は体重が増え、Fさんから少し太ったなと言われた。1.5キロほどで、数日で減らせる自信はあるが、運動不足を自覚していて、太るのも当然という半ばやけっぱち気分もある。コロナでストレスを溜めている人は少なくないようで、筆者も気づかぬうちにコロナゆえのストレスを抱えているかもしれない。相変らず毎日のように本などが届き、関心事は増える一方で、それもストレスのせいかと思わないでもない。ストレスゆえの異常行動の一例と言えばいいか、3週間ほど前の夜、スーパーで万引きする20代の眼鏡男を目撃した。男は防犯カメラを背に缶ビール売り場にしばらく立っていた。筆者が急にその男の横から背後に回った瞬間、男は慌てて缶ビールの山を崩し、2缶が横倒しになった。男は元どおりにしようと焦りつつ小さな巾着袋をビール缶の山のてっぺんでさっと開いて据え、ロング缶を1本ねじ込み、紐を絞った。筆者はその瞬間を斜め背後1メートルから目撃した。男は店内を早足で半周し、レジを通らずに出た。ビール缶の最奥の列に1本分の穴がぽっかりと開いていた。ビールの金が惜しいよりも、スリルを味わいたいというストレスがあるのだろう。ビール売り場のすぐ裏手にレジがあり、その若い女性の手が空いた時、筆者は目撃したことを伝えたが、防犯カメラの死角での行為だ。その男から何度も盗まれているとしても、スーパーにはわずかな損害で、捕まえる気はあまりないだろう。85歳のMさんに話すと、「いずれ捕まるよ。若いのに一生傷がつくことを……。アホやな……」「盗み人 照らす満月 どこまでも」

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