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●撮り鉄の轍踏み蘇鉄読み耽り、その4
み出る 血を止めし紙 その赤に 蘇鉄想起し 葉描き添える」、「蘇鉄の実 黄泉でも赤く 蘇り リンネの理念 輪廻に通ず」、「相思い 千切るな契れ リンネソウ」



●撮り鉄の轍踏み蘇鉄読み耽り、その4_d0053294_13330996.jpg
2,3年前、田端義男の「島育ち」を口ずさむと家内がびっくりした。まさか筆者がそのような古い歌を知っているとは思っていなかったからだ。またバタヤンの歌い方を真似するのでなおさらだ。今調べるとバタヤンの「島育ち」は昭和38年、筆者12歳の時の大ヒット曲で、当時その曲をラジオでよく聴いた。TVは同じ頃に父方の叔父筋に当たる、とても優しく、男っぷりのいい人物に母がねだって中古品をもらったが、バタヤンは晩年までTVで同曲をよく披露した。そう言えば、母方の伯父は同じ頃の正月、酒に幾分酔って陽気になり、バタヤンのギターを弾く姿を真似ながらその曲を歌った。当時誰しもその歌詞冒頭の「赤い蘇鉄の実も熟れる頃」を記憶したであろう。その歌詞から筆者は蘇鉄の実が赤いことを知ったのではなく、実際にその実を見たのは小学校の校庭の片隅の植え込みだ。そこに大きなひっそりと蘇鉄があり、赤い実も見た記憶がおぼろげにある。わが家は小学生の息子が学校から蘇鉄の苗をもらって来たものが育ち、また株分けしたので今は2鉢あるが、その苗木は実から育てたもので、蘇鉄の実は種苗店で手に入るのだろう。蘇鉄は雌雄の株があって、わが家のものがどちらかわからない。息子が持ち帰って30年ほど経つのに、成長が遅く、株中央に雌雄がわかる花穂がつかない。田中一村はこの雌花から赤い実が覗いている様子を描いたが、画集の確認が面倒なのでこのまま書き進む。そうそう、この新シリーズの「番外編」では蘇鉄を描いた作品を紹介するつもりでいるので、いずれ田中一村の蘇鉄の絵も取り上げる。蘇鉄は葉が円形に広がって、絵にするには退屈な素材だが、幹が高くなって来るとその幹を絵の構図に活かせる。そこに花穂を持ち出せば、俄然画題として面白くなる。緑色の葉と黒い幹、そこに赤い実、しかもそれを覆う皮膚のねじれ具合が炎のような形で、蘇鉄の生命力が花穂に凝縮されている感がある。話を田端義男に戻すと、「島育ち」の歌によって意識するようになった蘇鉄の実を自宅で見たいために、息子がもらって帰って来た苗木を育てて来たと言える。成長が遅いことは最初からわかっていたが、30年経っても思うほど大きく育っていないのはなぜか。たぶん鉢の大きさのせいだ。鉢の大きさに見合った成長しか出来ないはずで、まだ余裕のある隣家の裏庭に地植えしてやれば成長が早まるだろう。陽射しのよい校庭のような場所が理想で、思う存分のびのびと育ってほしいが、その思いを託して息子の小学校では蘇鉄の葉1枚の苗木を児童に配ったのだろう。それらの苗木がどのように育ったか。豪邸でない限り、蘇鉄はせいぜい鉢植えのままだ。葉を大きく広げるので結局は邪魔とばかりに処分されるのではないか。
●撮り鉄の轍踏み蘇鉄読み耽り、その4_d0053294_13332747.jpg
 筆者は夜の闇に乗じて駅前にある林の片隅にでも植えてやろうかと思わないでもない。そこに陽当たりのいい最適な場所がある。あるいは今日の最初の写真、松尾橋下流左岸の河川敷がいいか。この写真は2月19日の投稿「蘇鉄見て 蹉跌知る人 弱さ捨て」に載せた松尾橋上から撮ったものを、間近で2月27日に撮影した。グーグルのストリート・ヴューで確認すると、その最も古い撮影である2013年10月にすでに小さく写っていて、鉢植え程度の小さなものを植え替えたのだろう。きちんと区画内に収まっているので、そこに目立つ木を育てる意図があったことは確かだが、蘇鉄が選ばれたのは成長が遅く、さして目障りでないからだろう。この蘇鉄のそばにわが家の鉢植えのものを移植したいが、そんな勝手は許されない。それに運ぶのは大変で、乗用車ではたぶん無理で荷台のある小型トラックが必要だ。蘇鉄は丈夫な植物で、移植がたやすく、それだけにネットでもよく販売されている。今日の最初の写真の大きさでは移動費別で最低5万円はする。今思いついたが、息子の小学校の校庭に蘇鉄が植えられていなければ、そこに移植出来るかもしれない。校庭をいずれ確認したうえで自治連合会やPTAを通じて相談するのがいい。わが家の2鉢は隣家の前庭と裏庭にそれぞれあって、より大きく育っている裏庭の鉢のほうがいいだろう。学校でもらって来たものを育てて学校に返すというのは妙案と思うが、学校側は迷惑がるかもしれない。話を戻して、最初の写真の蘇鉄はいくらでも大きくなれる場所にあり、また遠目に目立つので、筆者は死ぬまでその成長を楽しめる。どうか無事にもっと大きくなってほしい。2枚目の写真は同じ2月27日、地元小学校近くの民家2軒で撮った。陽射しが終日当たり、わが家の蘇鉄よりはるかに成長しているが、写真左は葉の先が黄色に変化し、褐色に枯れている葉も目立つ。放ったらかしにしていい植物だが、愛情のかけ方によって育ち具合は違う。その点、写真右のものは少なくても3株あって葉が青々とし、これ以上大きくなれないほどに繁茂している。3枚目は2月28日、家内と高槻の実家を訪れた際、その途上で見かけた。道路際に「飛び出し注意」の看板があり、その脇の側溝の鉄蓋上に行く手を遮る形で蘇鉄の鉢が置かれている。どうも置き場所に困った形で、写真を撮った後、筆者は車道に急に飛び出さないように気をつけながら看板の右側をぎりぎり抜けた。30年も経てばこれほどの高さの幹に育つ気がするが、わが家の2鉢は幹と言えるほどの長さはなく、ずんぐりとした塊のままだ。鉢の大きさはこの3枚目の写真と同じほどで、なぜ成長が違うのだろう。やっぱり陽射しかと思うが、「伸び悩む 理由わからぬ 井の蛙 大池夢見 黄泉に帰る」といったところで、筆者には植物をうまく育てる才能がないようだ。「才能は 愛のことだと 知りながら 尻をかきつつ 書きつ忘れる」
●撮り鉄の轍踏み蘇鉄読み耽り、その4_d0053294_13335145.jpg

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by uuuzen | 2021-04-26 23:59 | ●新・嵐山だより(シリーズ編)
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