「
蒲鉾の 板に蒲穂を 赤く描き」、「警告の 数字知りつつ 不養生」、「自覚なし それ幸いと 過信せり」、「無視しても 体正直 数値超え」 昨夜に続いて今日はもっと腹立たしいことがあったが、嫌な気分になることは損だ。体にもよくない。

一昨日、母が入院している病院に行った時、誰でも使える血圧計があって家内が腕をまくって測った。「風風の湯」では去年2月までは血圧計が2台あったのに、コロナ禍で撤去された。化粧水の類もなくなり、髭を剃った後は自宅でクリームを塗る必要がある。「風風の湯」で計測する血圧はいつも上が180、下は140ほどあった。その数値では血圧を下げる薬を服用せねばならないと常連から言われたが、2年前の市民検診では昼の3時頃に測ったせいか、上が135ほどで、正常と言われた。去年はコロナために市民検診がなく、送られて来た票を持って指定された病院に1月末までに診断を受けるようにと封書が届いたのに、それを無視した。今年の市民検診があるかどうかは微妙なところで、再来年となれば筆者は血圧その他の数値を知らない期間が丸3年となる。「風風の湯」の常連はたいてい健康管理に余念がなく、人間ドッグに年に1,2回入る人もいる。筆者は健康無関心派で、健康診断のさまざまな数値に「要医療」が出ているのに放ったらかしだ。一昨日病院で家内に次いで血圧を測ると上が165だ。それを知った妹は、薬を飲まねば、父と同じように脳梗塞になって、半身不随で数年過ごし、70の手前で死ぬと言う。今70の手前で、父より長生きするようだが、筆者は顔を含めて父とよく似ているので、同じ病に見舞われる可能性は大きい。それは嫌で血圧を正常な数値にしたいが、薬は嫌だ。「風風の湯」の85歳のMさんもそうで、注射、薬を拒否し続けて現在すこぶる元気だ。筆者の見るところ、人間ドッグを信頼し、健康ためと称して特別な食品に敏感な人ほど、どことなく不健康に感じる。還暦を過ぎると厄年はなくなる。それは60になればいつ死んでも不思議でなく、それ以上の人生はもうけものという昔の人の考えによる。栄養が満ち足りて寿命はかなり延びたが、若く見えても現在の60は昔の60と体は同じだろう。筆者は血圧の高さは承知だが、自覚症状は皆無で、まさか突然脳梗塞になるとは夢にも思っていない。それが慢心と言われると返す言葉はない。血圧以外に異常な数値がいくつかあって、数年前に保健所の女性職員から呼ばれて面談した際、生活の習慣を変える必要があると言われた。毎日散歩し、暴飲暴食をしないことで、そんなことは言われなくてもわかっている。運動目的の散歩は大嫌いだが、スーパーに行くには2時間歩くから、毎日スーパーに行けば運動量は充分だ。食については腹が膨れれば何でもよく、また腹八分目だが、体重は最近増えて62キロ、どこをどう改めるべきかわからない。
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