「
港には ワクチン届いて 気は緩み」、「地震来て 五輪開催 おぼろ増し」、「七輪の 鰊煙りて 五輪燃え」、「燃えた後 吹けば飛ぶ灰 残るのみ」
昨夜東北で震度6強の地震があった。10分ほどして家内に言った。「ここ1か月ほど、地震が来そうな気がしてやんや」 阪神大震災があったのが1月半ばで、また10年前の大地震があった3月が近づくからでもある。昨夜、地震は10年前の余震との発表があった。人々を安心させる意図を感じるが、数十年後に同規模の地震があっても余震なのだろうか。それは超巨大の予震かもしれない。ともかく、昨夜1時頃に就寝し、今朝は珍しくも6時前に目覚めた。早速TVを見ると、死者は確認されず、今のところ被害はさほど甚大ではない。10年前の大地震後に東京オリンピックを開催すると当時の都知事が言い出し、その後に開催が決定した。コロナで1年延期になったのに、また大きな地震が来て暗雲がさらに増えた。ところが、五輪関係者は危機がひどい時ほどスポーツでみんなを感動させ得ると御託を述べるだろう。「感動は 自分ひとりが したいだけ」、「いくらでも 己を誉めよ スポーツ人」、「大金に 釣られて走る マラソンぞ」日本記録を出せば1億円出すという餌目がけて走るマラソンは、『走れメロス』とは大違いで、2時間少々の死ぬ思いで得られる金算段だ。筆者は新記録に喝采する気持ちよりも、金余りの日本の醜さを見る思いだ。「懸命に やって当然 生き物は」 スポーツに税金じゃぶじゃぶ使っても芸術には雀の涙しか出さない政治だ。出すとしても美大の教授や先生といった、権威と名誉を持っている人が対象で、あたりまえのことながら在野は鼻にもかけてもらえない。それどころか、そのうち在野の目障りな表現者を懲らしめる法律を作るなどして、100年前のドイツのようになるかも。そのことで最近思うことが絵画に多々あり、いずれまとめて投稿するつもりでいるが、絵画に興味のある人は世間では少数派だ。それゆえ筆者の書くことは目障りと思われるはずはなく、安心して好き放題に皮肉り砲弾を放談出来る。話題性転換。「丈夫だね そんな体で 海渡り」好きなところに飛んで行って人に飼われずに生きる渡り鳥はかわいい。今日の写真は2日の節分に中ノ島公園で撮影した。4,5回シャッターを押して1枚だけ写っていた。2メートルほど近寄っても逃げず、同公園では頻繁に見かける。話題性転換アゲイン。「鰊焼き 鬼が退散 福来る」 筆者は鰊の丸干しが好きで、スーパーで見かけると家内に買うように勧めるが、焼くと臭いがひどく、家内はめったに買わない。節分の時節、その臭みから鰊の頭をヒイラギとともに玄関に飾ると鬼が入って来ないと考えられた。鰊を好む筆者は鬼ではないことになる。「鰊食べ 元気妊娠 臭味吐く」、「時針読み 地震あれども 自信持ち」、「言わねども 心に火炊き かなえたき」、「ひたひたと 火炊く音の 足音や」
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