「罰当たり 場当たり的に 鼓を叩き」



「罰当たり ばっちり当たれ コロナ策」
「あかんがな ごまかすばかりの 胡麻のカス」
「かわいいと ゆるキャラ許す ゆるい人」
「ゆるめれば とめどを知らぬ 太鼓腹」
「太っ腹 バチが当たって 反吐音頭」
「音頭取り 温度測って 隔離され」
「閣議され ロックダウンで ダウンされ」
「ダウン着て 寒さ凌ぐか ホームレス」
「ホームなし 訪問もなし 何もなし」
「何者も コロナに罹り 意思が萎え」
「意思萎えて 縊死を望んで 石の下」
「石の意思 あらんちゃんの 笑顔かな」
「あらんがな あらんでんがな あらへんで」
「嵐電は ちゃんとありま 走ってま」
「そうでっか あらんちゃんも 乗ってるか」
「怖いがな 間近で見ると でかいがな」
「でか過ぎて ふたりの分を 要求し」
「あらんがな あらへんがな あらへんで」
「文句言い 気づかぬ恥の 醜さや」
「見にくいで でかい体を ずらせろや」
「文句言い 気づかぬ恥の 醜さや」
「何をこら 喧嘩売るのか でかい顔」
「ゆる心 赦す心の 大顔や」
「そうやなあ 仏の顔も 三度豆」
「うまいこと 言うやおへんか 三度真似」
「ゆる心 真似っこしよう 塩まぶし」
「そらあかん なめくじみたく へたるがな」
「ヘタレやな 塩味いるで 少しはな」
「甘味好き 糖尿爺は くじも好き」
「くじ引いて ９時に寝て見る 甘い夢」
「甘味好き ゆるキャラみんな 尿甘し」
「健康は 甘さ辛さの 案分や」
「健康は 渋さ苦さも 知ってよし」
「何事も 物は言いよう いいわよー」
「岩模様 ごろり混ざりて 人の世の」
「まざまざと 人さまざまを 見る心」
「心なし ざまあみろと 思う人」
「座間見れば 隙間少なし コロナよし」
「咳払い コロナ気にする 双方や」
「落ち着きは ひとりぽっちに ありにける」
「孤独死を 始末する人 後光映え」
「徒に 悪戯ばかり これ人生」
「孤は独 独は毒かと 時に問う」
「毒づいて どつき回され ネット村」
「こっそりと 咲くも可憐な 日陰花」
「日陰嫌 目立ちがいいと ネット花」
「ネット湯に 入りて味わう ねっとりさ」
「熱を取り さあ街角へ 繰り出そう」
「知らんがな 誰がコロナに なろうとも」
「なろう友 孤も独毒も 嫌だから」
「いや、だから 言ったでしょと 上目線」
「自信なし せめて謗りで 勝ち誇り」
「価値なしの 埃だらけの 顔こころ」
「負けて勝つ 便利な言葉の 鎧着る」
「鎧着て コロナに染まる 愚か者」
「ロッカーは 愚か者かと 自問せず」
「ロッカーも ロックダウンの ロンドンや」
「ドロロンと 消えてくれぬか コロナどん」
「泥の論 尽くされ難し コロナ禍は」
「感染は 感心せんが 仕方なし」
「感染に 関心ないは あかんがな」
「あかんがな ガタが来てるで 年齢や」
「仕方なし 誰でもオイル 切れるんや」
「老いて知る 急に切れる 忍耐を」
「忍耐を持たぬと決めた ゆる心」
「見習うは ゆるキャラ顔の まんが笑み」
「笑み我慢 体に悪し 嫌われし」
「こっち見て あっち向いてと カメラ声」
「切りがなし 霧なし期待 応じれず」
「五七五 数えながらの 暇つぶし」
「五七五 数え食べても 穀つぶし」
「撥当たり 悲鳴上げたる 太鼓腹」
「コロナとは 聴く耳持たぬ 菊の花」

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