戸を立てられない人の口と昔から言われるが、ネット社会になって罵詈雑言をバリバリ書き立てる人が目立つようになり、それにバリバリに苦しめられて自殺する有名人がいる。

そのバリバリの無名人は顔も本名も晒さずに悪口をまくし立てるので、有名人は藪からいつ刃物が飛び出して来るかわからないのと同じ状態を味わうことになる。ところが最近のニュースによくあるように、無名人同士でもストーカーされた挙句に殺される事件があって、コロナ禍によってひきこもりを余儀なくされ、人づきあいを断つ状態は案外いいことに思える。話を戻して、有名人になれない才能のなさを凝視することに耐えられないHOPELESSNESSは苛立ちを有名人にぶち撒けるが、ザッパがそういうHOPELESSNESSを『ブルー・ライト』の歌詞でからかったことを、HOPELESSNESSは理解しない。今後もザッパはHOPELESSNESSのファンに誤解されながら支えられるが、世間とはそのように間違っているもので、HOPELESSNESSの悪口から心を病んで自殺するのは、HOPELESSNESSの思うつぼでアホらしい。ザッパはHOPELESSNESSを鼓舞するために作曲したのではなく、HOPELESSNESSはHOPELESSNESSで一生を終えるのであって、ザッパの音楽はHOPELESSNESSにわかるはずがない。で、アレックスを支援した人たちはHOPELESSNESSではないと信じたいが、写真集『ZAPPA』巻末の1510人の名前を見ると、世界的有名人が混じってはいるが、大部分は無名に違いない。筆者も含めて彼らを金に余裕のあるザッパ・ファンと言うなかれ。金があっても支援しない人は大勢いる。自治会長を務めた筆者の経験から言えば、貧しい人ほど、たとえば赤十字の寄付も気前よくする。貧しい人は金持ちにはHOPELESSNESSに見えるらしいが、HOPELESSNESSでも優しさを持つことは出来る。金はなく、心も荒んで、正真正銘のバリバリHOPELESSNESSは、ザッパの言葉を借りれば、誰からも相手にされず、また自ら好んでそういう惨敗三唱の人間になっているのであるから、放っておけばよい。さて、支援者向けに提供された音源の「その3」は、先日アレックスから届いたEPとCDだ。前者のデジタル化をアメリカの大西さんから送付してもらったことで1枚のCD-Rに焼く態勢が出来た。作曲順ないし録音年代順に並べ変えたちょうど1時間は、聴いていて時計代わりにもなるのがよい。来年発売の公式のサウンドトラック盤は初心者向けの内容と言ってよいが、以下のように曲を並べ変えたCD-Rは、その公式アルバムに収録されない曲がある。万歳三唱の優越感に浸りながら、また寒さとコロナを回避し、部屋に引きこもって戸を立て、ザッパの音楽人生を走馬灯にように回顧して楽しんでいる。
●1.The Full Impact (1:00)
●2.Rawgah (3:32)
●3.Toronto (excerpt) (1:48)
●4.Memories Of El Monte (4:14)
●5.Oh,In The Sky (1:55)
●6.The Duke (6:33)
●7.Theme From Run Home Slow (2:26)
●8.The Little March (1:23)
●9.Oink (0:45)
●10.Randomonuim (1:28)
●11.Humble & Naive (0:17)
●12.Vault Of Imaginary Diseases (5:26)
●13.Mo’s Vacation (4:03)
●14.Watermelon In Easter Hay (5:21)
●15.Envelopes (4:05)
●16.Brutality (Maniac Mix) (4:34)
●17.None Of Above (Excerpt)(2:03)
●18.Overture (9:18)●スマホやタブレットでは見えない各年度や各カテゴリーの投稿目次画面を表示→→