船便の時代ではないが、航空便でもアメリカから日本まで1か月以上要する場合がある。それが予想外に早く昨日フェデックスを通じて届いた。本とLPとCDの3点で、これは300ドル以上の支援者に届く。
調べると、送料は支援後に別払いで2500円程度が引き下ろされていた。LPにアレックスのサインが入るのは350ドル以上で、筆者のものはサインがない。またLPはジャケット上部の2行のタイトルにあるようにEPで5曲入りであることが手に取ってわかった。その5曲は昨日アマゾンで予約した来春発売予定の公式サウンドトラック盤に含まれず、また先日デジタル・ダウンロードし、昨日現物が届いたCDとは曲目が全部違う。CDと併せると60分で、1枚のCDに収まるので、そうしてほしかった。筆者はLPの音源をCD-Rに焼くことが出来ないからだ。このLPサイズEPは2000枚限定とされるが、300ドル以上の支援者はそれほどはいない。ついでに書いておくと、本の最後に8ページにわたって150ドル以上つまり本をもらえる支援者1510名の名前がランダムで記載されているが、筆者の名前がない。杜撰な編集と言わざるを得ず、早速アレックスが見る掲示板に筆者の名前がないことを伝えた。本については後日書くとして、今日はCDについて。デジタル・ダウンロードによってカル・シェンケルが描くザッパの正面顔を使ったジャケット・デザインの画像が提供されたが、それは昨日届いたCD、EP=LPのそれとは若干違う。CDは紙ジャケの見開きタイプで、LPは見開きではない。ジャケット裏面右下に金の刻印でナンバリングがあり、筆者のものは000757だ。ザッパの場合、マキシ・サイズのEPは、ここ数年は春と秋にある「レコード店の日」に特別に発売されるアナログの限定盤として定着しているが、今回の支援者向き限定盤はジャケット上部のタイトルを変えて同じ曲内容か1,2曲入れ変えて「レコード店の日」に発売されるかもしれない。そうなっても支援者向けの限定盤の希少価値は減少しない。大西さんは大満足したとのことだが、本当にそうで、300ドルの支援に充分見合っている。特にCDが紙ジャケットであることは意外だ。カルがデザインしたイラストを背景とした支援者の名前を記した紙は、CDでは4つ折りの裏表に印刷され、見開きジャケットの左に収納されている。EP=LPではそれがジャケット・サイズの1枚ものの裏表が使われるが、CDとはイラストの色が部分的に大きく異なる。どちらにも同じ箇所に支援者全員の名前があって、筆者の名前の箇所は先日の投稿「デジタル・ダウンロード、その2」にトリミング画像を載せた。CDの盤面のイラストはカルのもので、見開き左上からの引用だが、これはEP=LPにはない。なお、ザッパの顔のイラストはCDでは髪に逆光を示す若干の白がある以外は同じだが、背景が双方では異なる。
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