雄大さをより周囲に誇示するためにライオンの雄はたてがみを大きく進化させたのだろう。今朝アレックスからメールがあって、彼の映画『ZAPPA』に因む別のポスターの画像が紹介された。
URLが記されていて、そこに飛ぶとシルクスクリーンで110部作られたもので、サイズは幅24インチ、縦36インチで、縦は90センチほどだ。これとは別に少し小さなサイズでもう1点あって、こちらはザッパが好んだアメリカの怪獣映画のポスターからその題名を含むイラストを30ほど集めたもので、限定250部、どちらのポスターもアレックスのサイン入りでネットを通じて買えるが、価格は記されていない。ザッパの顔のポスターは髪が広大で、60年代には似たイメージはよくあって、斬新さはあまりなく、またザッパに似合っていない気がする。そう言えばザッパは70年代、80年代、そして90年代初頭まで多くの写真があって、ファンがどの時期のものを好むかを調べると面白いかもしれない。それはどの時期のザッパの音楽を好むかによるであろうし、またそのことはどの時期の音楽を最初に聴いたかによることが大きいだろう。それはさておき、今日は振袖の蒸し上がりを引き取りに四条大宮の整理工場に行くが、昨日は丸1日、仕事の空きがあったので、気になっていたアレックスからのメールを全部確認した。筆者に届き始めたのは「#39」からで、それ以前のものは「#24」に遡るまでアメリカの大西さんから送ってもらった。大西さんは筆者のように締め切り間際ではなく、70万ドルほどが集まった状態で参加した。「#1」から「#23」がどういう内容かわからないが、これは支援者用のサイトから順に見られるかもしれない。たとえば届いたメールからサイトの「#24」に行くと、その最下段に「#23」へ飛べるリンクがあると記憶する。さて気になったこととは、支援者に提供された曲だ。その大半は支援者全員がアクセス出来る「VAULT PASS」にあるが、それ以外に単発で紹介された4曲がある。これらすべてを昨夜ダウンロードした。2時間20分ほどの量で、その半分のザッパがラジオ・ショーのために編集していた音源をCD-Rに焼いた。80年11月のライヴが中心で、未発表ヴァージョンを含み、いずれ詳しく紹介する。また67年10月のニューヨークでのエリック・クラプトンとのギター・デュオは10分ほどの長さがあるが、画面の埋め込み映像で、そのURLがわからず、ダウンロードが出来ない。またダウンロード出来ても音のみ取り出す方法がわからない。キャプテン・ビーフハートとの共演もあったと思ったが、これは記憶違いで、YouTubeで見た。ただし『トラウト・マスク・レプリカ』時のビーフハートやマジック・バンドを撮影した白黒フィルムが発掘され、その一部は映画『ZAPPA』で紹介されるだろう。
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