幅500ピクセルがこのブログで表示される画像の最大で、昨日の正方形のアルバム・ジャケット写真もそう出来るのに360ピクセルにした。自粛気分が働いたのだ。
それでアレックスから届いたアルバムの他の画像をどう載せようかかと迷う。企画者のうち、たぶん3万円以上の人たちだけに配布される特典で、それをネットに晒すことは、3万円以下の支援者や支援していない人に歓迎されても、アレックスやザッパ・ファミリーは気分よくないだろう。紹介するならごく一部に留めておくべきだ。それで6ページのうち、最初のジャケット表側なら、アレックスも紹介するはずで、筆者が公開してもいいだろうと考えた。6枚の画像のうち、4,5ページがLPに封入される特別資料と考えるのは、見開きとして見られるのは4ページ必要であるからだ。また封入されるとすれば、それを除外した、ザッパの初期のアルバムによくあったように、普通の見開きジャケットが別に作られる可能性を思わせる。それはLPが2枚であってもよい。今回届いた40分の音楽はLP2枚組『200モーテルズ』からすればかなり物足りず、CD―Rにして聴くとすぐに終わる。選曲は初期と晩期に重点が置かれ、抜けているその間を埋めた形の2枚組LPをザッパ・ファミリーは公式発売するのではないか。そのためにカル・シェンケルが2種のジャケット絵を用意したかもしれない。画像の6ページ目のジャケット裏面最下段にザッパの髭ロゴマークや文言が小さく組み込まれていて、これも公式に発売されることをにおわせる。せっかくの機会であり、ザッパ・ファミリーがサウンドトラック盤を発売しないはずがない。ただし、それが実現したとして、画像の4,5ページは省かれるはずだ。それはカルのイラストを背景に、特別支援者数百人の名前が全員同じ大きさの文字でランダムに貼られたデザインになっているからだ。その最初、つまり4ページの左上はザッパナーレを運営するドイツ人で、彼が最も多くの金を提供したのだろう。細かい文字を拡大しながら確認すると、5ページにアメリカの大西さんの名前が見つかった。筆者の名前はなかなか探せず、諦めかけたところ、大西さんのやや右に割合孤立した形であった。他の日本名は、おそらく京都木屋町でバー「ZAPPA」を経営していた古賀さんしかない。大西さんが以前来日した時、筆者はその店に彼を連れて行った。その夜の3人が今回の特別アルバムで集まった。金さえ出せば誰でも名前が載るとはいえ、ザッパへの熱い思いがあってのことだ。そのファンが星のごとく連なる様子を、この4,5ページはうまく表現している。4,5ページを横幅500ピクセルで載せれば支援者の名前はつぶれて見えないので、全体図をここに載せていいようなものだが、やはり自粛し、大西さんと筆者の名前のある個所のみ切り取った。これなら文句は出ないだろう。
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