選曲はどうか。これが一番気になることだ。今朝アレックス・ウィンターから彼が制作したドキュメンタリー映画『ZAPPA』のサウンドトラック・アルバムのデジタル音源が届いた。
モノとしてのアルバムは後日発送があるとのことで、それは今月27日だろう。日本までは1か月かかるとして年末か。今朝のアメリカの大西さんからメールに、ダウンロードは出来たが、ZIPファイルのうちアルバムの画像資料は開けないとあった。筆者は仕事が超多忙なこともあってダウンロードをすぐにせず、仕事の区切りを待って夜に作業を開始した。ダウンロードのクリックは一度限りで失敗すればどうしようもないので、気持ちとパソコンの環境を整えた。パソコンは1階と3階にあって、どちらも中古で反応は遅い。CD-Rが焼けるのは3階のパソコンで、それを使うことに決め、空き要領を増やすために不要ファイルを全削除した。ダウンロードに要した時間は15分ほど、ファイルのサイズは95.8MBだ。ZIPファイルの解凍の仕方がわからず、1時間近くあれこれ調べてmp3ファイルの音源が14現われた。この音を聴くのにさらに苦戦し、ようやくメディアプレーヤーでCD-Rを焼くことにも成功し、それをステレオで鳴らしながらまた仕事に勤しんだ。最近仕事があまりにも切羽詰まっているので、この文章を書いている暇はないが、原稿3枚程度なら、朝飯前ではなく、朝飯が終わった直後の頭の運動にちょうどよい。さて、14曲は計40分で、LPに収めることを意図している。またザッパの初期から最晩年までも網羅しているが、これは映画の内容が全活動期を扱うからで、ベスト・アルバムとしての機能もある。アレックスはキックスターターを使った企画に支援してくれた人だけに送られるアルバムで市販されないと書いているが、どの曲もいずれ別のアルバムで発表されるだろう。そのための見本盤を兼ねているように感じる。ジャケットのイラストを担当したのはカル・シェンケルで、彼は80代と思うが、彼がこれまで手がけたザッパのアルバム・デザインの集大成になっている。また収録曲の内容によく似合っていて、このジャケットがなければ楽しさは半減した。画像資料は6ページのPDFファイルで、1,6ページがジャケットの表、裏、2,3ページが見開いた内部の左右、4,5ページがいかにもカルらしい緻密なデザインでこれはLPに封入される1枚の紙の裏表と想像するが、内容については明日詳しく書く。気になったのは、先日の
「アレックスのメール92」に載せた写真のレコード・ジャケットと比べてザッパの正面顔は同じで背景が異なり、暗い夜空になっていることだ。支援者には確かEP盤が送られるとあったと記憶する。ひょっとすればLPとEPの2種があって、カルは背景を描き分けたのかもしれない。
●スマホやタブレットでは見えない各年度や各カテゴリーの投稿目次画面を表示→→