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●嵐山中ノ島小橋修復、その2
通の噂は近所に確実に広まるのか、先週の20日に5か月ぶりに梅津の従姉宅に行った時に2時間ほど話した時にその話題が出た。同じ家に数十年住んでいると近隣に古くからの知己が多くなり、女性同士の連絡網によって、いいことよりもそうでないことの噂が広まりやすい。



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何歳になっても女性は嫉妬深いものであることを最近筆者はある人を通じて実感したが、嫉妬は偏見が原因ばかりとは言い切れないことも同時に思う。高齢者は同じ話題を繰り返したり、自慢することが多くなったりしやすく、そのことを感じると、その人を哀れと思うよりも自分も同様のことをさらけ出してはいないかと自省する。とはいえ筆者も年々老いて行き、精神だけ若く保つことは無理だろう。筆者の父は今の筆者の年齢で死んだが、母は80代半ば過ぎに認知症が顕著になったので、筆者はそのどちらの運命からも免れないと思ってよく、日々にヒビが入らないようにと祈りつつ日々口実をもうけて好日にするしかない。梅津の従姉は喜寿で、3年ほど前に足を悪くして階段の上り下りに難儀しているが、話し始めると以前と同じく至って元気で、筆者は京都に出て来た頃の40年ほど前の気分に戻ることが出来る。お互い高齢になって変わったこととそうでないことの双方を充分に知っているが、変わったことでいいこともあればそう思えないこともある。変わっていないと思っていることでもそれは同じだ。昨夜どういうわけか、梅津段町から松尾橋に向かう時にわたる、有栖川を越えた下り坂から西方面の眺めが脳裏に浮かんだ。その眺めは40年前とほとんど変わらない。そうであれば歩いている人の心も同じはずで、長年経ったところで人間は同じという思いに至る。それで生きることに飽きるかと言えばそうではなく、同じことを繰り返しながら日々ヒビなく好日として過ごす口実を探すのが面白い。それで、今日の写真は20日に撮ったが、その数日前、今日の最初の写真の車が停まっている場所がロープで四角く囲われた。それが何のためであるかがわからず、筆者は昔その場所にあった楓の巨木を思い出し、同じ景観を作るために植樹されることを期待したが、家内は中ノ島小橋の工事のために資材を置くのではないかと言った。家内の言い分は正しく、筆者は男はロマンティックで女は現実をよく見ていることを感じた。日々好日などと脳天気に男が夢想出来るのは、その陰で女が家事を火事の消火のように懸命に消化するからだ。冒頭に書いた姦通の話題は、旦那が浮気するからわたしもと行動を起こす妻がいるとのことだが、そんな話題が近所中に知られると、本人や子どもの耳にも入るはずで、家庭の不和はろくなことがない。付和雷同も褒められないが、自己主張し過ぎると何らかの事故に遭いやすく、交際は難しい。これは高齢になっても同じか、もっと厄介だ。とはいえ残された年月は少なく、若い頃よりも好きなように生きようとする。
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by uuuzen | 2020-10-25 23:59 | ●駅前の変化
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