角度を変えて見れば違う側面が露わになる。そういうドキュメンタリー映画になっていると思うが、アレックス・ウィンターによるザッパについての映画の配給会社が見つかったとのメールが今朝あった。
3月に予定されていた上映会は新型コロナのために中止になり、その後アレックスはなすすべがなかったが、上映会を開催しなくても配給会社が見つかったのは、アレックスらが動いた結果だ。おそらく一般の人がDVDを買えるようになるのと同時に、アレックスの企画を支援した人たちには同じDVDが届くだろう。何度も書くように、その日本語盤は日本のどこかの会社が販売権を獲得するはずで、その動きはもう始まっているかもしれない。今回のアレックスのメールは前回同様、ごく短く、また写真もない。文章の最後に「旅はほぼ完成した」とあって、まだ1,2回はメールがあると思うが、今回の「88」は縁起のよい数字であるので、これで終わってもいい気がする。支援金の多寡によってアレックスから送られて来るグッズの量に差があって、筆者はレコードと本を受け取る資格があり、今回のメールではその音質や見栄えが素晴らしいと書かれている。それが到着すればまた報告するとして、日本で何人が支援したのかさっぱりわからないものの、これまでのザッパのアルバムに二度ほど記載されたファンの名前から判断すると10名ほどではないか。また3万円以上支援した人はその半分ほどではないだろうか。グッズが到着すると早速それをネットで紹介する人が続出するはずで、実物を手にしなくてもわかった気になれる。その意識が新コロ蔓延によってさらに拡大し、今や人と人が直接出会わなくても理解出来る、あるいは却って理解が深まると考える人が多くなっている気がするが、映像は実物に手の届かない影であることには変わりなく、情報量はきわめて少ない。それで筆者はグッズが届けば、今夜あった「大ザッパ会」のような催しでそれをザッパ・ファンに見せたいと考えている。そしてその時にアレックスが作った映画の上映も実現させたい。筆者はアレックスがクラウドファウンディングで資金を集め始めて以降その最終日にネットで支援したが、それが4年前の4月のことだ。この4年間のザッパの新譜発売がとても充実していたのは、アレックスが集めた資金でザッパが遺したテープやフィルムの修復とデジタル化を実施し続けたからだ。その意味でアレックスがザッパ家に果たした役割はとても大きい。現在ザッパ生前のアルバムの50周年記念シリーズの発売が続行中で、まだまだ興味深い音源がアルバム化されるはずで、逐一それらをこのブログで説明して行くつもりでいる。筆者個人的にはザッパの音楽を介して新たな人との出会いがあり、それもザッパが蒔いたタネが育っていることと思えば、新型コロナとは全く別の意味で人生何があるかわからないことを噛み占めている。
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