人気ブログランキング | 話題のタグを見る

●当分の間、去年の空白日に投稿します。最新の投稿は右欄メニュー最上部「最新投稿を表示する」かここをクリックしてください。

●飛び出しボーヤ、その64
寄せが順に及ぶことは連鎖倒産だけではなく、父さんが会社でへまをして、帰宅後に奥さんに当たり、奥さんが子どもに当たり、子どもが犬や猫に当たるといった、弱者へと順にとばっちりが行く場合もある。



●飛び出しボーヤ、その64_d0053294_00093969.jpg
家族間であればまだしも、癪に障ったお父さんが車を無茶に運転し、他人の子を跳ねるかもしれず、そうなるとその子の親がまた激怒して別の人を殺め、殺められた人の子がまた別の人に害を及ぼすことは充分にあり得るし、世の中の殺傷事件はそのような仕組みで起こっているだろう。そこでむしゃくしゃしている運転手を宥めるのに「飛び出しボーヤ」が一役買っていると見ることも出来る。漫画やアニメの単純な形と色によるユーモアの効果だが、激怒中の人には逆効果になりかねない。筆者は近年かなり丸くなったと言われることがあるが、それは人によってで、虫の好かない奴には怖い顔をする。とはいえ、めったにそんな奴はいないし、いても顔色を変えずに接することが出来る。ポーカーフェイスを装っているためではなく、相手のことを何とも思っていないからだ。つまり、気にするほどの人物でないという評価を下せるようになった。どうせ気にするのであればもっと重要なことにとの思いだ。現在の筆者はとても精神が安定していて、気力も充実しているが、人はいつどこでどういう形で皺寄せを食らうかわからない。目下のところ筆者のそれは、新コロにいつどこで感染するかという懸念だが、車を運転する人には、お父さんから叱られた坊やがお父さんから逃げようとして急に道路に飛び出すかもしれないという不安があるだろう。それ以外にも毎日のニュースにあるように、どういうトラブルに巻き込まれるかわからない。そういう心配はどこかで持っておく必要がある。というより、誰しも常に持っているのではないか。またそのことがストレスになり、精神を弱める人がいると思うが、いろんな意味で逞しくなければ生存競争に負ける。そこで役立つのが自己暗示だ。たとえば「飛び出しボーヤ」を見れば、それを「飛び出せ、ボーヤ」と思うことだ。元気よく遊びに行くために家を飛び出ていた子どもの頃を思い出し、その姿に自分を重ねる。子どもの頃でなくても、大人になってからもそのようにウキウキした経験はあるはずで、それを「飛び出しボーヤ」に結びつけて自分を世間に勢いよく飛び出させる。好みの服を着て、「自分は格好いい、注目する人がある」という気持ちになって繁華街を歩けばいいし、また今はSNSが役立つだろう。実際それを使って自分を鼓舞している人は多いだろう。筆者のブログもそういう面があると思われるかもしれないが、15年も書いていると習慣となって、他者のことは考えない。自己肯定感が自己皇帝感になったと言ってよいが、誰しも自分は自分の皇帝であるべきで、自分の奴隷になってはいけない。
●飛び出しボーヤ、その64_d0053294_00101656.jpg
 それは卑屈になるなということだ。事故と呼べる出来事に誰しも人生に何度か遭遇するが、事故肯定感を持って自己の行程を高低に囚われずに皇帝へと校訂して行く。そういった自己啓発を商売にするスピリチュアリストがいて、そこで使われる言葉は使い古された、あるいはあまりに月並みな言葉で、語彙は少ない。それでもそういう詐欺師然とした人によって慰められる人がいるし、筆者にはそういう人は用がないとしても謗るほどの気はない。ザッパは「コズミック・デブリ―」(宇宙のゴミ)という曲を73年に書き、その後盛んに歌った。そこで歌われるのはいかがわしいスピリチュアリストについてで、彼に騙されないという意思だ。芸能人に言葉巧みに接近して財産を絞り取ろうとする輩はアメリカや日本に限らず、どの国にもいつの時代にもいる。昨日わが家にどんな品物でもいいので家の外に出してほしいとせがむ男がやって来た。リサイクル店で、過去の電話帳を見て前もって電話をかけて来たのだが、家までやって来たのは初めてだ。処分してもいい品物はいろいろあるが、一度取引するとまたやって来る。そこで言葉を交わして納得してもらって帰ってもらったが、昨日またやって来て今度は家内が応対した。その男は薬物事件の田代そっくりの顔と話しぶりで、50代と言ったことに対し、筆者は古希だと言った。その途端、その男は大きくのけぞりながら、「うっそー!」と言ったが、昨日は家内に向かって、「昨日は息子さんとお話ししましたけれど……」と言ったそうだ。筆者は昔で言えばほとんど古希ギリギリであるので、その男に嘘はついていないつもりであったが、筆者のことを家内に息子と言うからには、家内は何歳に見えるのだろう。ともかく、「飛び出しボーヤ」のように急に訪れたその男に家内は「楢山節考」の主人公のような、つまりもうとっくに用済みの老婆に見られて立腹していたが、「まあまあ事故肯定ではないか。」 筆者が思ったのは、そういうどこの誰かわからない男と取引すれば、その後どういうトラブルに遭うかわからないという懸念だ。それにどうせ1品当たり10円程度で買い取るのだろう。筆者は長年ネット・オークションをしているし、古物商を何人も知っているので、持ち物の処分方法には困っていないと伝えたが、それでも翌日またやって来るのは、いい意味で言えばさすがの営業マンだ。それほどの図々しさ、粘りがあってちょうどいい。さて、今日の写真は最初の左が5月21日、右が25日、2枚目は6月4日、3枚目は5日で、2枚目の自転車の女性は家内だ。3枚目は以前からある市販品だが、右の女の子は色合いが違う。以前は白いパンツが丸見えになっていたが、青い半ズボンに変わった。学校の先生が児童を性的虐待する事件がよく報じられる時代で、こうしたイラストでも性を感じさせてはよくないとの判断だろう。「飛び出しボーヤ」から校庭の様子も見える。
●飛び出しボーヤ、その64_d0053294_00104324.jpg

●スマホやタブレットでは見えない各年度や各カテゴリーの投稿目次画面を表示→→

by uuuzen | 2020-07-24 23:59 | ●新・嵐山だより(シリーズ編)
●健気に咲き続ける白薔薇VIR... >> << ●屁糞のアラベスク

 最新投稿を表示する
 本ブログを検索する
 旧きについ言ったー
 時々ドキドキよき予告

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
以前の記事/カテゴリー/リンク
記事ランキング
画像一覧
ブログジャンル
ブログパーツ
最新のコメント
言ったでしょう?母親の面..
by インカの道 at 16:43
最新のトラックバック
ファン
ブログトップ
 
  UUUZEN ― FLOGGING BLOGGING GO-GOING  ? Copyright 2025 Kohjitsu Ohyama. All Rights Reserved.
  👽💬💌?🏼🌞💞🌜ーーーーー💩😍😡🤣🤪😱🤮 💔??🌋🏳🆘😈 👻🕷👴?💉🛌💐 🕵🔪🔫🔥📿🙏?