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●話題のFace Appを試す
約を読んでいないが、課金されない限りは画像をどう使われてもいいかという思いがある。半年ほど前、シンガーソングライターのEulalieさんがツイッターに顔を性別変換した画像をいくつか載せた。



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スマホを持っている人はすぐにその遊びを試すアプリをダウンロード出来るが、パソコンでも可能なのかどうか、調べようと思いながら面倒なので、そのままにしていた。それが数日前に息子に頼めばいいことを思いついた。その理由は先日見た短編映画『老優の一瞬』からある本を思い出したからだ。その本は気になりながら10数年見ていない。どこかにあるはずと隣家を含めて2,3日探し回ったが、見つからない。最後に見たのは東京からやって来た梅村さんに見せた時で、その後どこに収納したのかわからない。1冊はビートルズの日本盤初版LP『レット・イット・ビー』に附属していた英語の写真集で、もう1冊は1970年頃に発売され、友人Fがタイに移住するに当たって筆者がもらったこれも英語版の日本発売本『ビートルズ・イラストレイティッド・リリックス』という歌詞とイラスト集で、2冊はほぼ同じサイズで一緒に本棚に立てておいた。前者は入手困難で、今はかなり高価であろう。後者は先ほど調べると古本で安価で入手出来る。また筆者が知らない第2集も発売されているし、デザインし直した第1と第2の合本も出ている。その本のイラストで最も印象深いものに、ビートルズの4人が64歳になった時の想像図があって、それを今日は複写して載せたいと思っていたのに、本がない。そのイラストのジョン・レノンは頭が禿げていて、当時はたぶんそうなるかなという予想はあったが、40を少し過ぎたところで死んでしまった。ジョージも還暦の少し前に死に、またイラストほどには老けていなかったはずだ。『老優の一瞬』はひとりの男優の20代から死ぬ頃の70代前半までの顔を捉え、精気の失せた最晩年の顔はいかに顔が売り物の俳優とはいえ、じっと見つめていたいものではない。そこで思うのは、いつ頃の顔がその人を代表するかだ。もちろん最も活躍していた時で、有名人ならば最も有名であった頃であるから、夭逝した場合を除き、壮年から晩年となる。レオナルド・ダ・ヴィンチにしても、自画像とされる老年の素描が貫禄があってよく、20,30代の自画像があったとしても、感動はより少ないのではないか。筆者はいずれ写真館で肖像写真を撮ってもらおうと考えながら、もう20年近く経ってしまったが、年々もう今さらという思いが強くなり、スナップ写真ですら撮らない。自分の顔を売りにする職業ではなし、また顔を世間に晒したい趣味を持たないが、遺影として1枚はお気に入りの晩年の顔写真を撮っておきたい。それは先のジョン・レノンの予想老人顔のように描いてもよく、また今は便利な写真加工技術がある。
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 早速筆者の顔写真の画像を息子に送信したが、ここ10数年はまともに自分の顔を撮ったことがなく、まずは以前にブログで紹介した42歳の横顔で試した。これはそのアプリに横顔が使えるかという興味があったからでもある。その結果は今日の最初の写真の左右の比較だ。色白になったことと、髪が少し変わった程度でほとんど変化がない。筆者が中性的な顔をしているからと思わないでもないが、そんなことを言われた記憶はない。そこで今度は正面向きの写真を探した。2枚目がそれで、55歳になる1か月前であるから、最初の写真から12年後で、それなりに老化が顕著だが、現在はその頃からさらに同じほど歳月が過ぎ、老化のほどは想像にあまりある。で、55歳の正面向きの写真とその女性変化を比べると、後者は目が大きくなり、髪が伸びているが、白髪混じりがそのまま長髪になり、また前髪の少なさもそのままで、かなり異様な50代半ばの微笑む女性となっている。またこの程度の変化は化粧でどうにかなるものだろう。ということは、女性はやはり化粧で化けているという見方が世界中にあると見える。この2枚の写真の比較で性別変換写真への興味を筆者は失ったが、結論はやはり加工された不自然さが滲み出ていることだ。ところが、ネットではこのアプリを使って見事に女性らしく変化している男性の比較写真がいくつもあって、写真選びが大切なのか、それとも他人の顔では性別変換が不自然ではないように思えるのか、本当の事情はわからない。ただし、この性別変換アプリは数十年後にはもっと改良されて不自然さはほとんど感じられなくなる予想がある。また、やはりこのアプリは若者を対象にしていて、自分の老化した顔を作って楽しんでいる若者が多いようだ。老人は若い頃の写真があるので、自分の写真を若者化させる必要がない。そこでみんなが最も関心があるのはやはり性別変換であろう。老人男性がそれをやると婆さんになり、老人女性の場合は爺さんになるから、わざわざそんな加工をして楽しむ老人はほとんどいないだろう。いてもせいぜい50代半ばまでで、今日の2枚目の写真はぎりぎりその境界にある。息子は筆者が2年前に撮ってやった証明写真を元に加工した。そのうちの2枚を今日は最後に紹介する。左は髭を加え、右は笑顔にしたうえの高齢化で、息子が元になっているとはにわかには信じられない。笑顔の長髪女性に変化させた画像は今時のギャル風で、ここまで変化するかと驚いたが、LINEの画面から消えていて、息子は消したようだ。また笑顔に加工した写真は目が笑っておらず、不自然だ。息子の顔は筆者にも家内にもあまり似ていないが、今日の2枚から本物の息子の顔を逆に加工出来るのだろうか。また、筆者の20代の写真を老けさせれば、今の筆者と同じような顔になるのかどうかだが、今の顔を撮影すれば済むし、今の自分に自信を持つのがよい。
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by uuuzen | 2020-07-03 23:59 | ●新・嵐山だより
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