是認されるも何も勝手に面白がって作った。今日の投稿にふさわしい画像がないのでどうしようとか思っていたが、記者会見の背景に使われるロゴ・マークがチェッカー模様に配置されたパネル原案を今作り終えた。
家内に10年ほど前から作りたいと言っていて、陰陽の2枚を作り、カラーコピーしたものを市松にベニヤ板に貼ればよい。家内が勤務していた大学では移動式かつ折りたたみのものがあったと聞くが、筆者は何度か新聞記者が来訪してインタヴューを受けたことがあり、近年中にその機会がないとも限らない。その際筆者であることがわかるロゴ・マークを使った市松模様の背景に写真を撮られ、また話し合えば、お互い楽しめるのではないか。それはさておき、今日書こうと思っていたのは、家内の姿をほとんど初めて見失ったことだ。午後5時半に家内と自転車で嵯峨のスーパーに出かけたが、どのスーパーにどういう順序で行くかと伝えていなかった。花園まで遠出すると言っておいたが、筆者は花園のLIFEに行くつもりで、その前にまず帷子の辻のスーパーに向かった。蜂ヶ岡中学校北沿いの300メートルほど続く下り坂をほぼ下り切ると、そのスーパーの駐輪場の前に出る路地がある。家内はその道を知っているので、てっきり後をついて来ると思っていたのに、姿がいつまで経っても見えない。坂の途中で倒れたかと思ったが、まさか。10分ほど待ってLIFEに行き、駐輪場を見ると家内の自転車がない。しばし立ちすくみ、仕方なく帰り道にスーパーを5軒回ることにしたが、途中で前方から救急車がサイレンを鳴らしてやって来た。家内が事故に遭ってそれに乗っていればどうしようと思いながら、スーパーの駐輪場を順に確認して帰宅すると、7時10分前で家内の姿がない。探しにまた家を出るとその間に電話があるかもしれない。それで待つことにした。20分ほどして、オンボロ自転車の音が響いて来たので家内が帰って来たことがわかった。家内はJR花園のスーパーに直行し、LIFEに寄らずに筆者も前を通った大映通りにあるスーパーに立ち寄ったと言う。ともかく無事でよかった。待っている間、家内が先に死ぬと筆者は大いに困ると思い、孤独さを噛みしめながら、別れが突然やって来ることは嫌でも事故とはそういうものだと考えた。家内は筆者が坂道を猛速度で下りて行ったことをいまいましく思ったとのことだが、安い買い物が出来て機嫌がよく、久しぶりの遠出を是認した。お互いにスマホがあればこういう場合に心配せずに済むが、事故に遭う確率はスマホ所有とは関係がない。そうそう、往路では桜の林の近くで82歳のMさんを見かけ、声をかけて手を振った。4月かかりに「風風の湯」で姿を見て以来のことだ。樫原でおいしいパンを買って持って行ってあげようと以前から思っている。
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