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●渡月橋上流左岸河道整備、その12
和という元号であればよかったのにと思う。令和になっていいことがなく、零和がふさわしいという意見を先日ネットで見た。新コロ感染による死者がもっと増えれば霊和だと言う人も出て来るだろう。



●渡月橋上流左岸河道整備、その12_d0053294_13081447.jpg
「麗」は二匹の鹿が並んで走る様子の象形文字だそうだ。先日ネット・オークションでほとんど無名ながら、とてもいい掛軸を見かけた。背景は無地で、満月が浮かんでいる。鹿の番いを描き、手前にいる全身を見せる牡は奥にいる牝をかばって全身を晒し、二匹ともこちらを見つめながらどこか怯えていて、写真を元にしたかのような見事な写実だ。番いの仲がよいことは麗しい。話は変わるが、先ほど大笑いした。昔から筆者が大嫌いな男が番組から降ろされた。その男をTVで見かけるとすぐにチャンネルを変えていたが、その男は起用してもらっていた放送局に対して「根性が悪い」とSNSに投稿したというから、どれほど根性が悪いのだろう。恩を仇で返すその言葉に対して、普通の感覚を持っている人は誰しも思うことは同じだ。ヨットを持っているほどの金持ちで、また有名かもしれないが、身の程知らずの勘違い野郎はいずれ嫌われる。名もない庶民はTVを通して実に出演者の本性をよく見抜いている。その健康さがコメントに表われていて、いくつか引用したいくらいだが、筆者の思いをそっくり代弁してくれているので、久しぶりに痛快な気分を味わった。だが、その嫌われ者にも妻子があって、麗しい生活を営んでいると思っているだろう。筆者はほかにも嫌いな人物がままいいて、そういう連中の醜悪な顔は見たくないので、TVに出ているのを見かけると即座に画面を変える。「麗しい」の反対語が何か知らないが、TVにはとにかく気持ち悪い奴が多過ぎる。麗しいで言えば、先ほどのTVで栃木の古い団地をリフォームして転居したお笑い芸人の一家を見て、その30歳の奥さんがきれいで、またふたりの女の子がとてもかわいらしかった。あまりにかわいいので番組を最後まで見たが、小さな子どもは誰でもかわいい。そういう子をしっかりと躾けてまともな大人に育てるのが親の義務だが、世の中はあまりに欺瞞に満ち、誘惑も多い。中には飲み物に睡眠薬を入れて眠っている間に強姦しようとするおぞましいワルもいて、しかもそれが有名で金持ちであったりするから、どこが美しい日本か。だいたいそういう言葉を得意気に発する者ほど内実は正反対だ。それで、まだそういう醜さを知らない小さな子がとてもかわいいが、大人になって何割かは嫌われ者になる。散歩していると、手入れされずに何年も放置された薔薇が花をひとつだけ咲かせていることがある。そういう薔薇を筆者はとても愛おしく感じる。誰からも注目されなくても精いっぱいに咲き、そして枯れて行く。美しい人間もそういうものではないか。
●渡月橋上流左岸河道整備、その12_d0053294_13083918.jpg 新コロ問題でかまびすしい日本は東京オリンピックを控えてさらに混沌としていて、国民の意識が二分化されている。聖火が日本に運ばれ、もう福島を出発したが、「完全な形」で行なうという決意は新コロ感染が拡大中の欧米からすれば、不謹慎なものに映っているのではないか。危機感のなさはこの連休の人出に反映しているが、人間とはそういうもので、どこかで深刻な不幸があっても、そのすぐ隣りでは幸福いっぱいのどんちゃん騒ぎをしている。アニメ映画『火垂るの墓』の最後に近い場面ではそれがあった。餓死寸前の兄妹がいるかと思えば、すぐ近くの金持ちの家では戦争とは無縁の幸せな家族の団欒が営まれていた。新コロ騒ぎに関しては、結果オーライであればいいという意見があるが、結果がオーライとなるかどうかは誰にもわからない。どんな結果でもオーライと思うしかないという考えは無気力の諦念だ。他者に感染させないためには多くの人の集まるところには外出しないに限る一方、感染者を検査で見つけ出し、隔離するしか手はない。検査すれば医療崩壊するというのは正しくない。医療崩壊しない方法で検査して感染者をあぶり出せばよいし、それを考えて具体的な方策を取る日数はこの1か月で充分あったはずだ。政府がそれを何もしていないというのであれば、またTVで似非知識人が売名と収入目当てでデマを飛ばし続けることを容認するのであれば、今は無政府状態で、頭がまともな人は自衛を決め込んで食料をそれなりに買い込み、家に閉じこもる。とばっちりを受けたくなく、また他人に与えたくもない。ともかく、感染者を他者に感染させないことが確認されるまで隔離し続けないことには、いつまで経ってもイタチごっこで、感染者は減るはずがない。感染して抗体を持てば怖くないので全員感染すればいいという意見は全く無責任で、そこまで新コロのことをわかっているのか。一旦陰性になった感染者がまた陽性になり得る例があるから、隔離期間は長めにするしかない。検査出来ないのは医者の防護服が足らず、また人工呼吸器が不足しているので感染爆発を起こすと死者が続出するそうだが、中国が10日で大病院を作ったことからすれば、日本も本気を出して防護服や人工呼吸器を大量に製造すべきで、またその能力はあると思うが、それが始められたというニュースはない。ということは、人口呼吸器を必要とする、つまり筆者の家内のような肺に深刻な疾患のある老人はこの際死んでもらおうということだろう。若者にもそういう考えが目立つ。死の間際に「ああ、死ぬのか」と思っても、その瞬間は生きていて、結局人間は自分の死を自覚出来ず、死ぬのは常に他人だ。そこで前述の番いの鹿を描いた絵を思い出す。「麗」は二匹の鹿であって、一匹なら馬鹿の片割れだ。今日の3枚の写真は先月22日のもので、観光客が激減している中、粛々と工事は進んでいた。
●渡月橋上流左岸河道整備、その12_d0053294_13091491.jpg

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by uuuzen | 2020-03-21 23:59 | ●駅前の変化
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