姥さんも子どもも見つめる抜歯の現場を描いたカラヴァッジョは血が出る場面を好んだのか、生々しい瞬間は人々の記憶に残りやすいことを知っていたのだろう。

今日は3・11で先ほど津波が民家や車を押し流す映像をTVで見たが、何度見てもあまりの途方もない脅威に思考が停止する。今「思考」を書かくのに最初に「歯垢」が出たが、歯垢が増えると虫歯になるとかで、歯科医に行くとドリルでゴリゴリ削られる。今「歯科医」と書くのに先に「視界」、次に「司会」が出たが、歯垢を削り取られる様子は視界に入らなくても感触は深い不快で、痛い目には遭いたくないと思う。歯垢の放置でやがてもっと痛い目に遭うかもしれないが、人間はひとまず目の前のことが大事で、厄介事は先送りしがちだ。さて、3・11の慰霊祭は新コロ感染の危惧から自粛が決まったが、新コロが登場するのは、ウィルスも生物で進化するからだろう。生物兵器との意見がネットで飛び交っているが、筆者はそうは思わない。世の中には未知なことはまだまだたくさんあるはずで、地震もそのひとつで予想すら満足に出来ないでいる。大震災やウィルス、また今後どのような災難があるか予想出来ないが、人間の生活環境で被害が甚大になる場合があって、人口密度がきわめて高い地域を作ることは効率的ではあるが危険が伴なうから、田舎で暮らすことがいいかとなれば、物事はそう単純ではなく、都会と田舎はつながっていて、都会が全滅すれば田舎も駄目になるだろう。今朝アレックスからメールがあり、予定されていた映画祭での初上映は新コロ蔓延で中止になったことを知った。13日のコペンハーゲンでの上映は今のところキャンセル通知が来ていないらしいが、新コロの北欧への浸透はどうなのだろう。他にもいくつかの映画祭での上映が意図されているそうだが、まだ決定していない。前回のアレックスのメールでは新コロについての言及はなかったのに、今はロサンゼルスが非常事態となっている。新コロの感染速度が新幹線並みで、広大な国土のアメリカでなぜという気がする一方、日本での感染が表向きは非常に小さいことが不思議だが、そこは日本人は世界一クリーンで礼儀正しいからという自惚れ、すなわち能天気が蔓延していて笑う気にもなれない。5年要した作品の初上映のキャンセルによってアレックスはフラストレーションを抱えていると言うが、ポスターを初めかなりの損害に違いない。ザッパがたばこを吸う写真を使ったその幻のポスターを支援者に有償で配布すればどうだろう。それはさておき、昨日筆者は『THE HOT RATS BOOK』を入手し、早速読み始めている。アマゾンではとても評価が低く、星1個が大半だが、筆者はそうは思わない。この本でしか得られない情報があって、写真もとても興味深く、それがたくさんある。またとても気になることがあったので、まずはそれについて明日書くつもりでいる。
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