獣も新型コロナに感染したということを先ほど「風風の湯」で常連のKさんから聞いた。そのことをまだ確認していないが、筆者が心配していたことだ。Kさんは金閣寺の近くに住み、毎週金曜日の午後8時過ぎに「風風の湯」にやって来る。
先週Kさんとサウナ室で話したところ、金閣寺前のバス停は2か所あったのが外国人観光客の激減で1か所になり、人影が消えたそうだ。Kさんは先ほど、ペット好きがウィルス感染する可能性が大きいと言ったが、それよりも休校になって児童が家にいることになれば、母子家庭は親が遠方に住んでいる場合、子どもを預ける場所がないことや、強盗や火事などが生じやすくなる心配をしていた。いろんな事情を抱えた人がいて、今回の騒ぎが1、2週間で収束するのかどうか、瀬戸際のザギトワ以上に先は読めない。昨夜ネットで調べると、大阪歴史博物館で26日に始まった特別展が明日から展覧中止となったことを知り、どうしても今日出かけるしかなく、午後に家内と大阪に出た。筆者ひとりで行くつもりが、筆者が感染すれば家内も即感染で、どうせ感染するなら一緒にということになった。もちろんそうならないように出かける。そのため、阪急電車は特急に乗らず、手を伸ばして人に届くところには座らない。また地下鉄には乗らず、市内はすべて歩く。歩いている間、他人と顔を合わせて話すことはない。空気感染しない限り、まず安全という行動に終始し、午後8時半に帰宅、それから「風風の湯」に行き、最終の10時までいた。今日の地図はいつもどおり、市内を「ジグザグ」つまり「折れ折れ」状態で歩いた道筋を青と赤で記した。右上のAの阪急天六駅で下車して商店街を南下、途中玉出スーパーと臨時駄菓子売りで買い物をし、Bとして記した谷4の大阪歴史博物館に着いた。企画展は3日間のみの展示で休館になったが、ぜひ見ておかねばならなかったものだ。Bからは赤線で示した。途中撮影したいものがあったのに、持参したカメラに記録メディアを挿入して来なかった。Cの中之島の府立図書館で調べものを20分ほどし、それからDの国立国際美術館に行った。同館が普段以上の人の入りであったのは、会期が2週間短くなったからだ。いつも以上に企画展の内容に似合った知的で洒落た人ばかりであったのが印象的で、この展覧会についてはいずれ感想を書く。市内を歩いている時、観光客の姿はなく、あまり人影も見なかったので、わが者顔の「オレオレ」の野良猫気分であったが、国立国際美術館を見終わった後の午後7時、渡辺橋付近から梅田に向かう人のあまりの多さに困惑した。家内に言わせると「花金」で、人が少ないほうがおかしいそうだ。堂島地下センターも帰宅する人ですし詰め状態で、筆者らは素早く歩いたから感染はしなかったと思うが、店に入っている人は危ないだろう。それを言えば天神橋筋商店街も人は多く、感染者がいないとは思えない。
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