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●嵐山中ノ島の鵜屋、その3
少価値のあるものはお金を出しても見たい。それで嵐電の嵐山駅前にはフクロウ・カフェがあるが、700円の入場料をフクロウたちは知らず、また知ったところでそれが高いのか安いのかもわからない。



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フクロウは自分たちの数が少ないことを知っているだろうか。多ければ奪い合う獲物の数も多い必要がある。一方フクロウ・カフェが日本でたくさん出来ていることは、彼らの数が危惧するほどには少なくはなく、またどうにか最低限の食糧を人間から与えられる環境が新たに出来て、問題は何もなさそうだが、フクロウは狩りの楽しみや苦しみがない代わりに生活の起伏を失って大いに退屈しているのではないか。それはフクロウが人間に話せない限りはわからないことだが、人間の常識に当てはめれば、つまり人間がフクロウの立場になれば、牢獄と同じ暮らしは楽しいはずがない。とはいえ、それを言えば動物園を否定することにもなり、問題はそう単純ではない。嵐山の桂川沿いの中ノ島は、川が上流から運んで来た土砂で出来た中洲だ。そのはるかに大規模なものは大阪市の中之島だが、それに似て嵐山の中ノ島もいろいろと施設が建てられるようになって来ている。筆者が嵐山に住んでからも新たなトイレや東屋、ベンチの設置などがあって、広々とした雰囲気が次第に減少し、せせこましくなって来ている。それは現在建築中の鵜屋によってさらに顕著化するが、観光地の嵐山はテーマ・パークのようにさまざまな見世物や店があるほうがよいとの考えによるのだろう。中ノ島は誰の所有でどのように登記されているのか知らないが、五木茶屋が建設中の鵜屋のすぐそばにあることは、半分ほどの面積が個人の所有であろう。それ以外の、歩けばザクザクと音が鳴る細かい砕石を敷き詰めた広い空間が市か府の所有する「嵐山公園」の一部と思うが、ところどころに植わっている松や桜の区画を含む形で鵜屋が建とうとしている。この鵜屋は市や府の所有ではないので、中ノ島の土地所有に関しては謎めいている。これは市や府が出来る以前に中ノ島があり、それなりに茶屋が建っていたからだ。またそういう店の経営のために堆積地をそれなりに植樹するなど、整地した人たちがいて、いわばそういう先住民としての権利があって市や府は譲歩しなければならないところがあると想像される。鵜屋は鵜飼に携わる人々、つまり嵐山の桂川で舟を使って商売をしているたちが建てていて、彼らの漁業権を保護するために、たとえば桂川の土砂浚えや護岸工事などは制約を受けると、事情通の自治会住民のFさんから聞いたことがある。結局は金で解決する問題で、そうなると鵜屋は有料の施設になるかもしれない。そのことはFさんに訊けばわかるかもしれない。鵜がフクロウのように希少性があるかと言えば、現在渡月橋周辺の川面に5,6羽はいて、また別段きれいな鳥ではないので、金を払ってまで見たい人はいないのではないか。
●嵐山中ノ島の鵜屋、その3_d0053294_18180844.jpg
 建築の進捗状況は現場を覆う塀の隙間から内部を覗く必要がある。これがなかなか出来にくく、また目下のところは壁が1枚建っただけで、あまり工事は進んでいないように見える。今日の最初の写真は16日のもので、クレーン車が来ていた。床面のコンクリート打ちが進んでいるようで、これは豪雨による大洪水があっても基礎部分は流されないようにとの考えによるだろう。2、3枚目は21日の午後4時頃、嵯峨のスーパーに行く途中に撮った。2枚目は中ノ島小橋の上からで、中央に小さく家内の歩く姿が見えている。午後4時ではまだ観光客は多いが、その後中国では春節が始まったにもかかわらず、武漢でのコロナ・ウィルス騒ぎが拡大し、今日は首相が武漢在住の日本人を特別機で帰国させることを公表して、渡月橋付近の観光客はまばらと言ってよい状態だ。「風風の湯」の常連のMさんは普段から中国人のマナーの悪さに辟易しているが、それは中国語で書かれた風呂でのマナーが徹底されていないからで、目立たないところにあるその注意書きの文字はとても小さく、誰も気づかない。Mさんがたまに注意のつもりで中国人の子どもに怒鳴っても、相手は理解出来ず、きょとんとしている。それで今夜Mさんはコロナ・ウィルスの心配から、春節が終わるまでほかのスーパー銭湯に行くと言っていた。車がある人はそうするだろう。筆者は家から近いので利用している。それにコロナ・ウィルスは熱に弱いとのことで、サウナ室は安全と聞く。まだ中国人観光客はちらほら利用しているが、心配すれば切りがない。鵜屋に話を戻すと、これは外国人観光客の多さを見てのものだろう。そして夏場の鵜飼も見てほしいとの思惑が見え透くが、たとえば中国人観光客が保津川下りを楽しむかと言えば、たいていは嵐山の市営駐車場に団体バスで乗りつけ、2時間ほど散策して次の目的地に移動するのではないか。とはいえ、大金持ちの中国人はゆったりと高級ホテルに逗留し、嵐山でたくさんお金を使うであろうし、そういう人たちのSNSによる発信で嵐山がさらに有名になって経済的に潤うという考えを市長や嵐山の旅館や商店が抱いていると想像出来る。一方、京都はホテルがたくさん出来過ぎて、河原町の繁華街では3000円で泊まれるホテルがあるとTVで知ったが、これがコロナ・ウィルス騒ぎでどうなるかと思う。そんな心配をよそに、計画どおりに渡月橋近くに大型ホテルがそろそろ完成しそうで、また鵜屋も塀に囲まれた内部で少しずつ建設が進んでいる。今日の3枚の写真は没にしようかと思うほどに変化に乏しいものだが、コロナ・ウィルス騒ぎが勃発し、そのことをついでに記しておくにはよい。それもまた嵐山の変化に大いに関係したことで、特に「風風の湯」で中国人の姿をいつも見る筆者には身近で希少な問題だ。
●嵐山中ノ島の鵜屋、その3_d0053294_18182802.jpg

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by uuuzen | 2020-01-26 23:59 | ●駅前の変化
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