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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱5月11日(土)、京都河原町三条下るLive House『DEWEY』にて👻『ザッパニモヲ 💐母の日LIVE』午後5時開場、6時開演。3500円👽筆者の語りあり。
●今回は初めての別会場での、そしてザッパ/マザーズの結成日である1964年の「母の日」から60年という節目における、ザッパニモヲの演奏です。チラシ画像はここ。恒例の手製のお土産をくじ引きで配布します。

●「東海道五十三次」の国際文通週間切手シリーズ完結、その1
朴な少年であった筆者と思うが、爺を自覚する年齢になって、現在の自分の興味は数歳の頃に周囲にあったことによって形成されたことを思う。



●「東海道五十三次」の国際文通週間切手シリーズ完結、その1_d0053294_16372272.jpgとはいえ、貧乏であったので、家の中にあったものはごく限られる。最も古い記憶のひとつは、生後百日も経たない頃、赤ちゃんのベッドに寝かされて、何と呼ぶのか知らないが、桃色がやたら多かった、天井からぶら下がるセルロイド製の回転する玩具をぼんやりと見つめていたことだ。柱の鳩時計の音やその動きもよく覚えているが、そういう話をすると妹を初め、誰も信じない。それはともかく、まだ字が読めない頃に母の化粧品の瓶の形や色合い、香りに関心を抱いたのは、今と違って部屋の中に物がとても少なく、美を感じさせるものがそれしかなかったからだ。一方、小学生になると毎月8がつく日に開かれる夜店で漫画の古本を母に買ってもらい、それが2年ほどの間に200や300冊になったが、10歳にならない頃に現在の筆者の本好きが決まった。漫画から得たものは大きいと思うが、一方で筆者はかなり大人びていた。小学3,4年になってから月刊雑誌の「少年」や「少年画報」、それから週刊雑誌「少年サンデー」を買ってもらったが、子ども向きの漫画に飽き足らなくなり、小学校の卒業と同時に漫画雑誌に関心を失った。子ども騙しに思えたからだ。大人は本当はこういうものを評価していないという思いがあって、図画工作の教科書にわずかに載る世界の名画が輝かしく見えた。その点も現在の筆者の美術好きにつながっている。筆者が切手の存在を知ったのは4,5歳の頃だ。母は封筒と便箋、それにインクとペンを常備し、法隆寺壁画の観音像の10円切手もあった。手紙を書いている母の後ろ姿は後に筆者も同じように手紙を頻繁に書くことに大きな影響を与えたが、今ではもう手紙を出すことはなくなり、年賀状を書く程度となった。金がかからず、瞬時に相手に伝えたいことが届くメールによって、ほとんどの大人は文字を書かず、切手収集もかつてのような愛好家の数を誇ることはない。筆者が記念切手の存在を知ったのは、小学5,6年生の頃、「少年サンデー」の裏表紙などに、記念切手を扱う会社の広告が毎回載っていたためだ。デザインされたものに強い関心のあった筆者は、やがて近所の兄さんたちの影響もあって記念切手を集めるが、新しく発売されるものは額面で買えても、1年でも古いものはしかるべき店で倍以上の価格で手に入れるしかなかった。それでもわずかな小遣いで買い集め、一方で新発売の記念切手を郵便局で買うようになった。1枚ずつに思い出があるが、1962年の8月の終わり頃に発売されたアジア・ジャンボリーの記念切手は初めて郵便局で1枚だけ買ったもので、以降は母の協力も得て発売のたびに買った。10円や5円の切手ならいいが、最も高額なものとして、10月に発売される国際文通週間の40円切手があった。
●「東海道五十三次」の国際文通週間切手シリーズ完結、その1_d0053294_16374494.jpg 筆者が最初に郵便局で買った国際文通週間切手は1962年の、広重の「東海道五十三次」の「日本橋」が図案になったものだ。緻密な浮世絵が小さな切手に縮小されているので、40円の重みが感じられたが、その1枚は「五十三次」シリーズの最終回であることを1,2年後に知った。というのは、4年前の1958年に「京師」すなわち京都から始まり、毎年東へ向けて「五十三次」の浮世絵から取り上げられ、「日本橋」で「上がり」になっていたからだ。「五十三次」の計55枚の絵から5点のみが取り上げられたことは全く物足りないが、55枚の絵を毎年1枚ずつ切手図案にすると、全部発売するには55年かかる。これはあまりに息の長い話で、東京大阪間を新幹線がもうすぐ走るという当時にしては郵政省も本気に考えはしなかったであろう。そこで筆者はどうしたか。当時はまだ「五十三次」の画集がなかったはずで、学校の図書館もあまりに貧弱で、小学6年生の筆者には美術作品の画像は遠い存在であった。ある日、母の知り合いがたばこを吸う際に使ったマッチ箱に「五十三次」の浮世絵が1点印刷されているのを知った。近所にたばこ屋は何軒もあって、片っ端からそれらの店を訪れ、事情を説明してまだ持っていない「五十三次」のマッチを買った。みな親切で、浮世絵に関心のある少年は珍しいという顔をして笑顔で応対してくれた。55箱を揃え終わるのに数か月要し、筆者は中学1年生になっていた。ではどのようにしてそれら55箱を順に並べ得たか。筆者がそれらのマッチ箱を集めていることは同級生に知れわたり、ある男子が広重の「五十三次」が順に印刷されている東海銀行のカレンダーか何かを見せてくれた。それによって筆者は宿場順にマッチ箱を並べ得た。そして黄土色の厚紙を文具店で買って来て、その最上段に青い太いマジックで「安藤広重 東海道五十三次」と書き、マッチ箱を横に11箱、縦に5段として貼りつけ、また各マッチ箱の下に宿場名を書き込んだ。2年ほどそれを机の上の壁に貼りつけていたが、マッチは入ったままで、やがてそのマッチを石油コンロの点火に使うこともあってマッチ箱も処分した。「五十三次」の浮世絵を毎日眺めながら、筆者は東京に憧れがあったかもしれない。だが、中学の卒業旅行で東京に行った後、ひとりで東京に行ったのは10年もっと経ってからで、また現在までその回数は20ほどと思う。それはともかく、筆者は「五十三次」を子細に眺め、各図の魅力に取りつかれたというより、そのシリーズという点に関心があった。そのため、郵政省がたった5年で「五十三次」の切手を終えたことに納得出来なかったが、国際文通週間の切手は2000年からまた図案に取り上げられ始めた。今度こそ55図全部が切手になるかと期待したが、2009年にまた終わってその後は別の絵のシリーズが始まってがっかりした。
●「東海道五十三次」の国際文通週間切手シリーズ完結、その1_d0053294_16395482.jpg この第二次「五十三次」国際文通週間切手は、郵政民営化を契機としている。筆者はもうその頃はほとんど記念切手に関心を失っていて、新発売の切手を1枚ずつ買ってはストックブックに適当に収めているだけで、またここ7,8年は国際文通週間切手以外は注目しなくなった。手紙を出さなくなったことと、切手のデザインが安っぽくなったからだ。官から民への移行とは何事も安っぽくなることを実感しているが、これは官が安っぽくなったからとも言える。またこのことに関しては日本の切手図案の歴史を見れば面白いことがわかるが、軍国主義時代の切手図案はあまりにもいただけない陳腐な神々しさを演出したもので、それに比べると現在のシール切手の漫画調がまだましと思える。さて、4年前に筆者は「五十三次」の55枚の絵が国際文通週間切手ですべて取り上げられることを予期し、今日の投稿を準備した。つまり、広重の「五十三次」の絵とそれを図案にした切手を対比し、それらを宿場順に並べる画像を作り始めた。京都と明日使う画像は4年前に準備したものを作り変えたもので、筆者の投稿は数年を待って公開する場合がある。その息の長さはシリーズものを好み、またその当初の構想を完結させたい思いによる。粘り、根気、執拗、どんな表現でもいいが、長年要して当初の希望を完遂することを筆者はとても美しいことと純朴にも思っている。それを嘲笑する人はすればよい。話を戻すと、今年10月の国際文通週間切手によってついに「五十三次」の55作が出揃った。2009年に中断された第2次の「五十三次」だが、2013年から第3次の発売が始まった。ただし、今度は毎年3図ずつという大売出しで、また必ずしも保永堂版の図案ばかりが採用されず、今日の3枚目の画像のように隷書版の「保土ヶ谷」の雪景色や、また他の画家の絵も混じるが、1958年以来始まった「五十三次」のシリーズが62年を要して完結した。筆者が生きている間に実現したことは感慨深い。また切手図案に携わる人たちの執念を見るようで、拍手を送りたい。こういう話は切手と美術に興味のない人にはどうでもいいことだが、筆者は自分の幼少時の思い出と重ねて書いておきたい。そう言えば、近年はビートルズやザッパのアルバムが50周年記念として豪華なセットが発売され続けている。ビートルズに関しては1964年からアルバムを買って聴いて来た筆者だが、それらの記念盤を買う気がしないのは、「五十三次」の国際文通週間切手をストックブックから全部抜き出して並べるつもりがないことと同じで、60年代当時に思い出は完結している。その一方で思うことは、隷書版の「五十三次」が国際文通週間切手の図案になる可能性で、それはなくもないが、保永堂版ほどに出来はよくなく、また充分想像出来る図案で、切手はもう面白くない。
by uuuzen | 2019-12-27 23:59 | ●新・嵐山だより
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