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●パン食うパンク爺
々にやって行けばいいと言いながら、一方では急ぐ気持ちは必要だ。この兼ね合いが難しい。徐々過ぎて間に合わなかったり、慌て過ぎて失敗が多かったりする。



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人生は最晩年がよければすべてよしと思えるような気がするが、老後は若い頃のようには活発に動いたり、考えたり出来なくなることは、周囲の老人を見ればよくわかる。そうであるからと言って、若い頃に還暦以降の生活を考えるのは現実的ではないが、その若い頃がいつまでなのかは男女によって違うし、また住む場所や時代によっても差はあるだろう。先月ある人と大阪の夜の街を歩いていると、横断歩道をわたってすぐ、救世軍の数人が立っていた。クリスマスを前に募金で貧しい人を助けようという珍しい光景だが、一緒に歩いていた人はそれに気づかぬように歩を進めた。筆者はすぐにジェスロ・タルのアルバム『アクアラング』のジャケットに描かれるホームレスを思ったものの、また少々後ろ髪を引かれながら、やはりそそくさと通り過ぎた。イギリスではホームレスは日本以上に多いようで、ジェスロ・タルは彼らを救済するためのコンサートを開いてもいる。救世軍は京都にもあるが、仏教界が同じように歳末に街中で募金する様子は聞いたことがない。他の方法で貧しい人たちのために援助していればいいが、それはどうだろう。却って民間の心ある人たちが炊き出しなどを行なって貧しい人たちを助けている。売茶翁は僧が立派な伽藍に住むことを疑問に思って還俗し、食べるのも苦労する最晩年を送ったが、傍目には今で言うホームレスとほとんど同じであった。では現代のホームレスが売茶翁並みに将来称えられる人になるかと言えば、江戸時代の大多数の乞食がそのまま死んだように、まずほとんどあり得ない話だ。先日ゴヤの「我が子を食らうサトゥルヌス」についてあれこれ書いたが、かつて妻も子もあったホームレスは、「自分たちの将来が食べられる」と妻子から思われて棄てられる場合は少なくないだろう。将来の芽を食べ尽くすことが「わが子を食べる」であって、そう思うと筆者は心が痛むことがままあるが、「誰しも芽を食べつつ芽を育てているとも言える」と、自分本位につごうよく考えるずるさは持ち合わせている。徐々にをモットーに、また自分の楽しみを追求する人生のあまり、婚期を逃す人は文字どおり「わが子を食べる」だが、「結婚してもいつでもいくつでも予想しない難関はある」というあたりまえの反論をする人も、自分に甘いだけだ。今日はブログのヘッダーの金糞を自分で作った同じ形のパンの画像に置き換えたが、同時に焼いたマニマンを食べる「悟る盗人」ならぬ「パンク爺」であるホームレスを演じて、先ほど写真を撮った。これは筆者なりのゴヤの「我が子を食らうサトゥルヌス」へのオマージュだが、本当は『アクアラング』のジャケットのように、冬場の夜の街角の暗がりで撮影しなければならない。
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by uuuzen | 2020-01-09 23:34 | ●新・嵐山だより
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時々ドキドキよき予告

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