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👽💚🐸🐛🍀📗🤢😱5月11日(土)、京都河原町三条下るLive House『DEWEY』にて👻『ザッパニモヲ 💐母の日LIVE』午後5時開場、6時開演。3500円👽筆者の語りあり。
●今回は初めての別会場での、そしてザッパ/マザーズの結成日である1964年の「母の日」から60年という節目における、ザッパニモヲの演奏です。チラシ画像はここ。恒例の手製のお土産をくじ引きで配布します。

●寅さんから思うこと
っとりとへばりつく尻の痛みがどうにか少しはましになった今日、3日ぶりに外に出て嵯峨のスーパーまで家内と出かけた。昼頃からようやく年賀状を書き始め、途中で2,3時間休憩して全部書き終えたのはスーパーに出かける午後4時半頃だ。



先ほど時計を見るとまだ眠るには早く、今日の投稿を済ませられるかと思って3階のパソコンの前に座って書き始めたが、一段落すなわち原稿用紙3枚分ほど書いてワード・ソフトがフリーズし、パソコンのコードをコンセントから引き抜いて強制終了してまた開くと、半分以上保存されていない。今夜はもうやめておこうかという気にもなるが、先ほどとは全然違うことを書くことにする。一昨日だったか、家内がTVで『男はつらいよ』を見ていた。筆者はそのシリーズのどの作品もまともに見たことがない。あるいは見ても記憶にない。それほどの娯楽作品であるから48作も撮影されたのだろう。偉大なマンネリというやつで、正月に必要であった一種の歳時記のようなものだ。NHKの紅白歌合戦もそれと同じで、時代にそぐわなくなって来ているのに他に代わるものがないという勝手な理由でずるずると続けられる。そう言えば筆者は紅白歌合戦もまともに見たことがない。それはともかく、まだとても若く、目尻がかなり吊り上がった吉永小百合がマドンナ役で、寅さんは彼女に恋をするのだが、彼女は別の男が好きだ。その様子を見ながら、また寅さんがいつも身内と喧嘩をするのを見て、家内はゲラゲラ笑いながら筆者が寅さんとそっくりだと言う。確かにそういうところがある。勘違いの点は特にそうだ。これをおめでたいとも言うが、実際筆者はこれまでかなりおめでたい人生を歩んで来た。それはともかく、とても印象的な場面がふたつあった。いずれも寅さんが町中を歩いているところを遠目に撮影した場面で、寅さんがいるその風景の昭和らしさがとてもよかった。ふたつ目の場面はほとんど広重の「東海道五十三次」の現代版の趣で、同じような映像はNHKのドキュメンタリー番組に無限にあるようだが、実際はそうではなく、筆者には山田洋次監督のこだわりの美意識による産物だと思えた。そして、そのごくわずかな場面が映画の広がりを示しているようにも感じたが、大多数の人は筋には関係のないそういう場面は気に留めないだろう。続けてもう一本放送されたのは、何作目か知らないが、浅丘ルリ子がマドンナ役で、寅さんの妹が彼女に向って兄のお嫁さんになってほしいと懇願する場面があった。これは知らなかった。こういう伏線があって、最終編では寅さんと浅丘演じるリリーと一緒に暮らしている設定になったことが理解出来た。それで早速その最終編を見たいと思いながら、噂では渥美清がかなり疲れていて、あまり元気がない演技と聞くので、見るほどでもないか思い直す。
 リリーはTVに出るような誰でも知る歌手ではなく、地方を回って歌っている。そういう歌手はおそらく数千、あるいは万単位で存在するだろう。筆者の従妹が昔、そういう歌手と結婚し、長年支え続けたが、結局芽は出ず、離婚した。男は50近かったと思う。もうその年齢では売れないだろう。だが、離婚後に別の女性を見つけて経済的に支えてもらっているかもしれない。そういう夢を語る男に魅力を感じる女性は必ずいて、世の中はうまく回っている。寅さんとリリーはそういう関係と似ている。寅さんがリリーと結婚してどういう仕事に就いたかは知らないが、やはりトランク1個提げての三流商品売りしかないだろう。だが、100円ショップが全国にある日本でそのような商売は可能ではない。おそらく寅さんシリーズが始まった頃にはそういう商売はもうなかったはずだ。その点で筆者には『男はつらいよ』はあまりに寅さんが陽気過ぎて、また時代錯誤の御伽話過ぎて、楽しめない。それにはひとつの鮮明な記憶が影響してもいる。筆者が小学2,3年生の頃、つまり1960年頃、銀色のトランクを抱えて家に押し込んで来る男がいた。応対に出た母の目の前でトランクの蓋を開け、パンツのゴム紐や革靴の紐などを手に取って、どれかを買えと言う。ある時は母はゴム紐を買ったが、よく記憶するのは、「ほしいものがないです」ときっぱり伝えた時のことだ。筆者は母のすぐ横にいてその男の態度を見ていたが、男は筆者をちらりと見て、無言で大きな音を立ててトランクを閉め、家から出て行った。筆者が感じたのはやくざかその崩れで、大きくなって知った寅さんとはあまりにイメージがかけ離れていた。一方、歌手のリリーは、映画では常に派手な衣服に身を包み、一般人とは全く違う美を発散していたが、それは言い換えれば毒々しさで、一般人にはなくていいものだ。彼女の人生が寅さんシリーズでどれだけ描かれているのかは知らないが、常識的に考えて男の経験は豊富で、各地方のやくざにも顔が利く。酒も好きで、ひょっとすれば薬物もやっているだろう。もちろんそういうことを映画では描かず、寅さんに似合う相手として、純情ぶりが強調されるが、寅さんのような人物はまず存在せず、現実的には破廉恥な側面も持っていたに違いない。男はそういうものだ。またそうであるから、寅さんとリリーがお似合いというのはよく出来た設定で、世の中のはみ出し者同士の事実婚は普通一般の人々の生活ぶりとは大いに違わざるを得ず、ふたりがどのように収入を得て、また自尊心を持って生活出来たかと思う。これは60近くなったリリーが歌手として舞台に立つことが出来るのか、あるいは手に職を持たない寅さんにどういう仕事があるのかという疑問があるからだ。もっとも、映画を見てそこまで心配する人はいまい。漫画のように楽しむだけで、浮世離れしているほどに鑑賞者は現実の悲惨さを一時でも忘れられる。
 さて、今朝パソコンのスイッチを入れると、寅さんシリーズの特別編についての横尾忠則のインタヴュー記事が目についた。この作品は過去の48作から場面を抜き出し、新たに撮り下ろした場面をつなぎ合わせたもので、手法としては誰でも思いつくものだ。それで筆者は単なる金儲け主義かと思ってとてもその映画を見る気になれないが、その思いは美空ひばりの映像と声をAIで作り、彼女に新曲を歌わせるというNHKで放送された企画にも当てはまる。美空ひばりに新曲を歌わせたいという思いはわからないでもないが、誰でもそれは頭の中で想像出来るもので、またその想像を超える現実の創造が生まれるはずがない。むしろ幻滅させられるだけだ。結局作詞作曲家などの金儲けのために美空ひばりが利用されているのであって、完成した映像は想像どおり、醜悪の最たるものであった。いくらでも美空ひばりの本物の映像があるではないか。ひばりの芸術はそれで充分だ。話を戻す。寅さん映画の新作に横尾忠則が当初から関与していたことを彼のインタヴューで初めて知ったが、公開された映画に一切横尾の関与が明示されていないことに対し、横尾は長文の手紙を山田監督に書き、「晩節を汚している」と意見したそうだ。これはかなり言葉がきつい。一方で横尾は「怒りで内面を汚したくない」とも発言し、怒りを同じほどの激しい言葉で吐き出さねば心が収まらないようだが、これは喧嘩を売っていると取られても仕方がないが、横尾にすれば「芸術作品の根本はアイデアとコンセプトに尽きる」のであって、それを黙って使われたからには黙っておられないという理屈だ。だが、CGを使って寅さんの映像を作ることは横尾だけが考えつくことではなく、CGが登場するもっと昔から誰でも思いつくことで、特別なアイデアでも何でもない。むしろあまりに平凡で、もっと言えば醜いアイデアに過ぎない。繰り返すと金儲け主義にほかならず、歳時記的マンネリをあわよくば今後何年も続けようという子ども騙し的な魂胆だ。そんな映画を作らずとも、48作も実像の寅さんが出演する映画があるではないか。そのうえに何を求めるというのか。芸術のわからぬ連中、魑魅魍魎がギョーカイに蠢いているだけのことだ。筆者は「芸術作品の根本はアイデアとコンセプトに尽きる」とは全く思っていない。アイデアとコンセプトが特異であっても、表現技術が拙ければ芸術になり得ない。反対にアイデアとコンセプトが月並みなようで、表現技術の卓抜さで稀な芸術になる場合もあって、要は作者の人品と人間性の真実味がどれほど表現されているかだ。筆者は横尾の画家としての作品に感心するものはない。その代表作が何か知らず、また知っても家に飾りたいと思った作はない。有名になった者勝ちという考えを持った時点でその作者は死んだも同然で、名作を残し得ない。真の芸術は有名無名は関係がない。

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by uuuzen | 2020-01-04 23:59 | ●新・嵐山だより
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