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●『HALLOWEEN 73』その1
瓦2,3個分の嵩があって置き場所に困るザッパの『ハロウィーン 73』が今日の昼頃に届いた。朝メールを確認すると、「本日中に到着」の告知が届いていた。



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昨日はebayで同じ商品をよほど買おうかと迷っていたところであった。送料込みで8800円ほどで、アマゾンに予約した価格とほとんど変わらないが、もう少し待ってみようと思ったのがよかった。先日は来月上旬から来年1月下旬にかけての発送とメールがあったのに、アメリカから急に届いたのだろう。9月上旬に予約注文して2か月ほどなので、ハロウィーンに着かなくてもまあいいかと思う。ところで、金森幹夫さんは7枚組の『ロキシー・パフォーマンス』はもうほとんど聴かないとのことで、筆者はそうなのだが、新譜となれば買わねばならない。今回の4枚組はロキシーでのライヴより2か月弱前のハロウィーンの録音で、ロキシーとメンバーもレパートリーも同じなので、あまり期待出来ない内容で、またCD4枚で8800円が割高に感じるのは、またザッパ仮面と今回は分厚くて大きな手袋状のゾンビ・フランケンシュタインの義手の玩具が入っているからだ。仮面だけではさびしいので、義手もとなったのだろうが、ハロウィーンにかこつけたこれら仮装用の道具のほうがCDの製作費よりも高くついたではないか。手袋型の義手は指を入れると内部がぬるりと水気を帯びていて、しかも酸っぱい臭気が発散した。紙箱が密閉状態なので、義手を製造した時の内部の臭いが消えないまま保存されたようだ。ぬめり気と臭気を取り除くために水洗いしようかと思ったが、色落ちするかもしれない。また義手の両手を嵌めた状態の写真を撮るつもりが床に置いて写真を撮っただけで、またビニール袋に収めて紙箱内部の底に置いた。この義手はかなり重く、商品全体の6,7割の重さを占めている。紙箱は「ハロウィーン 77」と同じ大きさながら少し分厚い。これは義手が嵩張るからだ。またその重さに耐えるように、箱の紙は『77』より厚い。これはCDの紙ジャケやブックレットもそうで、CDが4枚だけであるので、少しでも重量感が増すようにとのデザイナーの思いだろう。「ハロウィーン・シリーズ」はもう出ないと思うが、出るならばどんな仮面にするのか、その興味はある。ザッパのどの時期が最も人気があるのかとなれば、ロキシー・ライヴの1973年はひとつの頂点であろう。生前のザッパは『ロキシー・アンド・エルスウェア』を発売し、没後に『ロキシー・バイ・プロキシー』や『ロキシー・ムーヴィ』、『ロキシー・パフォーマンス』、それに今回の新譜で、これ以上は食傷気味かと言えば、『ロキシー・アンド・エルスウェア』の「エルスウェア」、つまり74年の録音が『ヘルシンキ・テープ』以外にどれほどあるのか、それを思うとめまいがしそうだ。
d0053294_00025797.jpg 特に『ロキシー・アンド……』にある「オー・ノー」からつながる「オレンジ州の息子」のフル・ヴァージョンを期待しているが、大半は73年のレパートリーであるから、同じ曲を何度も買わされる。そして、同じ曲がどう変化して行くかを今後の新譜によって少しずつ知って行くが、ますます重箱の隅をつっつくことになって行くのは昔から予想された。そこでまた生前のアルバムが、いかに厳選した録音をこれ以上はない圧縮具合で作られたものであることがわかるが、それに耳馴染んでいるファンは、たとえば本作を聴くと、会場の違いが大きいのか、意外な音が意外に目立っていることに気づき、新鮮な思いで耳を澄ます。そうした明白な差がないことにはアルバムを発売する意味がないが、その差をどう捉えるか。ファンはどんな新譜でも買うだろうが、今回は『ロキシー・パフォーマンス』のような小型の箱入りではハロウィーンを記念することにはならず、『ハロウィーン 77』に無理やり倣ったようなところがあり、仮面の玩具も二番煎じの印象が拭えない。いっそ実用的なTシャツのほうがよいと思うが、それはそれで最近のザッパ・ファミリーはアルバムごとにTシャツを用意して豪華版のボックス・セットを発売している。クリスマスに発売が予定されている『ホット・ラッツ・セッション』はTシャツや本、LP、CDと、全部まとめたセットが少々の割安の200ドルで予約を受けつけているが、ザッパ・ファミリーはヴァキューム・クリーナーのようにファンから金を吸い取ろうとしている。先頃のハロウィーンに際してザッパ・ファミリーからメールがあり、来年は大いにアルバムを発売すると伝えられ、毎月は無理としても2か月に一作は発売されるかもしれないが、過去の録音は、新譜として発売されてもすぐに聴く必要はない。どういう内容かは想像出来るからで、現在の空気を吸いながらザッパがどういう新作を書いたかという、ザッパが生きていた頃にファンが抱いた期待とは大いに違う。ただし、どの曲もそうとは言い切れず、意外な発見が時にある。それはミッシング・リンクを知る楽しみで、これもファンによって感じるところが違うが、もうひとつの大きな楽しみはザッパのギター・ソロだ。先の「オレンジ州の息子」の驚くべきギター・ソロが奏でられたからには、本作でも鬼気迫るソロが含まれるだろう。最近筆者は『ハロウィーン 77』の最終日である10月31日における30分に及ぶ「ワイルド・ラヴ」の半ば以降に始まるギター・ソロに驚嘆している。同曲は全部で6ヴァージョンが同アルバムに収められるが、初日のソロが最もいいとの思いは変わらないにしても、どのソロも味わいがあって、同アルバムでは「マフィン・マン」とともに何度も聴く曲となっている。このように、2年前に発売されたものを今頃になって味わっている始末で、今日届いた新譜の味がすぐに把握出来るのだろうか。
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by uuuzen | 2019-11-14 23:59 | ●ザッパ新譜紹介など


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