位が上とか下で言えば、経験豊富な人が上位だろう。今日は「風風の湯」で週に2,3回、愛宕山に登っているYさんと久しぶりに会ったが、Yさんから以前聞いたところによると、愛宕山の登山回数の多い人の名前を記す銘板が頂上にある。
Yさんは1000回近く登っているが、まだひよこの存在で、位は低い。若い頃から登り始め、長生きすれば最高位に上り詰めることが出来る理屈で、回数自慢はつまらないが、競争本能がある男の位自慢はわからないでもない。男は何か自慢するものがほしいと思っている。女からすれば馬鹿らしいことだが、もともと男は馬鹿らしい存在だ。もっとも、自慢は女にもあって、そんな話が女同士で交わされることを家内からたまに聞く。だいたいは学歴自慢か夫の社会的地位の自慢で、アホらしいことだ。男も女も愚かであれば、会話は他愛もないことに限るし、実際「風風の湯」の常連はみんなそんな笑いの話で心の澱を流す。今日気づいたが、垢こすりタオルや特別の洗顔石鹸、軽石が用意され、サービスがよくなったのに、3倍ポイント・デーの今日は常連も少なかった。寒くなって来て客が増えていいのに、減少しているようだ。毎日入湯しているTさんに次いで位が2番目の常連客のMさんは、スタンプ・カードの枚数の多さで常連の位づけを行ない、それをフロントのどこかに記せばいいと言う。これも馬鹿げた話で、筆者はそんなことで名前を晒したくはないし、位が低くてもCRYはしない。それはさておき、サイコロ・デーは、入湯時にフロントでサイコロを転がし、5が出れば4個多くスタンプを押してくれる。奇数なら通常の1個、偶数なら6以外は目に応じて1個か2個多く押してくれるが、筆者と家内とでこれまでぴたりとスタンプの数を一緒にして来ているので、サイコロ・デーを利用したことがなかった。ところが先日初めてサイコロ・デーに行くと、家内は5が出た。筆者は奇数だ。そこで家内と筆者とで初めてスタンプ数に大きな差が出来た。これが嫌なので、サイコロ・デーでいつか挽回して家内と同じ押印数になりたいが、差はますます開く可能性もある。ともかく、今夜筆者のカードは満印になった。今日の2枚の写真は温泉に出かける前に撮った。3枚あるのは1枚が息子の分だ。息子は最近ようやく1枚が終わり、筆者と家内はこのシリーズの投稿数すなわち28枚を終えたばかりだ。表紙のサンショウウオのキャラクターは最近大量に印刷されたもので、この人形を買いたい人がたまにフロントにやって来るそうだが、スタンプ・カードのみに生息していて、名前もない。そこで筆者は「風風の湯」の「ふふ」から「ふふちゃん」がいいと提案したが、それは不敵な笑いを思わせ、不人気だろう。このキャラクターは温泉のすぐ横を流れる桂川の支流に今春オオサンショウウオが2,3匹いたことから作られたものではなく、もっと以前からデザインがあったという。