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●水禍防止パトロール、アゲイン
先を立てて歩かなければ足の裏を火傷しそうなくらいの温度に達している。そんな川べりで誰が泳いだりバーベキューをしたりするだろう。体温を超える気温であれば、川の中に足を漬けたくもなるが、河原の石は高温で、水辺に近寄るのが大変だ。



d0053294_15060203.jpgまた江戸時代の河原とは大いに違って、サンダルか靴を履いていなければガラスや金属片でケガをする。そういうこともあって、夏休みではあるが、松尾橋西詰めの河川敷には子どもも大人も見かけない。とはいえ、京都盆地の中で唯一と言ってよいバーベキューの出来る場所であるその場所には今日は20名ほどの若者がテントを張ってバーベキューをしていた。その様子を筆者は昼過ぎに自転車で上桂のスーパーに買い物に行った帰りに見かけた。松尾橋西詰めから南へと土手の自転車道路を往復するのだが、帰りは遠くに松尾橋が見えてなかなか眺めがよく、気に入っている。昨日筆者は少年補導委員の毎年恒例の「水禍防止パトロール」の当番で、朝10時から午後1時までのちょうど3時間、松尾橋西詰めの下流側のテント下に陣取り、今日は別の少年補導委員たちがテント下にいることを眺めながら自転車で土手を走った。このテント下での監視はわが自治連合会の少年補導委員者だけが携わる行事で、同じ桂川流域の右京区やもっと下流の桂地区では同様のパトロールをしない。その理由は昔から松尾橋西詰めの河川敷が水泳やバーベキューに使われ続けているためだ。それ以外の場所でもバーベキューは可能だが、日陰が出来る松尾橋の橋脚下は涼むのによい。バーベキューに関しては地元住民がその騒ぎや臭い、処分されないゴミに辟易し、方策を打つべきと協議を重ねた結果、去年だったか、5月の連休を挟む期間に、ひとり200円程度の場所使用料を徴収し、そのための係員を置き、また臨時トイレを数個置いて、期間と区域限定のバーベキュー場所を営業することに決まった。その営業団体は国交省と聞くが、どこかに委託しているのだろう。人件費などの経費を入場料でまかなえたのかどうかは知らないが、有料期間以外に客は押し寄せ、彼らが撒き散らす残飯とゴミによって、200羽ほどの烏がその場所を埋める状態を筆者は目撃している。有料と聞けば、それがわずかな代金であっても支払いたくない人は多い。また彼らは臨時トイレもゴミ箱もない状態では、あちこちで小便し、ゴミはそのままにして帰ることは目に見えている。その後始末を京都市がやっているのだろうが、その費用は税金だ。地元住民から苦情が出て有料としたが、住民の中には自分たちもたまにはその河川敷でバーベキューをしたい人があって、住民の意見を多数決でまとめたのかどうかは知らない。期間を設けて有料としたことが今後市民に認知され、使用者のマナーが向上すれば、期間をもっと広げるだろうが、今のところその話は聞かない。
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 筆者は3年前に少年補導委員を務めた。今年は引き受けるべき人が高齢でまた体を動かすことが難しかったので筆者が代わった。そういう前例を作ると筆者は毎年誰かの代役をせねばならないことになるかもしれないが、その時はその時で相談するしかない。ともかくそれほどに高齢化が進み、昨日は少年補導委員の長老であるBさんとテント下でしばしその話をした。筆者がBさんを知ったのは嵐山に住むようになって間もない頃で、30数年前だ。その頃筆者は少年補導委員を1年だけ担当したことがあり、Bさんと顔馴染みになった。そのまだ若い頃から次に少年補導委員になったのは10数年前で、今年を含めて4回断続的に引き受けている。筆者も老けたこともあって、Bさんとは初めて長話をしたが、筆者にはBさんは昔のままで、またBさんもしきりに筆者を若いと言い、お互い年を重ねたことをお互い見つめている間は実感出来ず、ここ30数年で地域がどう変貌したかという話題によって自分の老いを確認している。ところで、昨日はテント下に若い女性がふたりいて、河川敷を監視する必要がないので、彼女らと談笑し続けた。彼女たちは筆者と同じように1年限りの委員担当で、将来Bさんのように本部役員にはならないだろう。筆者は家内が外で働き続け、筆者が息子の学校のことや地域のことを引き受けて来たので、30数年前に少年補導委員を担当出来たが、それは珍しいことであった。若い男は働くのに懸命で、地元のボランティア委員に携わっている暇がないからだ。当時のBさんは筆者をいずれ本部役員になってほしかったようで、今もその希望を捨てていないだろう。だが何でも引き受けられるほど筆者も暇ではない。30数年の最大の変化は夫婦共働きになったことで、それは地域の各種の行事に携わる委員にはなりにくいことを意味する。もちろん本部役員に女性はいるが、少数で、また高齢だ。このままでは少年補導の活動が縮小されるのはやむを得ないが、一方では少子化が進行中で、少年補導委員の必要性は縮小している。テント下の若い母親によれば地元の小学校は1学年2クラスで計50人弱だ。それにBさんによれば、昔はシンナー遊びをしていた若者が今は見かけず、夜にコンビニ前に集まることもなくなった。そのため、夜間のパトロールはほとんど意味がなくなっている。今日はその夜間パトロールが9時から小1時間ほどあって参加して来たが、桂川右岸の暗がりの自転車道路で出会ったのはジョギングする人や自転車で走る2,3人で、子どもの姿は見かけない。夜でも暑いのであたりまえではあるが、そもそも夜遊びで地元をうろつく若者がいなくなった。彼らはどこへ行ったか。塾でなければクーラーの効いた部屋の中でスマホでゲームしているだろう。無駄な体力は使わないという大人びた意識の一方で電気を必要以上に消耗していることを思わないのは、大人の責任か。
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 昨日は当番が終わりかけの10分前に、20代前半の男性が5、6人テント前を通った。バーベキュー場所へ向かうらしいので、筆者は声をかけた。彼らは入場料を支払ってバーベキューするつもりでやって来たのだが、その期間が過ぎたことを言うと落胆した。食材は持参したが、道具がないからだ。それで彼らは食べずに泳いで帰ろうと言うと、筆者は水難防止の浮き輪をテント下に保管しているので、もし溺れているのを発見すれば松尾橋の上から浮き輪を投げると冗談交じりに言ったが、水量は膝までもなく、大人は溺れることはない。話をしている間に70代半ばの肌が赤銅色に焼けた男性がまたやって来た。その人はすぐ近くに住むようで、2時間ほど前にもテントにやって来てBさんと話した。Bさんによれば名前を知らないが、毎日テントにやって来て話をして行くとのことだ。その男性が言うには、テント下の長椅子6脚を午後の部の少年補導委員がテントの柱に昨日はくくりつけずに帰ったとのことで、以前はそのベンチをバーベキュー客が持ち去り、挙句燃やしてしまったそうだ。そのため、必ず折りたたんでテントに立てかけ、鎖でくくって鍵をかけるようにと注意するのだが、少年補導の長老のBさんにしても前日の担当者の不注意なので平謝りするしかなかった。その男性の日焼けが徹底しているのは、毎日何度も松尾橋周辺をうろついているためであろう。そして筆者と若者たちの話の間に早速加わり、バーベキューをしたいのであれば橋脚の陰にいい場所があり、またどこそこに電話すれば業者が必要なものを持ってやって来ると親切に応対する。業者は2,3キロ離れたところにある焼き肉屋で、松尾橋西詰めのバーベキュー場所の専属業者のような形になっているそうだ。午後1時になったので筆者はその場所からBさんとともに去ったので後のことは知らないが、6時半頃に「風風の湯」行くと、彼らが脱衣場にいて帰り支度をしていた。バーベキューを3時間ほど楽しみ、その後に「風風の湯」に行って2時間過ごすとちょうどその時間になる。今日は炎天下の河川敷で20人ほどが過ごしていてその猛者ぶりに呆れるが、せっかく松尾橋までやって来たからには過ごして帰らねば損との考えだろう。筆者もその様子を横目に自転車で上桂まで走り、たくさんの買い物をしたのは同じような考えによる。いつもなら家内と一緒だが、この暑さでは家内の体力は持たない。それに意を決して出かけるからには、可能な限りたくさん買い物をして来る。それで自転車の前籠と、後部座席にくくりつけた段ボール箱いっぱいの買い物をして帰った。その中に大きな西瓜一玉があって、それを買うために出かけた。水禍は避けるべきだが、西瓜は歓迎で、夏になればこれにかぶりつかなければ生きている気がしない。西瓜、甘いか、しょっぱいか。甘くない西瓜でも食べれば体は冷ややかで、後は午睡で横になるだけ。
by uuuzen | 2019-08-10 23:59 | ●新・嵐山だより


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