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●鶏頭傾倒経過観察、その3
りの折り紙の千羽鶴を見るたびに、それを作るために要する時間を思う。一羽一分として千分で、17時間ほどになる。どうにかひとりで一心不乱に一日要すれば折ることが出来る。



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そうは言っても色のバランスを考えたり、糸を通して房にしたりする他の手間を含めば2日はかかる。戦時中は千人針という風習が流行って、これは赤い糸の結び目を白い布に千人に作ってもらうことであったが、玉結びを千個並べるだけのものから、虎の絵を表現する凝ったものまであった。虎の代わりに鶴では平和の祈念となって、出征する兵士が持つには本当はふさわしいが、女性っぽいので軟弱者と謗られたであろう。「鶴の恩返し」からしても鶴は女性の象徴と取られやすい。筆者は退屈しのぎにたまに飴の包み紙などで鶴を折るが、千羽鶴を折る気はない。誰が折っても同じでは面白くない。それで色紙を1枚だけ使って切り紙を作る。それで千羽鶴模様を表現することは大変だが、千羽鶴を折るよりかは時間を要せず、また千羽にこだわる必要はない。そう言えば筆者は「左右対称の切り絵」で折り紙の鶴を題材にしたであろうか。作った覚えはないが、忘れているだけかもしれない。最近気づいたが、筆者は鶏頭と毛糸を結びつけて「左右対称の切り紙」を作ったことがある。2005年2月に作った「ケイトウの毛糸」がそれだ。これはその1か月前に作った「ケイトウに傾倒する鶏頭」と関連していて、またその2点の切り絵は今年筆者が裏庭で育てている「ケイトウ」につながっている。この植物を「鶏頭」と書くと、「鶏冠」である鶏の頭と紛らわしいので、それで切り絵では「ケイトウ」と書いた。先月は「左右対称の切り絵」のアイデアを10ほど思いつき、それらを作ろうとしたが、そうこうしているうちに暑くなって来たこともあって作業が進んでいない。それらのアイデアの中に鶏頭と毛糸を扱ったものがある。前述の「ケイトウに傾倒する鶏頭」や「ケイトウの毛糸」と概念継続しつつ、新たな要素を加えたもので、一方では15行×15段の文章のほかに、曲の作詞を想定している。つまり、「左右対称の切り絵」から10数年経ってのパワーアップだが、これを何かに対する祈りとは思っていない。もともと筆者には祈りという行為が似合わない。たくさんの神社を訪れても、それは祈願のためではなく、神社の造形が聖なることとどう関係しているのかを知りたいためだ。それは「聖なる表現」に対する関心で、筆者は昔から聖なるものを感じさせる作品を生むことが出来ないかと思っている。聖人が存在するとして、彼らが作るものがことごとく聖なるものになるかと言えば、筆者はまだわからないでいる。それに筆者は聖人にはなれないことを知っている。さて、今日の写真は昨日撮った。尖った赤い花が小さく見え始めているが、鶏冠に似た形の久留目鶏頭に成長するのだろうか。心配であればそう祈念すべきだ。
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by uuuzen | 2019-08-09 23:59 | ●新・嵐山だより


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