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●神戸元町のFREAK OUT RECORDSとザッパ関連ニュース
望を満たしたいのが人間で、それで東京などの大都会にますます人が集まる。都会はあらゆる商品が溢れ返っているからだ。ところが、今はネットで本やCD、それに衣服も買えるようになり、筆者は繁華街に出る必要があまりなくなって来た。



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展覧会や図書館、あるいは母を見舞うために繁華な地域に一旦出る必要がある程度で、最近はライヴを見るのに出かける必要もある。家内も筆者もたまには繁華街を歩くのが好きで、今年の長かったゴールデン・ウィークは展覧会を見るついでに神戸、大阪へ、そして筆者だけで奈良を訪れた。繁華街に行くと食事をしたり、喫茶店で休憩したりもするが、家内は交通費を使って出かけたからには、いつも百貨店の特に地下の食品売り場を訪れたがる。そのことに長年付き添って来たので、どういう菓子店があるのか、それらの店の商品はどういうものかということを筆者はかなり知っている。たまにはそういう有名な菓子を買って帰るが、サーヴィスその他を考えるとスーパーより安い場合がある。今月2日は展覧会をひとつ見るために神戸方面に出かけた。食事のために三宮に出ると、目当ての店が休業で、別の店を探して食べた後、JR元町駅以西の高架下を歩いて昔から気になっている中古レコード店に行こうと思った。元町はアーケードのある長い商店街を家内といつも歩くことにしていて、高架下は元町以西には行ったことがなかった。JR元町駅で高架下商店街は途切れていて、駅の以西の商店街には足が向かなかったが、トンネルのようなその狭い道を歩くと、移転してシャッターを閉めた店が目立った。4日の谷9でのライヴハウスで明石在住のSさんから聞いたが、再開発の予定があるらしい。これは2月中旬に精華大で旧こいけさんの演奏を目の当たりにした後のことだが、彼女のツイッターを見ると、その中古レコード屋と、真向かいの小さな酒場の写真があった。神戸を拠点にする彼女はその店やその周辺を根城としているようだ。今日の最初の写真はその店の前で撮ったが、若い男性が店開きの準備をしていた。あまりに狭く、10人も入れないだろう。そのザッパのアルバムに因む名前の「FREAK OUT」というレコード店は、店先に商品が溢れ返り、筆者は店内に入ってすぐに出た。同じように大量のLPを置く中古レコード店や、古本屋が2,3軒あって、ネット時代以前にこの商店街を知っておけばと思った。筆者は長年中古レコード店と古書店巡りを趣味として、繁華街に出ると必ずそれらの店を訪れたが、ネットで買えるようになってほとんどそうしなくなった。商品を調べるのが億劫になったからだ。古書店はさほどでもなく、特に美術書のコーナーは必ず棚を一通り見る。そして、めぼしい本はほとんどないが、たまに珍しいのを見つけると迷いながら買わないことが多い。そしてそういう時は大いに後悔し、結局ネットで探して半年や1年後に割高で買う羽目になる。
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 ついでに書いておくと、元町駅から東50メートルほどの高架下商店街のとある店先に、首がふたつの子猪の剥製が置かれる。筆者が知る限り、40年ほど前からあり、神戸の人なら誰でも知っている。筆者が家内と暮らし始めた頃、勤務していた染色工房に筆者は若い女性をアルバイトで雇った。神戸育ちの彼女は前述の首がふたつの猪を見るのが怖かったと言った。家内より5,6歳下で、家内のことをお姉さんと親し気に呼びかけていた。工房のすぐ近くのアパートに住んでいて、当時筆者と家内が暮らしていたボロ・アパートには風呂もシャワーもないことを知っていた彼女は、真夏のある夜、アパートに遊びに来いと言った。早速出かけて家内と筆者は順にシャワーを浴び、その後タロットで占いをしてやろうと言うのでそれに応じた。家内の運命はどうであったか忘れたが、悪くはなかった。一方、筆者は自分のことをよく覚えている。彼女はFOOLのカードともう1枚を見ながら、筆者は危なっかしい綱わたりをする愚か者の人生だと言った。それからほとんど40年、そのタロット占いのとおり、筆者は落ちそうで落ちない綱わたりの人生を続けて来ている。それはいいとして、彼女はとても気さくで、水商売に向きそうな顔つきであったが、もう会ってもお互いわからない。それに水道工事屋の彼と別れるために遠くへ引っ越すと言っていたので、染色工房には1か月もいなかった。当時すでに筆者は盛んにザッパのレコードを聴いていて、彼女は確かザッパの名前は知っていた。その当時から元町のFREAK OUTレコード店があったのかどうか知らないが、あったとすれば彼女はその店も知っていたであろう。ところで、先ほどアメリカの大西さんからメールがあり、写真が2枚添付されていた。1枚は音楽雑誌『ミュージック・ライフ』の専属カメラマン長谷部宏による写真集『ROCK THE BEST』に載るザッパの写真とサインだ。長谷部は60年代から30年にわたって欧米の有名ミュージシャンの写真を撮り、90年代終わりにも写真集を出しているが、今回発売の『ROCK THE BEST』はミュージシャンの写真とそのサインが印刷される。写真の撮影からサインの時期は当然かなり遅れる。ザッパの写真は70年1月のようだが、サインは「雑葉」とも書き、これは来日した1976年以降のものだ。もう1枚の写真は左端にアル・ディ・メオラが立っていて、81年にザ・リッツでの演奏時だ。右端に映像撮影者が写るので、動画が存在するのだろう。今月3日は梅田のタワーレコードに立ち寄ったが、春のレコード・ストア・デイ発売のザッパのギター曲ばかりのLPはなかった。ebayでは送料込みで5000円ほどで買えるが、同じ内容のカセットを80年代に買ったのであまり欲望が湧かない。アマゾンに注文中の76年のニューヨーク・ライヴは遅れに遅れて6月上旬に届く予定。
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by uuuzen | 2019-05-10 23:59 | ●新・嵐山だより
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